澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

「豊洲市場」を語る二人の都庁OB

2016年09月25日 08時52分02秒 | 社会

 先日、都庁に勤めていた知人と偶然に遭ったので、お茶を飲みながら世間話。その中で、興味深いエピソードを聴いた。
 
 小池新知事の登場がなければ、豊洲市場移転問題がこれほど注目されることはなかっただろう。ましてや、TVワイドショーで連日、都政があれこれ”論評”されるなんて、前代未聞の出来事ではないか。
 
 この豊洲問題や都政の解説をしているのが、青山 佾佐々木信夫という「都庁OB」の二人。

 
青山 佾(やすし)明治大学教授(元・都副知事)

 TVで見る限りでは、青山氏の解説は中庸で分かりやすく説得力がある。知人によると、この人は東京都の管理職試験A(当時)を2番で合格したエリート。元都議会議員・元中野区長・青山良道(故人)の長男。中大法卒という学歴は都庁では主流の学閥なので、まさに都庁の「王道」を歩む素地があったと言えよう。

 この青山氏が「朝日」の「耕論」(6月16日付)に書いた記事に対して、次のような批判が寄せられているのを見つけた。

この中で、青山佾元都副知事は、「都知事の権限は大統領なみ」ではない、なぜなら、都庁には「競争試験をくぐり抜けて採用された」都職員がおり、「知事と議会と職員はそれぞれ独立した存在」なのだと仰います。
そして「舛添さんはそうした都政の仕組みを理解せず、大統領のように何でもできると思っていた」と批判されます。」 (「朝日新聞 青山 佾元都副知事の珍説」~久元喜造のブログ

 つまり、このブロガーは「都庁には「競争試験をくぐり抜けて採用された」都職員がおり、「知事と議会と職員はそれぞれ独立した存在」という点に違和感を抱いているようだ。もし、この競争試験が「採用試験」だけでなく、むしろ「管理職試験」のことを指しているのだとしたら、その違和感はさらに広がる。錯覚なのか、あるいは傲慢なのか、成功者は「自分が付与された権力と自分の能力は完全に見合っている」と思いがちだ。青山氏は、都には公平な競争試験があり、自分はその試験を堂々と合格して、副知事まで上り詰めたと言いたいのだろうか。だが、今回の「豊洲問題」に関わった五人の中央卸売市場長(局長級)が地下建造物を知らなかったと言い張り、石原都知事が局長に対して「黙れ!」と一喝すれば、皆すごすごと引き下がるだけだったという話を聞くと、「高級官僚(局長)の自負、プライド」ごときものは政治家には全く通じないと分かる。青山氏は「あるべき都職員像」について、数々の著書、指南書を著し、多くの職員を啓蒙してきたと聞く。だがそこには、「権力者に対しては卑屈になれ」そして「面従腹背せよ」という処世術は書かれていないだろう。が、実は、これこそ組織のトップを狙うものに必須の処世術。青山氏自身は、自らの優位性(父親、学歴)を活かしつつ、きっとそうやって副知事まで上り詰めたに違いない。

 一方、都政そのものを「行政学」の「研究対象」として、大学教授のポストに就いたのが、佐々木信夫中央大学教授。


佐々木信夫 中央大学教授

 この人は、都庁の主任(係長の下のポスト)のころ、週末には東北福祉大学非常勤講師として仙台まで通っていたというから、学者志向が極めて強かったのだろう。官僚組織の中では、異質の「目立つ」存在であったから、管理職試験には受からなかったと聞いた。まさに「出る杭は打たれる」だ。

 都庁というところは、小池知事が言うように、まさに無責任な組織。トップの局長が老残の元知事の真似をして「知らぬ存ぜぬ」を決め込み、「豊洲問題」の責任をすべて「現場」に押し付けるのなら、「もう一つの政府」(佐々木信夫)どころか、田舎の村役場と大差ないではないか。

 以上が知人から聞いた、苦い茶飲み話だった。
  

 

 

 

 

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巨大アナゴ天丼を完食

2016年09月15日 11時32分33秒 | 散歩

 「巨大アナゴ天丼」を食べに、はるばる東京都国立市へ。大学通りには、あの一橋大学が鎮座している。私は、この歳になって初めて、この大学の構内を歩いてみた。兼松講堂をはじめ、大学構内の建物は歴史の風格を感じさせるものばかり。あのSEALDsの奥田愛基がここの大学院社会学研究科に入学したのを思い出して、あの男がこんな場違いなアカデミックなところに入って大丈夫なのか、他人事ながら心配になった。何しろ、奥田の出身大学と一橋大学とでは、偏差値で20以上の「海溝」が横たわっているのだから…。

