♪大地一人のスカイツリー暮色♪

有料版/運命鑑定
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苦しむ・・・って、本当の自分になること?

2012-07-31 20:13:35 | 日記

人生相談を、ラジオでよく聞く。

 

すると、いつも思うこと・・・

「苦しむって、本当の自分になりたいということ」

・・・ではないか?

 

どういうこと?

 

苦には、無限の種類がある。

 

夫の浮気で苦しむ妻も、

その形式は、多種多様、千変万化。

一人一人の妻によって、全部違う。

 

個人の悩みとは、そういうものであって、

皆、「自分は、自分特有の悩みで苦しんでいる」

と思っている。

 

いや、

人間は、「自分自身になりたいから、

苦しむのではないか?」

 

妻になるという喜び・・・

3年くらい経つと、次第に飽きてくる。

で、妻Aから女・山田よし子になるために、

夫の浮気を苦しむ妻になる!

 

本当は、男の浮気はかなり、当たり前のことだ。

男にとって、女は、ある種トイレだ。

性欲をもらすトイレだ。

だから男は、女に言い寄られると、断れない。

顔なんか、どんな女でもかまわないのだ。

性器さえ、ついていればいいんだ。

 

それをわかっていて、妻山田よし子は悩む・・・(ふりをする)。

妻の演技を捨てて、自分自身になるためだ。

・・・そういう構図ではないか?

 

人間とは、圧倒的に「自分自身になりたい生き物」

なのではないだろうか?

 

夏目漱石の『こころ』

主人公は、田舎に帰る。

田舎の人は言う。

「東京帝国大学に行ってる秀才なんだから・・」

でも主人公は、言う。

「でも東大も、500人もいるんだからね・・・」

 

その気持ち、すごくわかる。

主人公は、「500分の1」であることに、

耐えられないのだろう。

 

オリンピックで金メダルを取って・・・

最初はうれしい。

でも、そのうち「金メダルを取ったA」になる。

世間はそう見るからだ。

ステレオタイプで、金メダルを見る目だ。

金メダルを取ったから、世間は自分に愛想がいいのであって、

本当の自分は、全然愛されていないのではないか?

・・・・

そう言えば、体操の加藤沢男は、金メダル8個取った・・・

 

ノーベル賞も同じ。

最初、飛び上がるほどうれしい。

でも、そのうち、およそ850人が過去に、

ノーベル賞を取っていることに気づく。

な~んだ・・・850分の1か・・・

 

 

作詞家のなかにし礼は、

最初、自分の曲を、銭湯で他人が歌っているのを聞いて、

とても、うれしかった・・という。

 

しかし次第に、ヒットするのが当たり前・・・

そのうち、ヒット曲を出すこと、

それがプレッシャーになる。

 

美人もそうだ。

皆から美人と言われると、

もはや、うれしいよりも、苦痛にさえ感じることもあるだろう。

 

それでいて、不機嫌になると、

「美人なので、気取っている」と言われる。

「美人なので、態度がデカイんだろう」とも陰口。

美人なんか、やってられない!

・・・美人薄命という意味は、そういうことなのだろう。

 

 

芸能人は、よく自殺する。

「売れた芸能人」は、虚構だ。

整形手術をして、年齢ごまかして、

好物も、趣味も、適当にウソを言い、

ドラマや歌では、偽の演技を演じる・・・

そのうち・・・本当の自分がわからなくなる。

 

本当の自分になるために、自殺する。

そうやって・・・芸能人は自殺する・・・

本当の自分になるためである。

自殺が最後の「自分になる方法だったとは・・・」

 

どんなに有名になっても、

どんなに金が入っても、

人間は、「自分になりたい」生き物らしい。

 

いや、そもそも有名になるということ自体が、

「有象無象の大衆」から自分を際立たせるためではないか?

 

しかし有名人の中では「無名無力の自分」。

 

元来、幸福の種類は、とても似ている。

そもそも、「皆が褒める栄誉」は、

「皆が褒める」・・・という意味において、

ステレオタイプにならざるをえない。

 

じゃあ、以上述べた悪循環をどうやって断ち切るか?

 

結論を言おう!

「自分の幸福を見つければいい!」

「自分に合った幸福を見つけるしかない!」

 

「皆で仲良く」・・・は、ある種、

地獄の思想だったのだ。

「皆で仲良く」・・・は、実のところ、

最も戦争を産み出す思想だったのだ。

 

「本当の自分の幸福を見つけなさい!

あなただけの!あなた特有の!」

・・・これが、世界を平和にする方法だったのだ!

 

そして、不幸にならないための、

唯一の思想だったのだ!

 

 

どうか、あなた自身が自分流に輝く「何か」を、

見つけてください!

 

でないと、不幸の落とし穴が、大きな口を開けて、

直ぐそこで、あなたを待っていることでしょう!

 

「あの人」の幸福のマネをしてはいけない!

そこからは幸福どころか、

地獄が生まれることでしょう!