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いつでも君のこと好きだったよ

『塩狩峠』と『ごろはちだいみょうじん』

2018-01-14 19:27:30 | 日記

 きのう、ここに『塩狩峠』と『ごろはちだいみょうじん』についてちらっと書いたのでしたが。

 

 調べてみたら、

  『塩狩峠』作:三浦綾子 初版発行1968年

  『ごろはちだいみょうじん』作:中川正文 初版発行1969年

 

 でした。 初版発行が1年違いなのですね。 私が幼稚園のころに読んだ『ごろはちだいみょうじん』。発行されてすぐに買ってもらったのかもしれません。

 

 たぶん、伯母が買ってくれたのだと思いますが、当時の大人はその共通性に気が付いていたのでしょうか。

 

 書く立場からしたら、そんなに間をあけずに「童話」にするって、遠慮するというか、二番煎じと思われたら嫌だとか考えると思うのですけど。

 

 もっとこの2作が離れた時期に発表されたものなら偶然と言えるけれど、1年違いで、しかも『塩狩峠』は連載されたのちに本にされているし、当時の人ならこの事故を知っていただろうし。

 

 ひょんなことから、もうずっと忘れていた『ごろはちだいみょうじん』を思い出して、作者の中川さんの心情を考えるに至っている。なんだかおもしろいなぁと思います。

 

 

コメント
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