もう、クリスマス・カラー

残暑が厳しいのに、もうクリスマス・カラーの鷹の爪が採れてしまった。立派な真っ赤な鞘が虫に喰われ始め落ちてしまう。こんな辛い物を好む虫もいるのですね。いつも11月頃採ってしばし吊り下げて楽しむのに…。鷹の爪は私の料理には欠かせない。去年はまだ体調が思わしくなく植える時期を失って友達のＭさんから一本頂き便利に使わせて貰った。考えてみるとイギリスでは夏のバカンスが終わるとお互に”サマー・ホリデイは如何でしたか？”と尋ね合う事が挨拶でそれが終わるともうクリスマスの話で街中がクリスマス・バージョンへ移行します。…だから我が家もいいかなッ？

旅ゆけば味わい深し 林望著（産業編集センター）

ちょっとへそ曲がりで、でも心和む文章を書くリンボウ先生のファンです。”決まりきった旅をしてそこの名産を食す…というのはもう千万の人の目の垢がついている”含蓄のある言葉を面白可笑しく言っています。そこで先生が講演などで駆け回るその土地で隠れた美味を探したり、たまたま出会った美味しいものを紹介すると言う訳。あくまでもご自身の拘りを持って、です。鮪の血合いを美味しく食べる料理にはびっくり。醤油、酒、味醂にすりおろした生姜をどさっと加え、鮪の血合いを漬け込んで唐揚にする。”醤油と生姜の香りが立ち生臭さはほとんど皆無。じつにじつに美味掬すべきものがあった”と言う。でも馴染みのお鮨屋から分けてもらった血合いで事の外新鮮であったのでしょう…と思う。”あんこ”大好きで下戸の先生がもしワインなどを愛飲したらどんな独創的な料理を作るのか…いつも惜しいなあと思っています。

バターナッツ南瓜のミネストローネ

やあっ～美味しく出来て驚いた（自画自賛）。玉葱、じゃがいも、人参、トマトそしてベーコンを少し加えてオリーブオイルでさっと炒め、ル・クルーゼに移しひたひたの水とマギーのチキンスープを振り込んで、途中野菜の灰汁をすくいコトコト20分位。南瓜もじゃがいもも形が崩れていない。南瓜の甘さとトマトの酸味が素晴らしくコラボレートして上品になっています。口の中でさっと通り過ぎるトマトの酸味の爽やかさに新しさを発見しました。しかしトマトをたくさん入れてトマト色のスープではこの爽やかさは感じられないと思う。不思議、不思議…。ミニトマト7，8個が丁度よかったのですね。いい加減さが思わぬ結果を生み出した…と言うところでしょうか。”料理はおもしろい”。

バターナッツ南瓜

お隣からバターナッツ南瓜を頂いた。お嬢さんがスープを作りたいからとリクエストされ作ったら、畑にたくさん出来たそうです。不思議な形ですよね。下のふくらみに種がある。神はまたもや変わった造詣の美を作り賜うたことを発見。ポタージュに最適だそうですが牛乳が好きでない私はミネストローネにしてみようと思う。乞うご期待。

絵本教室ボランティア最終日

Ａ図書館の”小学生のための絵本教室”は二週にわたって行われました。今日は各自が描いて来た中身とカバーを取り付け仕上げます。最も難しい作業です。しかしきちんとキー・ポイントを押えて作ればセッテングは綺麗にできるのですが…、先生はいつも鉛筆の線一本の幅も出来上がりに影響すると言います。六年生の二人の女の子は綺麗に作りたいと言う思いが熱く、私もそれに応えるべく細部まで教えた。とても楽しんで絵本作りをしている様子、ボランティアは嬉しいものです。”そこのあなた”…なんてミステェリアス（？）なタイトルで残念ながらのりが乾かず開いて見せて貰えなかった。

沖縄バナナ

妹には二人の息子がいます。大好きな次男が沖縄にいるので大阪のマンションをたたみ沖縄へ数年前移住し息子一家と同居しました。凄い決断だと驚いた。歳を取ってから環境の全く違う土地へ住むことは私には考えられないが、生来の大らかさと勝気さでやっているらしい。いろいろ愚痴をこぼしているが”当たり前、そんな事解っているでしょ”と言いたい。息子の家の庭にバナナの木が2，3本ありこんなバナナが取れると写メールを送ってきた。モンキー・バナナみたいですね。甘そう。やはり沖縄はトロピカル、琉球文化も面白いと思うが暑さに弱い私はごめんなさい…です。

帽子掛け

皆さん”断捨離”などと言って身の回りを整理なさっているのに”ハット・トゥリー”と言う帽子掛けを買ってしまった。外出時帽子は私の必需品なのでいつも玄関の椅子に山に積んである。以前からコートや帽子を掛けられるものが欲しいとは思っていたがなかなか腰が上がらなくて、娘がぱっぱとネットで注文して送ってくれました。勿論材質や大きさなど良く確認してね…全く便利な世の中になりました。後数年でお隠れになりたいと思っていたがギターと共に欲が出てきました。困ったものです。

Ｍ大社祭り 2018

今日から三日間当市の大社の神事と共に街のお祭りが続きます。頼朝が旗揚げをした大社として有名で、今年の旗揚げ行列の頼朝はあの金髪（これが好きでない）の”つるの剛士”、何んで金髪なのか聞きたい。子沢山だそうで一生懸命働いている様は拍手してあげたいけれど。何で金髪なの？
駅前に用事があり撮ってきました。商売繁盛の神様でもあるので恵比寿様がシャギリの屋台の前で釣った鯛を抱えています。

白い百合の花

お盆なので”カサブランカ”が好きだった夫にあげようと考えていたが、この暑さに街の花屋さんまで足を運ぶのをさぼってしまった。長女が私があげたいと言うので近くのスーパー・マーケットの入り口にあるお花屋さんで仕入れたばかりと思われる白い百合を見つけ買いました。名前を聞いたら”解らない”…田舎のお花屋さんです。どの枝も６個の蕾がついているからハイブリッドでしょう。夫のメモリアル・プレイスに私は生花と朝の紅茶を絶やした事はない。留守をしない限り。（自慢にはならないが）

豆腐スコーン

長女が中学の同窓会にやって来ました。人生100歳のＵターンとか五分の一もの同窓生が集まったそうです。二泊してゆっくり出来たので、お豆腐とおからのスコーンを作ってくれた。孫娘がダイエットを叫んでいるので炭水化物をお豆腐やおからに替えて色々お料理していると言う。今日のお昼はそのスコーンとお豆腐のトムヤムクンのミスマッチ。スコーンは小麦粉少々とおから、ＢＰに砂糖を加えお豆腐の水分だけで撹拌し焼きます。おからが良いさくさく感を出していて、それでいてしっとり感もあり干しブドウのフルーティーな香りが爽やかでとても美味しかった。