 そんなことはさておき、お目当ての店は、「深川つり舟」。JR国立駅から徒歩で5分程度。ここの「アナゴ天丼」が巨大で美味しいと書かれていたので、いつか行ってみたいと思っていた。


   深川つり舟」のアナゴ天丼(1,350円)

 一目瞭然、巨大なアナゴ天丼。全部食べられるかどうか心配になったが、ご主人が「食べられなかったら、お持ち帰りにしますよ」と言ってくれる。親切でアットホームな雰囲気の店だ。
 結局、若干の衣と少しご飯を残したものの、アナゴ天ぷらは完食。しつこくもなく、アナゴ特有の臭みも感じなかった。価格も味もリーズナブル。特に若い人にぴったりかも。

 食事後、一橋大学の構内を散歩。どう考えても、奥田愛基に相応しい場所ではないと思った。ああ、また書いちゃったけど…。


一橋大学構内を初めて散歩 
 

 

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台風前にちょっとお散歩…

2016年09月07日 19時58分24秒 | 散歩

 今年は列島に上陸する台風が多いようで、TV・ラジオは連日大騒ぎ。明日、台風が来るそうで、文字通り「嵐の前の静けさ」なのかも知れないが、今日はずいぶんといい天気だった。

 そこで、ちょっと散歩。久しぶりに水田を見に行ったら、稲穂が色づいていた。空の高さも、もう秋そのもの。

 

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高畑淳子の大学受験

2016年09月06日 13時13分38秒 | 社会

 ごく最近、「ヤフー知恵袋」に「高畑淳子が早稲田大学を合格していたら、絶対早稲田に行っているはず」とする質問が掲載された。

「高畑淳子は早稲田受かっていたら早稲田入学して演劇部に絶対に行っているはず。ですよねという事は早稲田大学文学部合格も嘘なのでしょうか?高校は香川県のトップ校高松高校だったので普通ならば早稲田合格でおかしくないですが、もし嘘ならあの記者会見も嘘かもしれません。あの記者会見を見て正直思った事は一つだけやはり高畑淳子は演技うまいなだけです(>_<)」

 息子が犯罪を犯したため、以前からの高畑淳子の言動が蒸し返されているようだ。彼女は、TV番組や雑誌のインタビューで「お茶の水女子大、慶応、東女を受かったのだが、演劇がやりたくて桐朋短大に進んだ」と何度も応えている。私もTV番組で同じように話すのを聴いた記憶がある。ネット上では、上記三大学に加え、早稲田、津田塾にも合格したと書かれている。ある業界誌のインタビューでは、本人が「学校に指示されて受験したお茶ノ水、早稲田、慶応、津田塾、東女にはすべて合格しました」と明言している。



 高畑のこの発言には、ネット上でいろいろな疑問が提示されている。当時の受験事情を考えれば、私もまた高畑発言は到底「信じられない」と感じる。まず、当時の国立大学と私立大学の格差は現在よりもずっと大きく、国立一期校であるお茶の水女子大学に合格した人が、滑り止めで受けた早稲田、慶応などの私立大学に行くことなど考えられなかった。国立大学は少数精鋭の本格的教育研究の場、私立大学はマスプロ教育で、サラリーマンの大量養成所という感覚だった。私立大の授業料が国立の8~10倍もした(現在は3倍程度)のだから、国立大学の”価値”は相対的に高かった。ましてや、桐朋短大演劇科の授業料は四年制私立大学の三年間分の学費と匹敵するほど高額だったはずだ。四国から受験で上京するとき、交通費、滞在費だけでも相当なおカネがかかったはず。さらに学費や生活費を考えれば、何故、”合格”したお茶ノ水女子大に行かないのかと疑問に思うのは当然だ。
 
当時のお茶の水女子大は、優秀な女子生徒のあこがれの大学であった。女性の大学進学率が低かったから、現在のように優秀な女子高生が東大などの旧帝大を受験するケースは少なかった。言ってみれば、全国の女子高校生の最優秀部分は、東大を合格する実力があっても、お茶の水を志望する人が多かった。それほどの大学を「演劇をやりたい」という理由だけで「棄てる」などとは、よほどのことがなければ考えにくい。「演劇」という分野は、技術的に演技を教わることなどよりも、幅広い教養や実体験から上達するものだろうから、お茶の水女子大で学びながら、演劇に関わることも十分可能だったはずだ。母校である県立高松高校の進路指導主任も「お茶の水に行ってから進路を考えなさい」と諭したはずだ。彼女の話が本当だとすればだが…。

