夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

解ったぞ、大いなるバビロンの正体!!

2016年11月11日 05時31分09秒 | 日記
 昨日開票結果の出たアメリカ大統領選挙、予想に反してトランプ大統領の誕生と言う結果になった。その解説として、『公平な分け前からのけ者にされた実働実務階級の本音』という言い回しを見て突然閃いた。

 トランプ氏を支持したのは学歴は主に高校卒、職務は軍人、消防士等社会を実務、実働で支えている人々、一方のクリントンを支持していたのは学歴は主に大学卒、所謂セレブリティ、芸能界、社会の於いて日の当たる処にいる人々との事。

 欧州は移民と難民受け入れによって混乱し、欧州の個性が失われようとしている。是に対する反感は大方の予想、英国特権支配階級の思惑に反して一般大衆はEU離脱を宣言した。

 これらの底流にあるものは何か?と考えれば『民衆が、イワシの頭に騙されていた、その【悪夢から醒め始めた】』と言う事であろう。

 そしてそこで気着いた・・・黙示録が言う【大いなるバビロンが載っている野獣】とは【民衆の政治的行動】である。【大いなるバビロン】とはその民衆を或は指導し、或は騙して、支配し、その働きの成果を横取りし、或はまた学者、報道、芸能界のように民衆を幻惑せしめて甘い汁を吸って居る階級の事である。

 おそらくこれは世界中に波及する、波及して人々は実力行使に移る、移って所謂【イワシの頭】に相当する【社会で陽の当たる処に蟠踞している全ての人間を】・・・黙示録の言い方を借りれば【振り落し、荒れ廃れさせ、裸ならしめ、喰らい尽くす、その驕りの盃に倍して報いを与える】と。

 日本人が戦後70年の悪夢から醒め始めている事はネットを見れば分かる。トランプ大統領の誕生はまさにそれが【悪夢】・・虚妄であったことが曝け出された、と言う事であろう。おそらく国民の怒りは何かの発火点で爆発し燎原の火のように燃え上がるであろう。

 同じように世界規模でそれが起こる。その現象を巨視的に見れば人間世界に組織だった政治態勢が出来上がる前の状況・・・黙示録の文言を借りれば【かつては居たが今は在らずやがて底無き処より昇って滅びに到る】野獣、つまり【指導者の居ない政治的行動】であろう。

 而してその帰結は、世界中の大混乱、騒乱、混沌、大破局、言う処のハルマゲドンだろう。

 そして・・・その時、世界が視るのは【日本】である。【The 日本】を注視する。・・・『何故あの国はあの国民は今なお平穏に暮らしているのだろうか??・・我々もあのようになりたい!!』

 従って我々がこれから考えなければならない事は、先ずもって国内大清掃実施、その後、領海、領土、領空を固く閉鎖し、英断と決意を以て伝統と文化と言語を護らなければならない。

 これより日本の時代が始まりそれは永遠に到る。・・・黙示録を読めばそう読み取れる。