実家を整理していたら、古いネガを発見
たぶん、OM-2で撮ったんじゃないかと思います
ストラットタワーバー、KYBのショックアブソーバー、SABELTの四点シートベルト
このクルマで、ヒール&トウを習得しました
8年ほど乗りましたが、ラジエーターからの水漏れが止まらなくなり、泣く泣く手放すことになりました
涼麻が2歳を迎えた頃、涼麻家にやってきた涼麻号
17年経っても、エンジンや足回りは十分に元気なのですが、ルーフレール取付部からの浸水により暗電流が増加したり、半ドアスイッチが不安定になるなど、走りとは関係のない部分で不調をきたしています。
どちらも、車体の部分的な亀裂や変形に起因するもので、これには保管環境が大きく影響していると思われ、まあ、致し方のないことなのでしょう。
13年目以降は、自動車税が15%アップし、自動車重量税は39%アップしています。
8回目の車検が迫っており、重量税は18年目以降にはさらに10.5%アップすることですし、そろそろ買換どきのようです。
17年前、国産車でこのような流麗なヨーロピアンデザインは限られていて、今でもかっこいいと思っています。
最近は、どのメーカーもSUVライクなデザインが主流。一方で、先進運転支援システムの進歩には隔世の感があり目を見張ります
「ずんぐり豹」や「バイエルン自動車」もいいのですが、さすがに手が届かないなー
先日、ディーラーを訪れたら、ワンコバギーの冊子が置いてあって、
パラパラとページをめくってみたら、
かわいいウエスティがモデルをやっていました
ずっと気になっていた「とんぶり」、畑のキャビア
なんと魅惑的な呼び名でしょう。
ワクワクしながら、豆腐にのっけて食べてみました。
んー
まぁ、味というよりも食感を愉しむものなのでしょうかね。珍味?
好きな人は好きなのでしょうけれど、
涼麻父にとっては「これ、食べてもいいのだろうか・・・」
ーなんてね。
とんぶりは、ホウキギの実なのだそう。
文字通り、枝を乾燥させて箒にしていたのだとか。
別名「コキア」
そう、ネモフィラですっかり名を馳せた「ひたち海浜公園」で、
夏場に「みはらしの丘」を埋め尽くすコキア。
あれは食用ではないそうですが、仲間。
なるほどー
お吸いものを作りました
まるで、「松茸のお吸いもの」みたい
ですが、これは「しめじ」。京丹波産「大黒本しめじ」
「香り松茸、味しめじ」と言われるように、味自体はしめじが上等とされているようですが、このときのしめじというのは、いつもスーパーで買っている「ぶなしめじ」ではなくて、「本しめじ」のことだそうです
姿がずんぐり、福々しいので「大黒」が枕詞になっています。
5分ほど酒蒸しにして、
抽出された旨味成分を、鰹昆布出汁に混ぜ入れれば、冒頭のお吸いものができあがります
で、「味」はどうかというと、、、
そもそも、キノコ類って口に含んで噛んだときに出てくる成分を味わうわけですが、酒蒸しにすると味はアルコールに抽出されるので、味はキノコ本体からだし汁に移っています。その意味では、確かに味わい深い感じはしました。
それよりも何よりも、繊維が太めでしっかりしていて、松茸を凌駕するのではないかというのが驚きでした
はじめて手に入れて、はじめて炊いてみた「百合根」
軽い舌触り、ほんのり甘くておいしい
京野菜の代表格の一つ「万願寺とうがらし」
破裂しないように、串で穴あけしてグリル焼きに
重箱をリフィル
お雑煮。元日は白味噌でしたが、二日目はお吸い物にしようと
具材たくさん。ごぼう、海老芋、くわい、紅白かまぼこ、百合根、よもぎ麩、聖護院大根、金時人参、れんこん、三色だんご(魚すり身)
「巻湯葉」も加えて、
