子供の時は相撲好き

　おはようございます。

　小学生低学年のころ、相撲取りらしい照国が好きでした。当時、母が好きだったのは吉葉山。なかなか横綱になれなかった吉葉山が優勝し横綱になったのは都心が大雪の初場所。祖母の家の隣の家が雪の重さで潰れました。

　叔父が薬の販売業者から1年に1回大相撲の升席を貰いました。一人では面白くないのか、家の父母を誘い一緒に行きました。当時、マス席は飲み放題食べ放題、お土産をお茶屋さんがくれました。私はお土産が楽しみでした。

　私も1度連れて行ってもらいました。明るくて相撲取りの肌が綺麗でびっくりしました。支度部屋に覗きに行きました。大きな毛深い昔の朝潮関が素っ裸で回しをしているのを見ました。何から何まで大きいのに見とれました。

　祖師谷でも祖師谷小の児童が多数参加する学年別の相撲大会が夏休みにあり、見学者が多数。優勝者と準優勝者は賞状と商品をもらえました。褌になるのが恥ずかしく、出られませんでした。勝てるかもとは思いました。

　成城学園初等科ではクラス男子20人ほどの前から4番目ほどの背。でも３歳上の力持ちの兄と年中相撲し、もろ差しが得意。同学年にはもろ差しになり、170センチの同級生にも勝てたため、学年で一番かと自信がありました。

　中学から稲尾を打てない長嶋が好きになり、相撲はアンチ若乃花、そしてアンチ大鵬、アンチ北の湖。彼らが強すぎたからか。兄は高校大学の時、大相撲ダイジェストを見ていました。私も勉強中に時々横目で見ていました。

　若貴兄弟が関取になり大相撲人気が復活。私も2人が好きでした。特にお兄ちゃんの若乃花が好きでした。ひやひやする勝ち方が好みなのか。貴乃花は取り口も真っ当でした。真面過ぎて応援するまでもありませんでした。

　貴乃花は昔の大横綱が理想なのか、むしろ私にとってじれったい人でした。親方になっても真っ当過ぎることを言い、古い親方衆や横綱審議会委員、コメンテータなどに潰されました。でも、これから随時随所楽しまざる無し、良かったと思います。

　私は今の大相撲が貴乃花の理事長落選の前から嫌いです。見ません。彼の息子は親の七光りか、ちやほやされ、嫌いでした。でも寄ってたかって蹴落とされました。

　それがテレビ視聴率に役立つからです。テレビとコメンテーターなど大嫌い。最近、彼が偉そうな物言いのテレビ出演者を嫌いと言ったと思います。また泣いて彼女は反論したようです。私は少し彼を見直しました。

　あのコメンテータもこのコメンテータもNHKも民放も嫌いです。でも幸いにも私は無名のアホ、このブログもアクセスは僅か。メディアのコメンテータに批判されません。随時随所楽しまざる無し。

　大宅壮一の言葉通り、テレビは一億総白痴化の元凶でした。今はSNSも元凶か。ネットだけでなく、朝刊を色々変え、1紙をよく読んでいます。彼が作る手作り靴の購入を検討します。

　今日はここまでにします。

洋画の主題歌を練習

　おはようございます。

　真昼の決闘は遠い太鼓の翌年の1952年、アメリカの2か月後、9月に日本で封切られたか、見たのは小学校2年と中学校の時の2度かも。この年クーパーが二度目のアカデミー主演男優賞。彼の映画のリバイバルもありました。

　真昼の決闘は白黒の映画でした。当時、クーパーは主演オファーが多く、風と共に去りぬの出演依頼を断ったそうです。彼は映画の本数を絞り、1、2本に絞っていたとウィキの彼の記事を見て思いました。

　クーパーはいい男と映画を見るたび母が言いました。子は母に影響されます。私も良い男とはこんな人と思い、好きになりました。小学生の時はリバイバルや新作に母を誘いましたが、中高の時は友人と行きました。

　中学の入学式の列が五十音順でした。ジャズとラテンの有名な指揮者、北村維章さんの子が中学の同じクラス、私の前。慶応に落ちて成城に来た、喧嘩は負けたことがない、野球が得意と自己紹介。やばいと思いました。舐められないために言ったと仲良くなり彼が言いました。

　北村家は音楽一家、家が近所でした。お父さんは自分の楽団を持つ指揮者。お母さんがピアノの奏者。北村と一緒に通学しました。彼は英語と国語がよくでき、中間や期末の試験が終わった日に一緒に映画に行きました。

