夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

日本の教育に怒っている

2019年06月26日 10時11分20秒 | 日記
野依先生が日本の教育の現状に怒っておいで、とのこと。僭越ながら私も怒っている。
1. 碌に日本語もマスター出来ていないのに何故キチガイのように、まるで気が振れたように英語、エイゴ、猫も杓子も、五も三も、英語、ショーガクセーから英語、一に英語二に英語、三四が跳んで五も英語、と大騒ぎするのかな?
『もうすこし後ろに下がって【もらってもいいですか】?』なんて奇妙で下品でヘンチクリンな日本語を誰が発明したのか?
日本語を知っている日本人なら『もうすこし後ろへ下がって戴けませんか?』或は『もうすこし後ろへ下がって下さいませんか?』と言う。
私は翻訳の教育を受けたが、日本語力が翻訳力を決める。日本語が出来ない人間が真っ当な翻訳など出来ない。
『判明した』を『発覚した』と旧制帝大出が平気で言う。

2. どうして【スポーツなるもの】がそんなに立派なものなのか?本当の薩摩人はスポーツ剣道などしない。野太刀示現流をやる。これには試合がない、やるとどっちかが死ぬので。従って段もない。

3. どうして部活、ブカツ、それブカツ、やれ部活、と部活イノチの騒ぎ方をするのかな?

4. 公立の中・高一貫校の入試問題を見た。まるでクイズだ。論理的思考を重ねて解くのではなくゲーム感覚で感覚的に回答する方式で、嫌気がさした。案の定、『この子は優秀だ』と思っていた子が落ちた。なまじっか【考える力】があると問題が解けない。こういうのが大学を出ると日本中バカだらけ、ゲームオタクだらけになるだろう。

・・・こんな学校行きたくない、不登校になりたい。

関連して・・【ひきこもり】なる現象の底に、【ザ・アメリカ】、【ザ・プラスチック文明】、【ザ・デジタル文明】、【コンビニ文明】【人間疎外自動化文明】に対する【反感】が潜んでいないか?

カネと効率と利便とカイシャをうやうやしく崇拝する現代日本を私は嫌いだ。


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