旅の二日目は、鳴門市の大塚国際美術館。これまでは陶板でのレプリカでは行く気がしなかったのですが、ネットで調べると、見る価値があると評価されていて、考えが変わりましたし、事実その通りでした。過去にあったのに、戦争や諸事情のため、今実在しない作品が復元されているし、戦争で各国に散逸した作品が一堂に見られるし・・・何よりも驚いたのは、システィーナ礼拝堂の最後の晩餐までも復元されていること。イタリアでは、1時間も並び、15分しか見ていないのに、ここではゆっくりと見られます。
模造と雖も1000点以上の世界中の作品が一ヶ所で見られるのはここしかありません。すべて原寸大で再現されています。展示面積は、国立新美術館ができるまでは日本一でした。1周すると4km歩いたことになります。六本木の国立新美術館には何度も行きましたが、企画ごとに部屋が分かれているため、まず全部の部屋に入ることはありません。そんなに広くは感じません。
地上2階で地下3階。出入り口は地下3階にあります。山をくり抜いて建設されました。大塚製薬の創立75年記念に着工。まず原作を所蔵している美術館に、復元許可を得ることからスタート。完成までの年月も長かったようです。外国人の姿もちらほらありました。普通の絵画と違い耐久性があるので、1000年は大丈夫とのことです。エシプトの絵画、中世のキリスト教絵画から、ポンペイの遺跡の壁画まで復元。ルネッサンス絵画はもとより、近代絵画まで、時代別に世界中の絵画が網羅されています。ダヴィンチ最後の晩餐は、修復の前と後と2点展示。今回のテーマは、開館20年記念ゴッホのひまわりの7点展示。新宿の生命保険の高層ビルで見た、ひまわりにも再会。フラッシュは禁止ですが、撮影自由でした。
オランダで見たフェルメールも 最後の審判
古代ギリシャ壁画 オランジェリー美術館で見た睡蓮も
戦争で散逸していたのがここでまとめられたグレコ スペインのトレド美術館で見たマハも
修復前の最後の晩餐 戦争で消失したゴッホの絵の再現 唯一の全身自画像
ゴッホのひまわりの一枚 これも消失したものの再現 建築家ゴルビジェのアブストラクト作品
ホテルの庭から見るとひょこりひょうたん島のモデルが・・・左側です 右は森繁久彌所有の島 客船が・・・
屋島壇ノ浦もすこし・・・
全てが初めてですので説明に作品に、繰り返し拝見させて頂いております。
有り難うございます。
出かけてしまいました。
息抜きも必要と思いまして・・・
旅行で2日遅れましたが、月見草の
原稿を印刷所に昨日送付しました。
去年よりは早いと思います。
しばらくお待ち下さい。
私も前はレプリカなんてと思っていましたが
色々話を聞くにつけ、是非一度行ってみたいと思っています。
大塚製薬も大胆なことをしましたね~!
宣伝が下手だったのかしら?
想像以上の規模でした。
同行の皆さんも満足されていました。
入口の長いエスカレーターは
熱海のMOA美術館を思い出しました。
オロナイン軟膏を見直しました。
15年くらい前に行った時より増えたでしょうね。「最後の晩餐」は現地で2回、そしてここで1回じっくりと。
時間配分を間違えて、ポンペイに長く居過ぎて最後の印象派が駆け足が残念。
もう一度行って見たい美術館です。
長野の東山魁夷美術館はとても残念、修復中でした。
モロッコにお出かけだったのですね。
もう大塚美術館には開館5年目に
行かれているのですね。
長野の旅行のついでに東山魁夷美術館に
寄りました。画伯の作品は東京都近代美術館にも
ありますし、あちこちで見られますね。