　お母さんの趣味はお料理。グランドピアノ演奏付きのフランス料理ディナーに招待されお宅に行きました。食事が終わり小学唱歌をお母さんが伴奏。リズムと音階を私に合わせ、音痴でも歌えました。プロは違います。

　お母さんは上野のピアノ科の天才少女でした。旦那さんの楽団でピアノ演奏のバイトをし、クラッシックをやめました。都心のホテルで開催された北村楽団主宰のクリスマスパーティに招待され、主賓挨拶を聞き知りました。

　彼と一緒に見た映画は何か覚えていませんが、色々見ました。でも真昼の決闘はまだ小学生。まだ母と一緒。相手役はグレイス・ケリー。綺麗な人でした。彼女はモナコ王に見染められ、王妃になりました。

　クーパーは映画出演が多過ぎ多忙。真昼の決闘の撮影は短く、お金をかけず、1か月で撮影。荒野の駅の12時に迫る時計がコチコチ。緊張感を高めました。時計を利用した監督が天才。映画は1時間25分。映画は10時25分の駅のシーンからから始まり、ほとんど時計の時刻通りに筋が進みます。

　西部劇、プレスリー映画、洋画の青春物などの面白かった映画の主題歌レコードを買って帰り練習し、元歌通りに歌い、クラスの女子をびっくりさせようとアホは考えました。でも音痴に狙いの効果は無く、単に発音練習。幸いにも会社で出張に役立ちました。因果は巡る糸車。南無大師金剛遍照。

　今日はここまでにします。　

改めてクーパーを好きになり

　おはようございます。

　最初に見たゲイリークーパー主役の映画は遠い太鼓だったと思います。遠い太鼓を見たのは兄と母と一緒、新宿でした。それより前の映画はシーンと題名をよく覚えていません。

　遠い太鼓をウィキで調べました。1951年の作品。日本で封切られたのが翌年でも1952年、2年生です。クーパーが率いる幌馬車隊とインデアンの戦いのいろいろなシーンをよく覚えています。

　当時、映画は白黒が普通でした。遠い太鼓が私が見た初めてのカラー映画か。土地取得の競争シーンに迫力がありました。騎兵隊とインデアンが登場し、今まで西部開拓の映画と思っていました。

　ウィキを調べ、内容紹介を読みました。フロリダの原住民と救助隊の戦いでした。別の幌馬車が焼け、死骸があった森の中のシーンなど覚えています。一団が馬車を盾にライフルで戦い、川を渡るため馬車を捨て森を抜け、危機一髪の連続に納得。

　崖の上に次々のろしが上がり、クーパーが率いる一団をインデアンが襲うクライマックス。一団は窪地に逃げ込み、身を伏せ、クーパーがライフル銃の名手。やっと撃退できました。

　やれやれと思いましたが、多数のインデアンが遠方から、多分高台から、空に向かい矢を同時に放ち、矢が一団に降りかかるシーン。もうダメだと思った所で騎兵隊がラッパの音と共に登場。インデアンは逃げ、ハッピーエンド。

　子供は、白人とキリスト教徒に都合が良い、西部劇の常識を信じていました。インデアンは野蛮、白人の頭の皮を剥いだと。でもそれは間違いでした。虐殺されたのは原住人。種族の土地を奪われ、砂漠に追い詰められました。

　聖書の約束された土地を信じたプロテスタントが原住民から土地を略奪。ローマ教皇は原住民殺戮を許可。頭の皮数に応じ懸賞金を与えたと長谷川三千子先生の正義の喪失にあり、宗教原理主義を嫌いになりました。

　先祖伝来の土地を略奪し、歯向かった原住民を殺戮した歴史があったと知ったのは定年直前。先生が埼玉大学の教授の時。私が挨拶に行き、先生の最新本を頂いた時でした。

　遠い太鼓の翌年、真昼の決闘で2度目の主演男優賞を貰いました。素晴らしい映画でした。クーパーが大人気でした。武器よさらばの映画の戦場よさらば、誰がために鐘は鳴る、西部戦線異状なしがリバイバル上映され、これらも母と兄と見に行ったと思います。

　クーパーに憧れた自分をミーハーとは今は思えません。むしろ良い作品と良い作品を選んで出演した人に憧れた自分を褒めています。受験に役立ったとだけ若い時は思っていました。それも確かでしたが。

