夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

日本人は変わっていない

2013年02月23日 08時57分35秒 | 日記
 悪ふざけか気が振れたか境目がはっきりしない、ことをやるのが日本人に昔からある性格の一部だろう。例えば鳥獣戯画なんてのはあの当時の観念では多分”内心本気の冗談”だろう。切腹でさえ儀式になっていた。考えようによっては悪ふざけである。出雲阿国から起こった歌舞伎だって元々はこれに分類される。あのクマドリだのシャグマだのを見ると辛気臭いオトナの眼には”何じゃこれは!”の類である。
 日本に来る外国人の好むものや好んで行くところなどをよく聴いていると幕末から明治にかけてやってきた諸外国人が書き残したことと全く同じことを言っている。曰く、”欲しいものばかりで破産しそうだ”、曰く”かわいい”、曰く”こんなところにまで工夫を凝らしてある”、等々。
 或いは町を歩いて腹を抱えて笑う(しかしこっそり大真面目に真似をしている)。奇想天外な格好をした女の子、男の子が歩いているが、私にはあれが今や貴重な伝統文化になっている舞妓さん、歌舞伎、などと重なって見え、さらに織田信長が好んだと言う幸若舞、古代の白拍子、神社の巫女舞が遠くに透けて見える。
 従ってガングロ、ルーズソックス、底の分厚い靴、青い口紅、ロリータ系、メイドファッション、尻の出そうに短いスカート、女か男か定かでないファッションかれこれ種々雑多、子供のおもちゃ箱をひっくり返したようなのを見て・・昔の通りの私なら眉をひそめただろうが今は驚かない、”世も末じゃ”と日本の将来を憂える事もしない。
 全てが『美』の一点を目指したエネルギの噴出だと思っている。いつかこの溶岩が固まる日が来る。その事例は歌舞伎、花魁や吉原で暗示される芸能の世界などなどにある。小心なくせに尊大狭量なドートク観念を持つ人々が芸者遊びなどと言って毛嫌いする世界も実際は江戸文化の華だ。あれが失われつつあるのがむしろ日本人がビンボー人になった証拠だ。
 倹約だの節約だの、コンクリートから人だの事業仕分けだのとケチクサイ事を言うビンボー根性、小心翼翼の石部金吉ミッションスクール石頭尼僧先生独善尊大深窓令嬢的母性本能をこそ警戒すべきである。こういう貧乏神が大好きなエサ、つまり『念』、『念の波動』をこそ捨て去るべきだ。『念』が『現実』を造る、『念』が『現象化』するのが地上世界なのだから。
 国民総出でこんなことをやればいいのだ。そこから必ず”今までになかった新しい何か”が出て来る。歴史を見ていると”そういう仕組み”が何故かこの三日月の列島には組み込まれているように見える。

日本と言う国を一言で言えば

2013年02月22日 13時04分23秒 | 日記
 昔も今も”庶民が主役”の、エネルギに溢れた豊穣と品位と美の国である。・・・それが、ここ数年に亘って見、聞きした、インターネットの世界を歩き回って得た感想である。これほど興味深い人々が住む国はないと思う。

 いや、世界のどこの人々もそのような素質はある。しかし例えば西欧人の場合、キリスト教なるものが人々の自由闊達な精神を緊縛してしまったと言えないか?

 私には社会的立場の相異を越えて日本人の根底にある神道の概念、精神こそがこの民族を形成しているとしか思えない。

イジメや災い、5次元地球

2013年02月22日 11時48分13秒 | 日記
 世の中は敵ばかりだと小心翼々として生きる人、或いは何か災いに遭遇するんじゃないかと取り越し苦労して縮こまって生きる人が居る。そうでなくともいくばくかの心配と言うのは普通の感情である。何故か誰やらが憎いとか何故かイジメに遭うとか言う事もあろう。
 こう言う事情に、宗教やスピリチュアル系が得てして言う事は、”それはあなたの中にそのような要素があるからだ”との説明である。聴く方は言葉では解っても実質の認識には至らない。再度問う気力も起こらない。どうせ相手だって言葉でしか解っていないさ、と冷めた気分になっているのがオチであろう。
 しかし実は説明の通りである。そこをわかりやすく説明しよう。