 また、素朴な疑問として、入学金・授業料の納付時期の問題がある。当時は、一度に払い込んだ入学金・授業料は、入学を辞退しても返還されなかった。合格発表と入学金・授業料の納付時期は、①短大、②早慶以外の私大(この場合、津田塾、東女)、③早慶、④国立(この場合、お茶の水女子大)の順だっただろう。学力優秀だったという彼女が、何故、こんな大学の選び方をしたのか、実に不可解だ。上述の「学校に指示されて受験したお茶の水、早稲田、慶応、津田塾、東女にはすべて合格しましたという彼女の発言がそのとおりだとすれば、県立高松高校の「指示」とはどういう根拠(データ)に基づいて行われたのか、疑問に思えてくる。
 国立二期校の存在に触れていないことも理解に苦しむ。当時、地元の香川大学や愛媛大学は二期校だったはずで、そこは受けるつもりなどなかったということか。
 
 私の友人は、大学紛争の影響で、滑り止めに受けた弱小私大に行く羽目になり、いい歳になった今でも、時折悪い夢を見るという。彼は「もうひとつ受かっていたK大学に行っていれば、ここまでこんなイヤな目に合わなかっただろう」と回顧している。学歴とはそこまで尾を引くものなのだ。

 私の感想は、高畑淳子という人は、エキセントリックな性格で、虚言癖の傾向もある、ということ。還暦を越えてまで、「受かったけど行かなかった大学」を並び立てるのは、よほどのトラウマと隠された事情があるに違いない。
 
 

 

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秋空の横浜を散歩

2016年09月05日 20時16分36秒 | 散歩

 二か月ぶりに横浜山下公園界隈を散歩。東の空には入道雲、それ以外は秋の筋雲。季節の移り変わりがはっきりと表われていた。
 山下公園には、中国人観光客の姿も。若い人ばかりのグループは、服装も洗練され、おしゃれな感じ。上海や北京から来た若者たちか。(下記写真参照)

 今日は30度を超えて、厳しい残暑だったが、暑さはもうこれで峠を越えたようだ。秋の大空がそのことを物語っていた。

 


 

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「中国の論理 歴史から解き明かす」(岡本隆司)を読む

2016年09月03日 23時37分15秒 | 

 最新刊の「中国の論理 歴史から解き明かす」(岡本隆司著 中公新書)を読む。
  
 筆者の「あとがき」によれば、「世はただいま”嫌中”一色。中国の悪口を書かないと売れない」「中国本はそれなりに売れても、中国学を尊重する人びとは減少の一途」だという。「筆者だって、中国・中国人が好きか、嫌いか、と聞かれれば、嫌いだ、と答えるだろう。しかしおもしろいか、つまらないかと聞かれれば、答えは断然、前者である。」と。

 中国に関する入門書は、これまで数え切れないほど書かれてきた。「日中友好」が全盛の頃には、主に「新中国」にスポットを当て、中国共産党の歴史観を肯定的に描く本が多数だったが、今や「伝統中国」の「構造」を分析する本書のような本が主流になった。
 その本書の内容は、次のとおり。

1 史学
 ① 儒教とは何か
 ② 史学の起源
 ③ 史学の枠組み
 ④ 史書のスタイル

2 社会と政治
 ① エリートの枠組
 ② 貴族制
 ③ 科挙体制

3 世界観と世界秩序
 ① 「天下」という世界
 ② 「東アジア世界」の形成
 ③ 「華夷一家」の名実

4 近代の到来
 ① 「西洋の衝撃」と中国の反応
 ② 変革の胎動
 ③ 梁啓超

5 「革命」の世紀
 ① あとをつぐもの
 ② 毛沢東
 ③ 「改革開放」の歴史的位置

 注目すべきは、梁啓超を採りあげて、日本が中国の近代化に与えた多大な影響を明記していること。今どきの類書では普通なのかも知れないが、往年の入門書はこの点については曖昧に書かれていた。つまり、左翼系の学者にとっては、「新中国」こそが日本より進んだ「心の祖国」であって、その近代化が日本の影響下にあったとは言いたくなかったのだろう。例外的に、岡田英弘氏はつとにこのことを指摘していたが、左翼主流の歴史学界では、異端視されてきた。

 「一つの中国」という強迫観念の由来、華夷秩序の構造など、中国という国家の論理を理解するための基本情報はすべて盛り込まれている。
 

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台風一過、ちょっとお散歩

2016年08月31日 22時08分49秒 | 散歩

  あまりにいい天気なので、近くを散歩してみた。
 台風一過、気温は30度を超えていたが、湿度が40%台なので、実に爽快。水辺に集まった鴨たちも楽しそうだった。




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「東アジア史の実像」(岡田英弘著作集6)を読む

2016年08月28日 17時04分26秒 | 

 「岡田英弘著作集Ⅵ 東アジア史の実像」を改めて手に取ってみた。岡田英弘氏は東洋史(モンゴル史)の碩学で、「岡田史観」というべき歴史観には数多くのファンがいる。もちろん、私もそのひとり。