　今日はここまでにします。

視覚情報処理に依存性

　おはようございます。

　定年前、古いネクタイと背広を試着し玄関の姿見で見ました。己惚れ屋はゲーリークーパーの晩年といい勝負と思えました。若い時の裕次郎はスマートでした。狂った果実の北原三枝との絡みのボートシーンに憧れました。

　飲み過ぎか病か彼は30も過ぎると太り始め、テレビ出演の頃はメタボ。顔も浮腫んだよう。私は映画の真似が好きでしたが、腸が弱いのか脂っこい物が苦手。お酒も弱く、太りませんでした。今はウイスキー一杯だけです。太りたくても太れません。

　今は意固地な老人。人間嫌いの愛犬家。朝晩暗い内に散歩の夜行性。愛犬家とバド仲間だけとお付き合い、背広を着る機会はなく、どこに行くにもバドウェア。旅行も散歩もヨネックスの回し者と言えそうな恰好です。

　ヨネックスに限りませんが、バドのウインドブレーカーは軽くて温かくてヨイヨイ老人に最適ですが、玄関の姿見を見るとヨボヨボ老人がいます。似合っていません。高いウェアはバド仲間に一目置かれたいためですが、無駄でしょう。

　若い時にしていた格好が似合うように見えます。様になるのは野球のユニフォーム。不思議です。私の目の錯覚かもしれませんが、背広やユニフォームが今でも似合っていると思います。でも捨てることになり、残念です。

　使えそうなのは野球帽です。年寄りがかぶりそうな洒落た帽子より遥かに似合います。脳の視覚情報処理の結果かもしれません。視覚と頭脳の情報処理は本当に不思議です。

　3足の靴底を2年ほど修繕し散歩に使いました。外側の皮と靴裏はまだ使えるレベルでしたが、中の皮や合成皮革がボロボロになり、捨てました。残した靴は旅行用、正装用、雨用、雪用ブーツ、総メッシュです。

　愛犬の散歩に便利な靴が無くなり、靴を買おうと思っても、インフルエンザと肺炎ウイルスが怖いため、人ごみには行けません。楽天ネットで商品を買おうと思い、配達料無料とコンビニの後払いが可能なお店を探しました。

　歩き易く、靴底も丈夫そうな皮靴は1万円から2万円程度のイタリア製など。交換も可能のようですが、送り返すのが面倒です。履いて歩いてみないと1万円以上の高い靴は買えません。数千円の安物を探しました。

　派手なデザインや色使いの靴が目立ちます。若い時、中身で勝負したいためブランドマークが嫌いでも暖かいセーターが好き。そこでワニなどの刺繍を自分で取りました。今も人気ブランドが大きい靴を履く気になりません。

　目立つブランド品の新品を体育館に履いてゆくと無くなることもあるようです。注意書きがありました。若い人の罪を作ってはいけません。汚れが目立たないのは黒。歩き易そうな黒靴をなかなか見つけられませんでした。

　今日はここまでにします。

電動調理器は有難い

　おはようございます。

　10年ほど前、妻の 術後に大根と山芋が良いと看護婦さんが奨めてくれ、パナソニックの電動調理器買いました。大根と山芋をおろしました。適当に3センチほどの角切りに切り、アタッチメントを使い5秒ほどでおろせます。

　犬のダイエットに野菜が良いと犬仲間から言われ、食べさせています。糞は棒状、臭いが減りました。お勧めできます。黒毛和牛は少し細かくして野菜と炒めます。良い匂いです。愛犬の食いつきが違います。

　1年前、妻は腱鞘炎になり、バドのラケットだけでなく、ハサミも包丁も使えません。私はぶきっちょ、電動調理器でみじん切りした野菜を小型フライパンに入れ、妻が朝は合い挽き、昼は鶏の挽肉、夕方は魚を加え炒めます。

　愛犬は少し大きい芋やニンジンを食べにくいよう。食器の外に出し、食い散らかし、毎食、床拭きが大変でした。私は細かく切るのが下手です。時間がかかります。調理器を復活させ、愛犬は野菜を綺麗に食べています。

　この調理器は優れモノ、足掛け10年使い故障ゼロです。他の電動小物は捨てましたが、これは捨てられません。オプションのアタッチメントを付け替え、みじん切り、おろし、捏ね、千切りなどができます。