 テレビのスイッチをオンにし、リモコンボタンを選んで選局するとNHKニュースなどを見る事が出来る。別のボタンを押すと別の局の番組を見ることが出来る。・・・
 ここから次の事が洞察される。
1.見ることも触ることも聴くことも出来ないが空中には無数の電波がある。電波とは電磁波、つまり波動である。
2.リモコンは何をしているかと言えば迎え水を放っている、つまり目的局が放っている送電波をくっつけて引っ張って来る同調波を出している。
3.聡い人はここで察する・・・私は眼か?耳か?腹か?頭か?それとも全体か?、そのどれでもない、実は『今現在、私と考えている何か』が私である。
4.助け舟を出そう、『今現在、私と考えている何か』とはつまり『念』だろう?その実は触ることも聴くことも見ることも出来ない、つまり電波に似たものである。
5.つまりあなたの本質は実はこの地上空間に漂う波動である。無論様々な波長、振幅の合成である。
6.その中に”いじわる”と言う要素があればあなた以外の無数の波動の中にある”いじわる”を呼んで来る、或いは励起される、反応する。

 合気道の極意に達した人は何故か事故や危害の場面そのものに遭遇しないと言う。高僧、覚者、剣術の極意を得た人、みなそうであったと言う。もしも不幸にして相手が挑みかかって来ても通用しない、相手は空を切って跳躍転倒すると言う。つまりこれが所謂並行宇宙と言われる事象である。同じ地球上に居て目視出来る位置に居ながら”災い”と同調波動を持たない『念』になればそのようなことが起こる。
 敵弾が降り注ぐ場面で座禅を組んで何の被害も受けなかった人も居られるがつまりはその例であろう。

 多分・・・この原理は国と国との関係でも起こる。隙あらば盗みに入ろうとするものや四六時中ありもしない悪口雑言を言い放つものが我々の両隣に居る。この下劣で卑猥な波動と同調する思念を持ってはいけない。
 巷では主に個人的な事柄で”相手にするな”と言う。同じことである、相手にすると言う事は同調波動を持つことであるから相手にせずひたすら自己の研鑽向上に邁進すべきであろう。日本は庶民の豊穣のエネルギに溢れた国であることは今も変わらない。

政治が経済界に賃上げ要請

2013年02月19日 13時54分56秒 | 日記
 黙示録17章16節は言う ”汝の見し十の角と獣とは、かの淫婦を憎み、之をして荒れすさばしめ、裸ならしめ、且つその肉を喰らい、火をもて之を焼き尽さん”

 最近、政府や連立政党が経済界に我が国経済の再起活性化の為に”賃上げ”を考慮するよう要請した、との報道を聴いた。すぐさま上記の黙示録が記憶から湧き上がって来た。
 そうか!このことかもしれない。世界中でうまく機能しなくなった経済、国民の格差や窮乏、政治は自らの存在を確かなものとする為にはこれを放置できない、出来ないが故に”経済界を齧り始める”、やがて喰らい尽くす、そして世界はリセットされる。

霊界

2013年02月19日 13時27分55秒 | 日記
 草木は日光や土壌、水などがあって始めて成長し花を咲かせる。これは世界共通である。ネコは明日、天気良ければ耳の上から顔を洗い、薮に潜んで小鳥に跳びかかる。これも世界共通である。動物、植物、全て個々に行動特性を持っている。
 これはコンピュータのオペレーション・システムに似ている。つまり、植物には植物の、動物には動物の、さらにその上に(または下に)犬には犬の、猫には猫の、マッキントッシュにはマッキントッシュの、ウインドウにはウインドウの”霊界”・・・オペレーション・システムが在る事を暗示している。無論、人間には人間の”霊界”・・・オペレーション・システムがある。これについて穿った見方、或いは乱暴な洞察をしてみよう。
 ”ある『邪悪』な存在”がエデンに於いてエバに”神はどの木から実を採って食べてもいいと仰ったのですか?”と『疑念』を投げかけ、エバの”知恵の木の実だけは食べてはならない、その木に近寄ってもいけないと(アダムから)『聴いた』と返事した時、すかさず”そんなことはない、その木の実を食べれば神のように賢くなる”と疑念のクサビを打ち込んだ。人間は創られたばかりだった、未だ無意識も顕在意識もない状態、ただ動く準備が整った段階だった。つまりオペレーション・ソフトにバグが書き込まれた。
 知っての通りここを扱えるのはコンピュータシステムを開発した人々でしかない。ましてそれによって動作するように創られた人間にこれを修正する能力など無い。これをアダムの原罪と言う。