Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

鰻重 ”うなS”

2018-04-30 07:00:15 | 日記
次女夫婦が草取りに来てくれました。貴重な連休でしょうし、自分の家の草取りも儘ならないのに…。有難う。
当地は昔から鰻の泥を吐かせるために豊富な富士山の伏流水を使っています。それで鰻の臭みが除かれ美味しい蒲焼になると言い昨今有名になりました。休日ともなると”S家”や”うなY”は県外からの観光客で長蛇の列となる。そこで郊外の隠れ蒲焼屋”うなS"で夕食をご馳走しました。ここは昔からの素朴な田舎の割烹料亭でしたがブームに乗って改築し鰻料理を主としたよう。勿論婿殿は一匹半鰻重、次女と私は一匹鰻重としました。鰻のたれが濃くなく料亭風で鰻その物の味が良く解る。山椒粉も本物のみで挽いてあり香りがとても良い。やがて観光客に乗っ取られるのでは…と心配してます。

山の藤

2018-04-25 17:31:22 | 日記
藤の花の名所が満開と言っています。ウォーキングの途中の山の藤も咲き始めました。房の先端はまだ開いていないので藤の花が風にゆれて波のように見事になるには未だ2、3日かかるでしょう。一枝頂いて来た。青紫の濃淡が上品で自然の造形って凄いですね。よくぞ神は創り賜うたといつも思う。少しの間家で楽しませてもらう事にしました。

吊るし五月人形 1

2018-04-22 21:20:29 | 趣味
もう十年以上前に作った吊るし五月人形の金太郎。如何にも悪戯っ子のような顔、かつての横綱朝青龍に似ていませんか。顔は勝手に黒糸で縫い書きます。一人でお座りも出来ますよ。型紙が良く考えられているといつも感心します。

桃太郎のお出まし 2018

2018-04-20 14:53:37 | 日記
端午の節句も近くなりました。当地の人形作家”みち子人形”の桃太郎です。桃太郎の少々離れ気味だが優しい眼がとても気に入っています。そしてワンちゃんのご主人様を信頼しきった顔にも慰められています(毎年同じ事を書いているかも)。思い切って買って良かったと彼の顔を見る度に思う。何故ならば私が手に入れた後、みち子さんは他界してしまった。チャンスは掴まなければ…と常に思っています。

タンドリーチキン

2018-04-19 16:12:07 | お料理
近くの少し高級なスーパーマーケットでタンドリーの味付きチキンが、お安く手に入る。早速じゃがいもとダッチオーブン風の容器に入れてアラジンのグラファト・オーブントースターに放り込んでローストする事20分。タンドリーのスパイスがじゃがいもに移り外はカリカリ、中はほくほくのじゃがいもがメインのチキンより美味しくつい炭水化物である事を忘れ食べ、そしてa glass of wineになってしまう毎日…この凝り性どうしましょう。

薬石としての本たち 南木佳士(文藝春秋)

2018-04-18 16:29:33 | 日記
著者はお医者さん。寡作なので概ね読んでいるが「ダイヤモンドダスト」や「トラや」、「阿弥陀堂だより」など優しいタッチで書いているので読後は心がとても安らぐ。彼が医者の道に進んだのは何か技術を身につけて糊口を凌げる職を…と考えたからだそうです。とても繊細でご自分の身の丈をも心得ているお医者さん(だから、うつ病になどなる)、うつ病と共存し患者の気持も良く解る。先生の薬石となった本は難しい専門書もあり「村で病気とたたかう」若月俊一著、「エピクロス 説教と手紙」(岩波文庫)、「流れとよどみ」大森荘蔵著、『マンネリズムのすすめ」丘沢静也著、「脳を鍛えるには運動しかない」ジョンJ・レイティ著など。これらの本が医者としての背骨を作ったと言っています。
同じ動作の繰り返しの運動は脳の血流を増しそれによって”脳由来神経栄養因子”などの物質が創られ、それはあたかも植物の肥料のごとき働きをし新たな神経回路を形成するのだそうです。運動はしなければ…ね。

アスパラガス

2018-04-17 10:13:40 | 日記
なかなか手に入らない白アスパラガスを見つけた。紫色の太いアスパラも並んでいた。栃木県産。この時季ヨーロッパでは市場で山盛りの太った白アスパラが売られています。何度か出会い食べた事がある。その甘く食べ応えのある太さ…忘れられず絶えずシーズンになると探している私がいます。ところがこの白アスパラはご覧のように細く筋っぽくて情けない、甘さなんて全くない。紫アスパラが慰めてくれました。茹でるまえはもっと綺麗な紫でしたが甘くて柔らかく太いから食べ応えはある。細いアスパラはもう買わない。
毎回書いていると思うが石井よし子がパリに留学した時フランス人はシーズンになると白アスパラを食べる事がスティタスで、お金のない人は下仁田葱に似たリークと言う葱をスープで煮て食べたそうです。何回か下仁田葱をコンソメで煮て食べてみたけれど美味しかった。これは”貧乏人のアスパラガス”と言ったと彼女のエッセイ「パリの空の下オムレツの匂いはながれる」に書いてあります。古い話です。そういえばプルーストの失われた時を求めてにも「アスパラガスを見て恍惚とした。海の青とバラ色に染まり、先端は薄い紫と空色で細かく彩られ、その色は根元に向かって気づかないほど徐々に薄れていく…」と言い「女体に似ている」と描写している(フランス版コミックより)。フランス人にとってアスパラガスは特別なものであったのでしょう。

あじひものまぶし弁当

2018-04-14 21:24:15 | 日記
今日土曜日、朝日新聞"be"の”食べテツの女”と言うコラム欄に当市の駅で買った”あじひものまぶし弁当”が美味しかったと評論家が書いていた。早速駆けつけ買ってみました。白ご飯の上に焼いた鰺の干物の身をほぐして乗せてある。刻んだ大葉と白ゴマが生臭みを消していて少しのしば漬けと小梅もぴったり。白湯のお茶漬けもいい…と評論家は言っているので半分はお茶漬けにしてみた。鰺からやさしい出汁が出て素朴で美味しいお茶漬けになった。何処から何処まで地味なお弁当ですが華やかな見かけだけのお弁当より単純にその土地の良さが出ていて天晴れです。創作者に拍手!。540円というのもまた素朴でいい。

奇妙なアルバム

2018-04-13 14:22:51 | 日記
キュリオシティ・アルバム…奇妙な変てこなアルバムを作った。身体にメスを入れ、しかも脊柱の手術なんて晴天の霹靂だった。術後のレントゲン写真や傷跡(自分でカメラを背中に廻して撮影と言う技で何回かシャッターを…)を記録に残しました。主治医との記念写真も入れました。まさに奇妙なアルバムです。頭が変じゃないの?と言われそう。アルバムの金字も自分で書きました。このような冊子を作るのも私の趣味の一つ。花柄はリバティのプリントを裏打ちして使っています。