 本書は、1968年から86年ころまでのエッセイ、史論を集めたもの。(詳細は、下記のとおり。)

 「欧米人も日本人も混同しているが、清朝は満洲人の国家である。しかも、清朝時代の二百六十数年間を通じて、清朝は一種の連邦であった。満洲、モンゴル、シナ、チベット、新彊が、連邦を構成する単位である。そして満洲人、漢人、モンゴル人、チベット人、それに新彊のいわゆるウイグル人に、それぞれ適用する別個の法典があり、それに基づき別々に統治されていた。
 しかも、漢人が帝国全体の統治に関与したという事実はない。帝国を支配していたのは満洲人である。したがって、日清戦争で日本が勝った相手は清帝国であり、中国ではなかった。日本に割譲される前の台湾は、満洲人の領土であった。つまり日清戦争は、日中戦争ではない。そのことを現在の中国人は故意にぼかしている。」(p.358 「高揚する”一つの中国、一つの台湾論”」)

「経済的な面でも、日本の植民地統治は、世界の帝国主義の中でも例のない統治であった。というのも、植民地への技術移転をたいへん積極的に行ったからである。資本を投下し現地で産業を興そうと、非常に努力した。砂糖も、じつはキューバ産を買えば、はるかに安く輸入できたにもかかわらず、台湾経済を維持するために、二割増しで台湾の砂糖を買っていた、ということも指摘された。これらはすべて、台湾の学者が指摘したことである。私としては、それを聴いて、日本統治がいかに良かったかがわかり、たいへん気をよくした。
 みなはそこまで口に出して言う勇気はないが、本音は、台湾人のアイデンティティと台湾文化は日本時代に作られたのであり、それ以前の清朝時代ではなかったと言いたいのである。」        (p.372 「李登輝の深謀、江沢民の焦慮」)

「台湾人の対日感情が良いのには、二つ理由がある。台湾では、1947年2月28日に起こった二・二八事件で、国民党の中国人が台湾人を大虐殺した。それ以来、こんなヤツらに統治されるのは嫌だと、中国人に対して気持ちが冷めてしまった。そして、少なくとも日本人は、裁判にかけないで銃殺するようなことはしなかったということで、日本の株が急に上がった。
 もう一つの理由は、日本領有以前の台湾が国家ではなく、蕃地だったからである。そこを日本が統治して開発したのであり、台湾の人たちの意識はまったく日本人になっていたのに、突然、1945年に中国人に切り換えさせられた。そこのところで、ずいぶん傷跡がある。
 韓国人が、日本を目の敵にして攻撃するのは、重大な理由がある。それは、韓国文化というものの実体がないからである。今の韓国文化と言われるものは、日本の文化の模倣に過ぎない。だから、今でも韓国では日本語の歌をそのまま放送することや、日本の映画を放映することに、断乎として反対している。日本からの文化の流入を自由化したとたんに、韓国文化が跡形もなく崩れ去ってしまう、という危機感にかられているからである。そのことを韓国人に言うと、烈火のごとく怒るが、本当のことである。そういう点を、われわれは理解しなければならない。韓国人のアイデンティティというのは、日本人を憎むことしかないのである。」(p.527-8 講演「台湾人は中国人か」)

 上記の引用は、アットランダムに過ぎず、他にも従来の歴史認識が覆されるような、鋭い指摘が目白押し。ネトウヨの中には、この岡田氏の著作を参考にして、引用する向きも多いようだ。
 だが、重要な点は、著者のエッセイは単なる思い付きなどではなく、世界的な東洋史学者としての実証的な文献研究から抽出された成果に基づく発言だということ。つまり、凡百の評論家や歴史学者が特定の政治的立場・イデオロギーで発言するのとは全く異なる。
   
  「岡田英弘著作集Ⅵ 東アジア史の実像」

台湾、満洲、チベット、韓半島……シナ文明と密接に関わる周辺地域を、どう見るか。
シナ文明の影響を歴史的にどのように受け、それぞれの緊張関係のなかで今日の複雑な関係を形成しているのか、鮮やかに一望してみせる。
[月報] 鄭欽仁/黄文雄/樋口康一/クリストファー・アトウッド

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 はじめに

第Ⅰ部 清朝とは何か
 満洲族はいかに中国をつくったか
 清朝史研究はなぜ重要か
  〈満洲族、シナ制覇の第一歩〉サルフの戦いを検証する 後金国ハン・ヌルハチと明国
  〈帝国を築き上げた三名帝〉康熙帝・雍正帝・乾隆帝とはどんな人物だったのか
 康熙帝・朱筆の陣中便り
 清朝の多様性を理解するためのキーワード

