Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

たゆたえども沈まず 原田マハ(幻冬舎)

2019-07-31 17:31:15 | 読書
フィンセント・ファン・ゴッホとテオ兄弟の有名な話です。兄思いの弟テオの並々ならぬサポートがあったにも拘わらず精神を病んでいくフィンセント。兄弟の往復書簡は有名ですが著者は血や肉をつけて物語りにしました。19世紀末浮世絵を広めた日本人画商の林忠正や助手(著者が仕立てた架空の人物らしい)とゴッホ兄弟の魂の触れ合い。画廊を任せられているテオが兄の才能をもっと世間に知らしめる事も出来たのに、身内としか考えずそれが悲しくて仕方がない。どこまでが史実でどこがフィクションなのか知識が乏しいので私には解らない。兎に角彼らがこの世を去ってからフィンセントの絵は世界的に認められたのだから…。2003年フランスぐるり周遊10日間の旅でアルルでは”跳ね橋”をエクスアン・プロバンスでは”夜のカフェテラス”まで訪ねたが彼の絵、そのままの雰囲気でとても感動した事を覚えている。

いんげんと白ゴーヤのきんぴら風

2019-07-30 11:29:15 | お料理
チャンプルーは余り好きでないのでゴーヤではよくきんぴらを作ります。人参がなかったのでいんげんとのきんぴら風にしました。やはり苦味が緑ゴーヤに比べると少なくほろ苦い感じ優しいゴーヤですね。シャキシャキとして取立てだから柔らかい。薄味にしたので白ゴーヤの持ち味が大いに楽しめ満足です。まだチビゴーヤが5,6個ぶら下っている、楽しみ~。

白ゴーヤ

2019-07-29 14:50:59 | 日記
昨年ゴーヤを植えてみたが緑の葉陰に隠れてばあさんは見落としオレンジ色に染まり始めてから気がつき”おじゃん”が何本かあった。それでたった一本しか収穫できなかったので今年はすぐ解る白ゴーヤを植えて見た。ご覧ください、こんな真っ白な綺麗な15,6cmのゴーヤが採れました。またオレンジ色気味になるのが怖くて少し早く取ってしまった。神は何と美しいものを創り賜うたと感心する事頻りです。

ジェーミィより

2019-07-28 13:17:52 | 日記
ジェーミィは生徒一人一人にカードに小さなチョコレートをつけて最後にくださった。私にはフェルナンダという化粧品会社のフレグランス・ハンドクリームを添えてあった。こちらがお世話になったのだからこんな事しなくてもいいのに…アメリカ人らしからぬ気配りがあり本当に良い人だった。私には”こんな繊細な人に会った事がない”なんて言って(journalで)”あなたに教える事が出来て良かった”とも書いてくださった。ブロークン英語でとんちんかんな事ばかり言って仕様もない老婆なのに…。いつも気にしてくださり感謝です。ジェーミィに幸多からん事を祈ります。

さようならジェーミィそして有難う

2019-07-27 14:29:20 | 日記
英会話教室の先生ジェーミィがアメリカへ帰ります。日本へ来て2年、滞在ビザが取得できなくて帰ることになりました。彼女はまだ日本に居たいらしいが確かなライセンスを持っていないので更新が出来ないと言う。とても良い先生だった。よく予習をして教えていたし、ホームワークの”Journal"にもコメントをまめに書いてくれた。日本人の心もよく理解していて、特に私のような老女にも配慮を欠かさなかった。たった二年のお付き合い、これほど淋しいと思った先生との別れはない。個人で花束を贈りました。

森鴎外の孫 小堀鴎一郎医師

2019-07-25 18:01:02 | 日記
NHKBS1で”在宅死・死に際の医療”を見た。そこに登場した小堀医師(81歳)が森鴎外の孫である事に驚いた。先生は外科医で東京大学病院で殆ど食道がんの手術に携わっていた。リタイア後、在宅訪問医を選び埼玉県の新座市で一日4,5軒を廻って診療している。家で安らかに最後を迎えたいという患者の最後の望みを叶えてあげる。どう叶えるか、患者と世間話をしたり、手を擦ったりはたまた疲弊している家族にも声をかける。尖端科学技術が医学にも関わってきているが日本人の心の故郷はAIなどで解決出来るものではないと思う。”手当てをする”この事の由来は医師の片手を患者の胸に当てとんとんする…事から来ているそうです。
小堀医師は在宅医療の世界を知らないと医者を全うしたとは言えないと断言しています。

こがしトッピングアイスクリーム

2019-07-22 13:26:33 | 日記
熱海來宮こがしを蜂蜜と煉って食べる、バニラアイスクリームにかけるなど教えて貰った。アイスクリームがあったのでかけて食べてみましました。炒った麦粉の香ばしさがバニラアイスクリームと絶妙にマッチして、昔懐かしい感じです。口に入れる時こがし粉にご注意!鼻でフガフガすると咽ますよ。この夏、無病息災ですね。やったあ~!

熱海こがし祭り

2019-07-18 17:02:29 | 日記
1300年前和銅3年6月15日、熱海湾で漁をしていた漁夫の網に木彫りの仏像らしきものが入り背後に童子が現れそれを祀るように言ったと伝えられ、そして祀ったところが”來宮神社”だそうです。漁夫が供えたのが麦こがしだった事から”こがし祭り”と呼ばれ新暦の7月15日に大祭が行われています。製本教室のYさんが貰ってきてくださった。この縁起の良い”こがし”を食べれば夏の病にはかからないと言う。炒った麦粉のいい匂いがします。蜂蜜で煉って食べたり、バニラ・アイスにかけても美味しいそうです。熱海も色々な歴史があり面白い。

介護の流儀 曽野綾子(河出書房新社)

2019-07-17 14:19:15 | 読書
ご主人を介護した時の面白い話を書いている。病人にも老人にも任務を与える。すべて面倒を見てあなたは何もしなくていいお客様…これは急速に認知症にさせる要素。自分の事は自分でさせる(出来るうちはいいんですよね、出来なくなってからが問題では?)、そしてたまには危険なジョークを言って頭の活性化も必要。もやしの根切りを夫にさせたり(これが非常に頭にも身体にも良い運動だそうです)、スプーンを台所まで自分で取りに行かせる、などなど彼女らしいウイットに富んだ介護をしてきた。単純明快な文章は大変なことを書いているのに気持ちがいい。信仰心も深く立派な著者でも最後に”友と言う最大の味方”の重要性を説いている。会ってお喋りをして食事を一緒にする。そして”老成と言う変化を楽しむ”と言うのです。それにしてもまず健康であることですよね?

冷茶ボトル

2019-07-14 08:39:35 | 日記
製本教室のFさんの息子さんは究極の日本茶を作りたいと山奥で茶葉の育成から拘って生産している。彼がハリオとタイアップして茶葉に水を注いで冷茶を作るボトルを創ったと聞きお願いした。この夏、美味しくもないプラスティック・ボトルのお茶を買わなくても済みますね。デザインもワインボトルみたいで格好いい。赤いラバーの内側に濾し器がセットされている。ティー・スプーン5,6杯を入れ水を750ml、5,6時間で抽出されるそうです。プラスティック塵削減の一歩になるでしょうか。