今日は、マーブルの病院の日でした。
内科(糖尿病)と、眼科の診察、
そして、お薬(注射器、目薬など)と、療法食(ドッグフード)の購入をしました。
診察の結果は、まずまず良いとのことで、
今と同じ治療を続けることになりました。
タイトルに書いた「何が起こったのか?」の説明をしますね。
思い出すのも辛くて、うまく書けるかわからないのですが・・・。
動物病院に着いた時、
私と同年代の女性と、真っ白のワンちゃんがいました。
とっても可愛かったので、話しかけたりして(ワンちゃんに)
その女性の横に座りました。
待っている間も、私の横で寝そべっているその子はすごくお利口さんで、
飼い主さんの言うことをよく聞いていました。
それから、名前が呼ばれ、診察室に入って行った女性と白のワンちゃん。
しばらくして、診察室から出てきました。
入った時と同じく、元気な姿で。
その後、私も名前が呼ばれ、マーブルと診察室に入りました。
診察が終わり、出てきたら、
ドアの向こうで、なんと、そのワンちゃんが倒れていたのです。
慌てる看護師さんたち、すぐに獣医師さんも飛んできて、
ワンちゃんを抱き抱えて診察室に入っていきました。
えっ!?何が起こったの?
何がなんだかわからない。
抱えられたワンちゃんは、もう意識がなく、頭も手足もダラリと下がっていました。
何が起こったのか?
急変した原因と考えられるのは、アナフィラキシーじゃないかと思います。
ほんの10分余りで死に至るなんて。
その様子を目の当たりにして、ショックでした。
飼い主さんの悲しみを思うと、胸が潰れる思いでした。
アナフィラキシーは、誰にでも起こりうることだし、
誰が悪いわけでもなく、もちろん、病院も獣医師さんも悪くない。
身体に合わない何かによって、反応が起きてしまう。
私も過去に、薬によるアナフィラキシーがあったので、
(薬は一般的な大衆薬)
たまたま、私の体質と薬が合わなかったことで、
危うく死ぬところでした。
(仮死状態で救急搬送されました)
他の人にとっては「薬」でも、私にとっては「毒」になってしまった。
こういうことは、あり得ること。
帰り際、ワンちゃんの飼い主さんにお会いしたのですが、
なにも言えず、ただ頭を下げました。
その方は、泣き腫らしたお顔で、小さく頭を下げてくれました。
飼い主さんの女性とタオルに包まれた白のワンちゃんの乗る、動き出した車に向かって、
手を合わせました。
悲しいできごとでした。