第Ⅱ部 台湾はどんな歴史をたどってきたか 紀元前から1970年代まで
 台湾通史 台湾人はこうして誕生した
 「ニクソン訪中声明」直後の台湾を訪れる
 田中訪中を前に蔣経国が言うべきだったこと
 日台空路はこうして切れた 大平外相がもたらした、北京も望まなかった断絶
 鄧小平はついに「二つの中国」を認めた
 国民党と台湾人と『美麗島』事件

第Ⅲ部 台湾の命運を握るもの 1980~90年代の情勢分析
 李登輝の登場と「台湾人の台湾」への道
 高揚する「一つの中国、一つの台湾」論
 李登輝の深謀、江沢民の焦燥
 総統選挙直前になぜ中国は軍事威嚇を強行したのか 総統直接選挙と台湾海峡危機
 台湾をめぐるコラム三題

第Ⅳ部 近隣諸国の歴史と社会
 近隣諸国は安保継続を望んでいる
 韓国史をどう見るか 東北アジア史の視点から
 高句麗の壁画発見余話
 チベットの運命 ダライ・ラマ十四世のノーベル平和賞受賞に寄せて
 パンチェン・ラマの悲劇
 イリのシベ族、広禄先生のこと 中華民国時代の新疆の風雲
 東南アジアが意識する文化大国日本
 ベトナム五百年の執念 歴史に見るカンボジア征服の経緯
 東南アジアの心と言葉
 中曽根ASEAN歴訪と日中関係

第Ⅴ部 発言集


 清朝史関連年表
 台湾史関連年表
 おわりに 初出一覧 図表一覧 人名索引 事項索引

出版社からのコメント

□シナの影響下で盛衰してきた地域□
 本書は、満洲、台湾、チベット、韓国、東南アジアなど、シナの周辺で、シナ文明の影響を受けながら盛衰してきた諸国家および諸民族を扱う。
 第Ⅰ部「清朝とは何か」は、東洋史学者としての私の基礎にある満洲研究の総覧になっている。清朝を建てた満洲人がどのような人たちで、清朝がいかにいわゆる中華帝国ではなかったかが明らかになる。
 第Ⅱ部と第Ⅲ部は、台湾関係の論考を集めた章である。私の中国経験は大陸ではなくもっぱら台湾であった。一九六二年に満洲語文献の調査のために初めて台湾を訪問してから、一時はほとんど毎年のように台北を訪れて故宮博物院で研究調査をしていた。
 第Ⅳ部は、韓国、チベット、新疆、東南アジアなどについて、四十年前から二十五年前に掲載された論考であるが、内容は今読んでも少しも古くなっていない。長い歴史のなかの半世紀程度は、本質的なことには関係がないのである。

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東北地方でM5超の地震が続いている…

2016年08月22日 15時56分05秒 | 社会

 リオ五輪騒ぎでほとんど周知されていないが、この三日間、東北地方でM5以上の地震が続いている。(下表参照)

 不安を煽るつもりは毛頭ないが、東北大震災(2011.3.11)の前々日、前日の二日間で、M5以上の地震が異常なほど多発した事実を思い起こすと、今後の動向に注目せざるをえない。

各地の震度に関する情報

情報発表日時

検知日時

震央地名

マグニチュード

最大震度

平成28年08月22日15時16分

22日15時11分頃

宮城県沖

M5.2

震度3

 

 

 

 

 

平成28年08月21日21時58分

21日21時49分頃

三陸沖

M5.1

震度2

 

 

 

 

 

平成28年08月21日01時32分

21日01時28分頃

三陸沖

M5.2

震度1

平成28年08月21日01時15分

21日01時10分頃

三陸沖

M5.5

震度2

平成28年08月21日01時02分

21日00時58分頃

三陸沖

M5.9

震度3

 

 

 

 

 

平成28年08月20日18時06分

20日18時01分頃

三陸沖

M6.0

震度3

平成28年08月20日14時20分

20日14時15分頃

三陸沖

M5.3

震度2

 






 

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五輪喧噪、生前退位、そして尖閣危機

2016年08月11日 08時14分32秒 | マスメディア

 史上まれにみる猛暑と騒がれた今夏だが、平凡な夏に過ぎなかったことは明らか。気候的にはそうであっても、世間は何やら騒がしい。



 これは尖閣諸島に集合した230隻もの中国”漁船”の写真だというのだが、TVで放送されたのを見たことはない。TVでは「中国脅威論を煽らない」が内規となっているので、衝撃的な映像を視聴者に見せて、国民の間に”ナショナリズム”を生じさせることはタブー。なので「中国にはいろいろな内部事情があるから」という噴飯ものの解説で誤魔化そうとしている。