　愛犬の野菜用には、20センチほどの口径と13センチほどの高さのガラス容器をみじん切りの刃にして、8種類ほどの野菜を入れ蓋をして、蓋を押すと、2秒ほどでみじん切りができます。

　大量のキャベツを数秒で細かくできます。卵と薄力粉とキノコとひき肉と小エビやイカやホタテの冷凍海鮮を加えてかき混ぜお好み焼きも作ります。愛犬も大好きです。同じものを一緒に食べています。

　3年ほど前、ステロイド治療をした時、カルシウム不足になると思い、小型のミルサーも買いました。桜エビや乾燥小魚から振り掛けを作り、いりごまも加えたり、色々美味しいふりかけができました。

　でも小型のミルサーは口径が狭く、刃があり、洗うのが面倒でした。果物は市販のジュースで、振りかけも市販品になり、あまり使わず、今回の終活で捨てました。大きい調理器の方が私の利用にあっていました。

　この調理器の欠点は重さ。まだ腕力があり、棚へしまえますが、手が不自由な妻はこの調理器も持ち上げられません。今は私が棚から取り出し使いますが、腕力が無くなるか、愛犬がいなくなったら使わないと思います。

　日に三回、調理器を棚から取り出ししまいます。野菜を愛犬の散歩のついでにセブンで買うことが増えました。でも愛犬はリンゴや梨が大好き。スーパーから荷物を持ち、駅前の通勤客を避けるのはなかなか大変です。

　今日はここまでにします。

緊急性と重要性をバランス

　おはようございます。

　悲しいことに安倍政権に期待した憲法改正は議論されず、立憲は桜とIRと入試などの不祥事の事案に傾注し、国民の方が真っ当そうです。でも昔、右派社会党の流れをくむ民主社会党は言う事は真っ当でした。一時期待されましたが労働貴族の左派に負け消滅しました。歴史は繰り返しそうです。

　年金、景気、防災は手段と実行が大事です。課題の優劣を委員会で審議すれば済むでしょうが、国は金欠病、財源が限られています。重要度と緊急度を考慮し、ポートフォリオに従い国費を有効に使って欲しいものです。

　肺炎対応は緊急対応課題です。ムーンショットのテーマは国の未来を決める重要な不確実な課題です。両方とも具体策の選択と戦略が重要です。両方をバランスさせ今と未来への提案が革新政党の命かも、首相の悪口ばかりで嫌になります。

　両方とも2番ではダメなのです。他国から尊敬されず効果半減です。1番を目指す競争では負ける貧乏国になりました。オンリーワンなら１番。かつてのシャープのようにナンバーワンよりオンリーワンが生きる道です。

　国の未来は教育次第。オンリーワンを志す心を育てる小中高の先生が多数派なら最善ですが、2割いたらどうにかなります。補助金を願わず、安住を求めず、企業から研究費を獲得する大学教授なら創造的な人を育てられます。

　日本の優秀な大学教授は事業よりノーベル賞が好きです。それも結構のようですが、国民性から目だちたがり屋のようで横並びが好きです。だから孤立が苦手です。大学の先生も無かった研究より人気のテーマが好きなのです

　大学補助金は課題を決めたら提案した先生に公平に少額を与えることがベストです。私学、国立、偏差値、論文数も無視し、競争させず、課題研究の希望者への研究費補助が有効です。現状の問題は官僚に任せ、代議士は創造性を発揮し戦略を考えて欲しいものです。

　何事も自己負担と自助努力が必要。公平な教育をと言い、無料化は逆効果と敗戦直後の生まれは思います。人材不足を活かし、先生が学生にテーマを与え、学生は返済無用の奨学金を就職を条件に会社や団体から貰えます。

　補助金が国や大学や学校をダメにしました。補助金は働く意欲を奪います。沖縄や北海道やアメリカ原住民の現状から思います。人に必要なのは向上心、飢餓心、やる気の3点です。3点を持ち続けられることが能力です。与えることが教育です。

　横並びさせ競争させ3つの心を奪う教育を70年しました。他国より先に日本が滅びそう。自己責任の国のアメリカの属州になるか。唐や魏の遣唐使のように知恵と知識を中国皇帝に担保してもらうか。鎖国するか。徳政令か。

　多軸の座標の中央付近に不安定な釣り合い点があり、それを見つけ今の経済大国に留まれるかは戦略次第です。現実には複雑すぎる系です。私は祈るしかできません。南無大師金剛遍照。

　今日はここまでにします。