年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

計画停電のFAX

2012年07月06日 | 築地市場にて

九州のメーカーより、九州電力の計画停電の予定表をFAXしてきた。1回2時間半で実施時間が少しづつ、停電時間が移動しているようだ。パソコン等の終了および起動時間を考えると3時間は電気が使えないということとなる。東京の昨年は毎日東京電力および東北電力の使用量をチェックしていた。幸い築地市場が一年で一番電気の使用量が多い,旧盆明けの日は何とかなったようだ。電気の使用量が多いのはやはり午前10時から12時前で、世間とはやはりずれている。原発による電力の使用が多い関西地区のメーカーより計画停電の予定表が来ないのはなぜだろう。危機をあおって再稼動するための作戦だったのか。次は電力料金の値上げの問題となる。  
 築地市場は東京都が電力を購入して配分しているので考えることの余地は少ない。つまり節電だけ考えればよいこととなる。昨年の電力の15%節電は冷蔵庫使用の業者にとって厳しい節電だった。これからスーパーが要冷蔵食品を強化拡大してゆくと思うが消費者の電気料金の値上げで消費行動の変化が予想される。家で天ぷら揚げることが昨年は減ったという。家のエアコンが効かないことを恐れたのだろう。コンビニが増えれば冷蔵庫に余分な食材を入れなくとも間に合う。安物を大量に買って冷蔵庫に保管し電気料金を多く払うことは理屈に合わない。 秋には約10%ほどの電気代があがる。給与の増えない人たちはどのように消費行動を変化させるだろうか。

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