澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

【李登輝元総統の足跡】なぜ日本で李登輝ファンが多いのか?武士道と政治哲学

2020年08月14日 19時46分28秒 | 台湾

 李登輝氏逝去。日本のマスメディアは、一斉に李登輝氏を「台湾民主化の父」「親日家」と報じた。その表現を間違っているとは言わないが、何か違和感を感じるのは私だけなのか。
  
 台湾のTVニュースを見たら、台湾・桃園の李登輝氏の自宅にある書斎を映し出していた。「小図書館」と言っていいその部屋には、岩波文庫がずらっと並び、旧制高校及び帝国大学で学んだ教養の深さを物語っていた。「私は22歳まで日本人でした」としばしば語った彼は、物事を考えるときの言語はずっと日本語だったという。

 林建良氏(医師・台湾独立運動家)が李登輝氏という人物を次のように評している。「李登輝という存在は、ひと言で表現すれば、神様が台湾に与えてくれた宝物。しかもその宝物は「Made in Japan」なんです。「Made in Japan」の最高の日本製の日本魂の入った宝物を神様が台湾にくれた」と。数ある李登輝評の中で、これは実に的を射ていると感じた。

 興味ある方は、次の映像をぜひ。

【李登輝元総統の足跡】なぜ日本で李登輝ファンが多いのか?武士道と政治哲学



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
台湾の親日とは何か (ニガウリ)
2020-08-14 21:42:35
ぜひ、拙稿『台湾の親日とは何か。……』(カテゴリー「中国」)を読んでご意見をいただけませんか?

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。