夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

自分の知らない自分が居る。そしてそいつは何でも知っている。

2019年06月28日 16時01分23秒 | 日記
家電、パソコンなど廃棄がややこしい物をまとめて処分した。『そろそろ集荷に来るかもな、外に出して準備して置こう』と思って玄関に行ったら何やら人影がある。開けてみたら丁度その時、集荷係りの人が来たばかりだった。・・・深く考えない、何の気なしにやることがまさにドンピシャで当たる事がよくある。

財布を開けたらまさに必要な額の小銭がまるで準備したかのようにあった、とか言うことも度々ある。奇妙な事もあるもんだ、と考えていたら【人生の岐路】とも言える重要な決断をした時は【誰にも相談しなかった、あまり深く考えなかった】事を思い出した。五回、転職したがそのいずれも【はずみでやっちゃった】と言うと非常に無責任無鉄砲のようだが事実そうだった。

その内一回は事務の女子社員に、『もうこれは要らないから』と作業服を返却してもらったこともある。無論その時、会社を辞めるなんて誰にも言っていない。

『【俺】と【考える自分】はホントの自分だろうか?』と思う。そうじゃないんじゃなかろうか?もう一人【何もかも知っている自分】が居るのではなかろうか?

姻戚のある女性、久々に帰省して親孝行に実家をきれいに掃除、整頓して都会に戻った。数か月後、交通事故で突然他界した。
親戚のある男性、これも偶々帰省した時両親に墓や仏壇を整えなければ、と言う話をした。間もなくポックリ病で亡くなった。

さて、何を言いたいのか??・・・
この十年余り、世界と日本の行く末が非常に気になっていた。このまま行けば世界は大混乱、日本は無くなるかもしれないと。それで指針になりそうな記事を読み漁った。その中に聖書もあった。色々な物を読んで行くうちにだんだんその種類が減って行き、聖書だけが残った。そして、最終的に黙示録と福音書と旧約の予言書が鍵だ、と思うようになった。それで、気遣わしいニュースを聖書の記事と照らし合わせて自分なりの結論を記録して来たのがこの憶えのブログだ。特に終末のクライマックス、【大いなるバビロン】の崩壊とは何か?について『わかった!』と何度かぬか喜びして書いたがみな違っていた。

ところが最近、その【気遣わしい気分、不安】が解消してしまったような気がしている。報道の表面は相変わらず昔のように沸騰しているが、丁度昔、会社を辞める前のようにその事に関して気を揉んでいない事に気が着く。スリラー物の結末を読んでしまえば中途のワクワクドキドキがないのと同じ感じだ。

もしかしたら本当の自分は既にこの世界の結末を知ってしまっているのかもしれない。

東西問題→南北問題→富裕貧窮問題 追記

2019年06月27日 07時28分58秒 | 日記
富裕層と貧窮層への二極化をもっと突っ込んで言うと、
貨幣発行権を持つ者(金貸しシャイロックの子孫)対【人類の大部分】

【円】は日本政府が発行しているのではない。日本銀行と言う組織であり、それには株主が居る。【ドル】もアメリカ政府が発行しているのではない。FRBと言う政府とは別の組織がある。そこにも株主が居る。どこの国の通貨も国家の【政府ではない何者か】が握っているに違いない。つまり国民は表面的には政府や官僚に支配されているように見えて実質は【経済】、中央銀行の【株主達】に首根っこを押さえられている。
中国が尖閣周辺領海を侵犯する、韓国が竹島を不法占拠している、南京、慰安婦などの作り話で日本人に唾を吐きかける、でも【経済人】は中国や韓国人と【仲良くお付き合い】してそれが【オトナの対応】とでも言いたげだ。先方も政治と経済を分けて考えようなどと言う。
・・そこでは【国民】は眼中にない。

現代の宗教は【時はカネなり】教であり【利潤追求】が教義、【金銭や金融】が偶像である。聖書の神が最も嫌う偶像崇拝!

