NO19-バートン・フィンク

　ナイトウォッチはもちろん映画館で見るつもりです。あまり期待はしてないけど。

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　コーエン兄弟の「バートン・フィンク」を見た。コーエン兄弟の作品からはカルトな匂いが漂っている。バートン・フィンクのパッケージには、驚愕する主人公の男性の額に蚊のシルエットが浮かんでいる写真。以前から興味があった作品だ。

　自身が製作した映画のストーリーを絶賛され、嫌々ながらもハリウッドに乗り込んで新作を書き連ねるバートン・フィンク。決して快適とは言えないホテルで缶詰になってタイプライターに指を乗せるが、思うように進まない。隣の部屋の男性が奇妙な声をあげる。湿気のために剥がれる壁紙。壁に掛けられた海岸に座る女性の写真。

　やがて起こる殺人事件。色々な疑問が放置されたまま、やがてエンドロールを向かえる。この作品は雰囲気を楽しむタイプに分けられる。そういう映画は嫌いじゃないし、昔はむしろ好んでいたと思う。けど僕のセンスにはないタイプだった。以前、コーエン兄弟の「ビッグ・リボウスキ」を見たが同じような印象を受けた。僕はコーエン兄弟向きではないらしい。

　　今年見た映画の順位

　　１位－ コンタクト
　　２位－ マトリックス-リローデッド
　　３位－ マトリックス
　　４位－ オールドボーイ
　　５位－ スクールオブロック
　　６位－ DEEP BLUE
　　７位－ スターウォーズ　エピソード３
　　８位－ 下妻物語
　　９位－ パッチギ！
　１０位－ ブラザーフッド
　１１位－ スウィングガールズ
　１２位－ 誰も知らない
　１３位－ マトリックス-レヴォリューションズ
　１４位－ ガンモ
　１５位－ 女と女と井戸の中
　１６位－ バートン・フィンク
　１７位－ ブレイド
　１８位－ 8mile　
　１９位－ ハサミ男