 政府やマスメディアにとって、勿怪の幸いだったのがリオ五輪。「今日も金メダル・ラッシュ」と騒いでいれば、尖閣諸島をめぐる危機を国民に知らせずに済む。
 この国のエリートたちは、今なお「愚民には知らしむべからず」と思っているのかもしれない。

 天皇の「生前退位」については、心情論が中心になって、コトの本質がはぐらかされている気がする。80歳を超えた闘病中の老人が、年間何百日もの「公務」に携わるのはお気の毒だ。これが一般的世論だろうが、何と浅はかな認識かと思う。天皇は、私人でも一般国民でもないのだから、日常的感情で陛下に”思い”を寄せても、思わぬしっぺ返しがくるのがオチだ。

 先の天皇夫妻のパラオ訪問は「平和を願う」天皇の「美談」として伝えられた。だが、父親である昭和天皇の言動を思い起こすなら、現天皇が本当にあの戦争の意味を理解しているのかどうかが、極めて重要だ。父親は軍部に翻弄された存在に過ぎず、戦争責任はなかったと考えているのか、そうではないのか?現在の天皇自身の歴史認識が伝わってこなければ、パラオ訪問だって御身可愛さゆえのパフォーマンスと言われても仕方ない。「美談」はいったん疑ってかかるというのが、世界の常識ではないのか。

 思わず本音を書いてしまったが、止めの一発はこれ。東京五輪なんて、本当に開催できるのだろうか?目下、世間は「おもてなし」「日本は素晴らしい」という空気に満ち満ちているが、自画自賛、付和雷同を一枚めくれば、そこには深い不安感が横たわっているはずだ。私は、東京五輪など、60%以上の確率で開催できないと思っている。肝心なことから眼をそむけ、一過性のバカ騒ぎに熱中するこの傾向。そんなに長く続くはずもない。
 

 
 
 

 

  

 

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小池都知事が追及すべき東京五輪招致疑惑

2016年08月06日 07時39分42秒 | 政治

 小池都知事が誕生して、東京五輪をめぐる数々の疑惑が語られ始めた。まことに結構なことだと思う。

 このブログでは、「東京五輪招致 竹田JOC会長の疑惑と利権」という記事を書いたことがある。竹田JOC会長が東京五輪招致に当たってIOC関係者に不正献金をしたことは、「週刊文春」などで採りあげられたものの、舛添要一の「疑惑追及」の陰に隠れてしまった。何故、東京五輪招致が不正献金をしてまで強行されたのか、その首謀者は誰なのか追及されてしかるべきだ。

 竹田会長については、IOC不正献金問題とは別に、自らが経営する旅行会社がJOCの旅行業務を一手に受託しているのではないかという疑惑がある。

 あの東日本大震災・福島原発事故があってもなお、東京五輪招致を強行した理由が、竹田恆和、森喜朗などの五輪関係者の私腹を肥やすためだったとあれば、それこそ売国奴の所業だと思うのだが…。ぜひ小池知事に追及してもらいたいと思う。

 

竹田氏がIOC役員改選に立候補検討 疑惑の行方踏まえ判断

 竹田会長は12年にIOC委員に就任。東京五輪招致では招致委員会の理事長として開催都市決定の投票権を持つIOC委員へのロビー活動で中心的役割を果たした。14年からはIOCのスポンサー集めを担うマーケティング委員長を務めている。JOC内には、自国開催の五輪が4年後に迫っていることから、竹田氏のIOC役員就任を望む声もある。

 日本人では猪谷千春氏が09年までIOC副会長を務めた。

                         《産経ニュース》

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鳥越俊太郎へ「ブーメラン」的淫行報道

2016年07月21日 17時37分12秒 | 政治

 「1989年、宇野宗佑首相(当時)の不倫問題をめぐる告発記事を特報し、結果的に退陣に追い込んだこと」(下記の記事参照)で名を売った鳥越俊太郎(当時「サンデー毎日」編集長)。その彼にブーメランが返ってきたような記事が、今日の「週刊文春」に掲載された。私もこの記事を読んでみたが、その内容は極めて詳細、具体的で、とても捏造、でっち上げ記事とは思われない。「火のないところに煙は立たず」のことわざどおり、鳥越が関西大社会学部教授をしていた時期(2003-5年)、なにがしかの「事件」があったことは間違いない。鳥越はわずか三年でこの「おいしい」ポストを辞めているし、「週刊文春」によれば、事件によって鳥越は関西大側から実質的な「出入り禁止」処分を受けているという。