このひな形、図式は古代に既にあった。チグリス河とユーフラテス河の中洲にあって二重の城壁で難攻不落の都市バビロンで栄耀栄華を極める王侯貴族と周辺民衆の奴隷労働。

この事に気が着かずただ表面的な事象だけに気を取られて世界や国内に起こっている事に一喜一憂しても問題は解決しない。アメリカやアメリカ人を罵っても事は解決しない。アメリカはその何者かが載っている野獣に過ぎない。
ただ、私が大きな関心を持って見ているのは、ペルシャがバビロンを攻め落とす時、河の流れを変えて川床を通って水門から城郭内に侵入した、現代は河や水に相当する人類社会、特にキリスト教世界が宗教心を失っているのではないか?と言う事である。YouTubeで外国人が今や何のためらいもなく神社に詣でる姿を見ると、ごく一部ではあろうが時代の趨勢を垣間見る気がする。

東西問題→南北問題→富裕貧窮問題

2019年06月26日 23時57分34秒 | 日記
自由民主主義陣営と共産主義陣営が有った頃はその対立・対比を東西問題と言った。
ソ連が崩壊すると今度は主として豊かな国々は北の方に居て貧しい発展途上国は南の方に居る、というわけで南北問題と言われた。

今の世界は一分の、ほんの一握りが富を独占し、大部分の人類は貧窮にあえいでいる。富裕層対貧民層の問題になっている。フランス革命当時、痩せた農夫の背に肥え太った坊主と王侯貴族がのっかっている風刺画があったが、それが描かれたと言う事は当時の庶民が【敵】をはっきり認識していたと言う事だ。

現在の一般大衆はしかし、まだそこまで行っていないのではないか?多くの国の人々が自分たちの敵はアメリカだと思っている。目くらましされているのだ、本当の敵はアメリカを使って悪さをしているのだ。最近は中国や北朝鮮も使っているかもしれない。

その敵の中にはやはり坊主が居ると思う。【大いなるバビロン・・・それは都市である】との黙示録の記述が脳裡を駆け巡る。



即刻反応するナニかが居る

2019年06月26日 10時47分04秒 | 日記
数年前【美しい緑の星】と言う映画をフランス人が作った。試写されてすぐ上映禁止になった。・・・誰が禁止したのか定かではないしそういう映画があった事も殆どの人は知らない。
何ものかにとって余程都合の悪い内容だったのだろうがその内容は・・【金銭万能】の世界を皮肉っている。

最近、安倍総理がイランに行ってアメリカとの対話を促した。するとその最中に、唐突にオマーン湾入り口ホルムズ海峡で日本籍タンカーが襲撃された。誰がやったか分からない、いや分からないままに有耶無耶にされるだろう。

この二つの【ばね仕掛けの反応】には注目する必要がある。

金銭で世界を支配しているモノが居る。それは世界が静まることを嫌っている。イスラム圏から綻び出るかもしれないと恐れている。・・と邪推出来る。

日本の教育に怒っている

2019年06月26日 10時11分20秒 | 日記
野依先生が日本の教育の現状に怒っておいで、とのこと。僭越ながら私も怒っている。
1. 碌に日本語もマスター出来ていないのに何故キチガイのように、まるで気が振れたように英語、エイゴ、猫も杓子も、五も三も、英語、ショーガクセーから英語、一に英語二に英語、三四が跳んで五も英語、と大騒ぎするのかな?
『もうすこし後ろに下がって【もらってもいいですか】?』なんて奇妙で下品でヘンチクリンな日本語を誰が発明したのか?
日本語を知っている日本人なら『もうすこし後ろへ下がって戴けませんか?』或は『もうすこし後ろへ下がって下さいませんか?』と言う。
私は翻訳の教育を受けたが、日本語力が翻訳力を決める。日本語が出来ない人間が真っ当な翻訳など出来ない。
『判明した』を『発覚した』と旧制帝大出が平気で言う。

2. どうして【スポーツなるもの】がそんなに立派なものなのか?本当の薩摩人はスポーツ剣道などしない。野太刀示現流をやる。これには試合がない、やるとどっちかが死ぬので。従って段もない。

3. どうして部活、ブカツ、それブカツ、やれ部活、と部活イノチの騒ぎ方をするのかな?

4. 公立の中・高一貫校の入試問題を見た。まるでクイズだ。論理的思考を重ねて解くのではなくゲーム感覚で感覚的に回答する方式で、嫌気がさした。案の定、『この子は優秀だ』と思っていた子が落ちた。なまじっか【考える力】があると問題が解けない。こういうのが大学を出ると日本中バカだらけ、ゲームオタクだらけになるだろう。

・・・こんな学校行きたくない、不登校になりたい。

関連して・・【ひきこもり】なる現象の底に、【ザ・アメリカ】、【ザ・プラスチック文明】、【ザ・デジタル文明】、【コンビニ文明】【人間疎外自動化文明】に対する【反感】が潜んでいないか?

カネと効率と利便とカイシャをうやうやしく崇拝する現代日本を私は嫌いだ。