ぼくの中にある本当に必要のないものを集めて詩(うた)を作りました。
生きていく上で必要なものは当たり前に転がっていますが、必要のないものを探すのは少し骨が折れました。
いらないと思えることほど本当は必要なことがあります。廊下に置かれた赤い消火器のように必要時以外は何の役にも立たず、場所をとり邪険にされても一度火災が起これば必要とされる。
何をもって必要、何をもって不必要とするのか。そこが問題なのかも知れません。
当たり前にあるものほど気がつかないようで、蛇口をひねれば出てくる水もどこかで水をくみ上げ、誰かが濾過をして水道に流してくれなくては僕らは水を飲めません。見えないものほど無くなってしまえば大変なことになるのです。
冒頭で”ぼくの中にある本当に必要のないものを集めて詩(うた)を作りました”と言いましたが、こうやって書いていくうちに必要と不必要が入り交じり溶け合ってしまったため、公開を控えます。
また本当にいらないものが出来たら公開してみようかと思います。