 奇しくも鳥越俊太郎の後輩で東洋史家の宮脇淳子氏は「新聞記者は昔から”瓦版乞食”と呼ばれていた」と語っているが、この言葉はぴったり鳥越に当てはまるようだ。自惚れ、自画自賛、夜郎自大、英雄気取り、そして女癖の悪さに至るまで。今は「ジャーナリスト」などと気取っているが、所詮、「新聞屋」は品性下劣の輩なのだろう。

 ところで、前回と今回の都知事選報道を比較すると、放送法を遵守すべきTV各局の恣意的、世論操作的報道ぶりがよくわかる。前回の都知事選では、TV局は16名の中から「主要六候補」を選び出して、対等に報道した。六候補の中にドクター中松や家入某という泡沫候補を加えたのは、田母神候補の印象を薄めようとした世論操作だったことは今や明らかだ。今回は21候補の中から「主要三候補」のみ。山口敏夫(元衆院議員)や上杉隆(ジャーナリスト)など、世間に知られた名前があるのに、何故三候補なのか?「選挙公報」を見ていると、その理由が分かってくる。山口敏夫候補は東京五輪の不正献金問題と森喜朗の責任を鋭く取り上げているからだろう。JOC(日本オリンピック委員会)は伏魔殿。叩けば、途方もないスキャンダルが出てくるだろうから、特別な力がそうさせないような方向で動いてるとしか考えられない。さらに、「在日特権を許さない市民の会」代表の櫻井誠候補は、既成政党やマスメディアにとって、腫物(はれもの)のような存在だ。

 鳥越は伊達男気取りで大言壮語していても、小池百合子の「病み上がり」発言に対しては「ガン・サバイバーに対する差別だ」などと過剰反応を示す。他人を批判するときは、居丈高に英雄気取り、一方、自分のスキャンダルとなると、子犬のようにキャンキャン大騒ぎ。大体「ガン・サバイバー」などという言葉自体がふざけているし、常に自分を「正義の側に立ち、諸悪を追及する」立場に置く、ご都合主義がしらじらしい。自分を世の中の「最高位」に置こうとする自己愛、ナルシシズムは、それこそヒトラーとそっくりではないか?もしかして、少女愛好癖も似ているのかも知れない!

 

 こんな男が都知事になる可能性があるなんて、私には到底信じられない。もしそうなったら、都民の良識なるものを疑わざるをえない。

 まあ、鳥越知事は、一期四年勤められるはずもないから、それでもいいけれど。 

 

 

 

 

鳥越俊太郎候補「淫行」文春報道 「何か政治的な力が働いた」民進党会議で疑惑を否定

産経新聞 7月21日(木)11時53分配信

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 東京都知事選(31日投開票)に立候補しているジャーナリスト、鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=は21日午前、民進党都連の選挙対策に関する会議に出席し、週刊誌に「『女子大生淫行』疑惑」と題する自身の記事が掲載されたことについて「記事内容は一切、事実無根だ」と否定した。

 鳥越氏は会議の冒頭、記事に関して「心ない誹謗(ひぼう)中傷を受け、心から悔しい。怒りでいっぱいだ」と言及。続けて「私は週刊誌の仕事をしていたから分かるが、単なる週刊誌の取材記事というより、何か政治的な力が働いているのではと思う」と語った。

 記事は21日発売の週刊文春(7月28日号)に掲載された。記事によると、鳥越氏は平成14年夏、当時20歳の大学2年生の女子学生を自身の別荘に誘い出し、「二十歳にもなって、そんなに性のことを知らないのか」と強引に迫った。また、翌日、東京に戻る車中で「ラブホテルに行こう」と誘ったという。

 現在はこの女子学生の夫になっている男性は記事で「妻のくるしみと比べるべくもありませんが、私もこの十数年、苦しんできました(中略)私がこうして告白したことで、妻はまた苦しむでしょう。それでも、あの男が都知事になることだけは許せません」と話している。

 鳥越氏側は20日に週刊文春編集部に抗議文を送っており、弁護団は21日にも刑事告訴する方針。

 

「『三つ指愛人』特ダネ」の鳥越氏へ 壮大なブーメラン?

