マシニングセンタはフライス系の機械なので、ほとんどのワークは角モノで、バイスで固定することができますが、たまに丸モノの加工もあり、固定に苦労します。そんなときに重宝するのが、写真左の3ツメチャックです。もともと旋盤用のものを改造して、テーブルに固定できるようにしています。
今回は生ヅメ(S45C)の先端に、さらに真鍮製のツメを取り付け、その成形をしているところです。これは、アルミや銅などのやわらかい材料を、傷をつけずにつかむためで、この部分だけを交換することで、いろいろなサイズ(直径)に対応できるメリットがあります。写真に見える、渦巻状のリング部品は、成形中にツメが動くのを防ぐ固定ジグで、これも自作品です。
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