三つ葉と柚子をトッピングして完成
超具沢山の一品になりました
今年のおせち
海老芋とくわいは初登場
巳年なので、紅白かまぼこをニョロっと🐍
白味噌のお雑煮に初挑戦
夷川「豆政」の五色豆
昨年は、何回も京都を訪れました。
京都には神社仏閣はもちろんのこと、モノばかりでなく文化や生活に伝統が守られています。
職人が多くて、リスペクトもされています。
喫茶店で、隣席のたわいない会話の中にも、こだわりや理屈が息づいています。
日々、どんどん変化し続けなくてはならないことが宿命づけられてしまった東京に比べ、
否、そのような東京があるからこそ、京都は、うまいこと古き良きものを守り続けることができているのかも知れません。
令和になった現代で昭和は2つ前の元号。昭和生まれの涼麻父にとっては明治に相当します。
古いものは退屈なものばかりかというと、そうとは限らず、結構おもしろいものがあります。というか、おもしろいものは、生き続けているわけですね。
電車の中で寸暇を惜しんで携帯板を突っついている未来人が、千年前の源氏物語に共感できるのですから。
涼麻父、以前から味わってみたかった正月の素材があります
まずは「くわい」
星新一のエッセイに登場して、どんなものなのか興味津々でした。
皮が青緑色!
芽が出ているので縁起物。皮を剥くときに芽を折らないように気をつけます。
なんだか栗のような感じです。
5分ほど茹でて、砂糖、みりん、薄口醤油を加え、さらに10〜15分ほど茹でて、串が通るほどになれば、冷ましながら味を入れていきます。
つぎは「海老芋」
育てるときに、土を少しずつ被せていくので、縞模様が出来上がるのだそう。
この模様が縁起物の海老に似ているので、おせちに入ります。
両端をカット、皮を剥いたら、くわいと同じように下茹でしてから味付け。硬めの里芋といった感じ。
そして「百合根」
花びらのように剥いて、下茹でします。透明感が出るまで。
別に作っておいた調味液(水、砂糖、みりん、塩)に熱いまま投入して、味を入れていきます。
白さが大切なので醤油は使いません。
あとは、、、
利尻昆布&鰹節の出汁を水で引きます。三が日のお雑煮に使います。
それから、お屠蘇の準備
京都の純米酒「英勲」一合を屠蘇散で一晩、漬け込みます。
年越しそばは、恒例、京都松葉の「にしんそば」
祇園原了郭の粉山椒を振って
墨田区墨田5丁目の多聞寺
寺名が示す通り、御本尊は毘沙門天です。
山門の手前、駐車場の向かいに石塔群があります。
向かって右から2番目が、主尊が地蔵菩薩である庚申塔。
上方に地蔵菩薩の梵字「カ」
刻字は「奉納造立地蔵尊庚申供養」「延寶八年庚申九月吉日」(1680年)
60年に一度巡ってくる庚申年の造立です。
左から4番目は庚申文字塔。
「奉造立庚申供養講中二世安穏」「(元禄)十丁丑天」「□月十九日」(1697年)
下方に三猿が配されていますが、風化のため、見ざる、言わざる、聞かざるの判別が難しい状況です。
その左側も庚申文字塔。
上方に瑞雲つき日月、その下に阿弥陀如来の梵字「キリーク」
「待庚申」「延寶八年」「十一月吉日」(1680年)
下方に三猿。こちらも風化のため判別が難しく、全員が言わざるのように見えてしまいます。
その左に六臂合掌青面金剛像
右上手に戟、左上手に宝輪、両下手に弓矢。足元左右に二鶏。
「奉〜庚申〜諸願成就」
下方に三猿(言わざる、聞かざる、見ざる)
最も左側も六臂合掌青面金剛像
上方に瑞雲つき日月
右上手に戟、左上手に宝輪、両下手に弓矢、右本手の持物は不明、左本手にショケラ。
足元左右に侍るのは二童子。
下方に三猿(言わざる、聞かざる、見ざる)