 

J-CASTニュース 7月21日(木)17時1分配信

鳥越氏は「サンデー毎日」時代に宇野政権を退陣に追い込んだことでも有名だ

 東京都知事選(2016年7月31日投開票)に立候補しているジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)の過去の女性問題疑惑を「週刊文春」最新号が報じた問題で、鳥越氏は7月21日朝、民進党都連の選対会議で「週刊誌などで書かれていることは、一切事実無根」などと文春側を非難した。同じ頃、弁護団は名誉棄損と公選法違反の疑いで東京地検に告訴状を提出した。

 選対会議では、鳥越氏は「私は週刊誌の仕事をしていたから分かるが...」と前置きしながら、今回の記事は「どう見ても、ちょっと異常」で、「政治的な力が働いているとしか思えない」とも推測している。鳥越氏が「サンデー毎日」の編集長を務めていた1989年、宇野宗佑首相(当時)の不倫問題をめぐる告発記事を特報し、結果的に退陣に追い込んだことは有名だ。いわば政治家のスキャンダル記事の手の内を知り尽くしていたはずだったが、選挙期間中に自身に関する女性スキャンダルが掲載されるという皮肉な事態に発展している。

■「愛人になってくれたらこれだけ出す」と三つ指

 鳥越氏の陣営は、(首都圏などでの)発売前日の7月20日夜、文春編集部に抗議文を送り、刑事告訴に向けて準備を進めていることを発表していた。21日午前の会合では鳥越氏自身が

  「私は週刊誌の仕事もしておりましたので、分かりますけれど、どう見ても、ちょっと異常ですね」
  「政治的な力が働いているとしか思えない」
  「週刊誌等で書かれていることは、一切事実無根」

などと主張し、改めて潔白を訴えた。「週刊誌の仕事をしていたので分かる」と鳥越氏自身が述べているとおり、鳥越氏は自らが暴いた女性問題の記事で時の政権を退陣に追い込んでいる。

 鳥越氏は1988年4月にサンデー毎日編集長に就任した。それから1年ほど経った89年6月3日に宇野内閣が発足、それから3日後に発売されたサンデー毎日に、宇野氏の元愛人女性による告白記事が掲載された。記事は、宇野氏が女性に対して「もし自分の愛人になってくれたら、これだけ出す」と、相手の女性の指3本をにぎった、という内容で、月額30万円で事実上の愛人契約を結んでいたというものだ。その後、米ワシントン・ポスト紙も報じたため、国会質問でも取り上げられるなど、またたく間に騒ぎは広がった。これが影響して7月の参院選で自民党は惨敗し、宇野内閣は退陣に追い込まれた。

最近の「都知事選」記事でも当時のエピソード振り返っていた

 鳥越氏が事実上、時の首相の「首を取った」形で、鳥越氏も2016年7月20日付の毎日新聞朝刊(地域面)に掲載された「知事選 主な候補者の横顔」では、当時のエピソードについて

  「上に相談せず、クビをかけて自分の判断で世に出した。『やった』という思いと、一人の人生を狂わせるかもしれないという湿った気持ちが入り交じり、複雑だった」

と振り返ったばかり。07年11月13日の朝日新聞のメディア特集欄でも、

  「政治家であっても、不倫だけの話ならば、家庭内で解決されるべきだ。しかし、取材の結果、カネで女性を買っていたと判断したから、首相としての資質を問うことにした」

などと記事の公益性を強調していた。

 今回、鳥越氏側が刑事告訴した文春の記事では、

  「本稿の内容が日本の首都を預かる可能性のある人物の資質を厳しく問う内容である以上、これを報じることは広く公共性、公益性に資するものであると小誌は考える」

と主張している。

 

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2016 マントヴァーニ楽団コンサート

2016年07月16日 08時53分41秒 | 音楽・映画

 4月17日(日)夕、英国ボーンマス市パビリオン・センターで開かれたマントヴァーニ楽団のコンサート。今年も英国の友人からDVDとプログラムが送られてきた。
 

 ”The king of Strings” と題されたコンサート・プログラム

 マントヴァーニ(1905-80)が亡くなって、36年も経ったのに、今なおコンサートが開かれる理由は、”Cascading Strings"(カスケーディング・ストリングス)と呼ばれる、弦楽器の流れるような音の響きにある。ロナルド・ビンジが考案した手法で、弦楽器(バイオリンとビオラ)を4つのパートに分けて奏でられる。その手法を解説した映像とこのコンサートを開いた「マントヴァーニ楽団」(=The Magic of Mantovani Orchestra)による演奏があったので、次に引用させていただく。



 上述のコンサートの曲目及び演奏者(指揮者、コンサートマスター、ソリスト)は次のとおり。

 

  

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NHKは何故「簡体字」を使うのか?

2016年07月07日 13時10分52秒 | マスメディア

 先ほど、昼のNHKニュース(7月7日)を見ていたら、東京湾で見つかった遺体の身元が分かったと伝えていた。ニュースの詳細は、下記の「毎日新聞」記事のとおりで、そこでは遺体の名前を「楊梅」と伝えている。NHKニュースで私が驚いたのは、「東京湾の死体遺棄事件の被害者は中国人女性、杨梅さんと判明」と、その氏名を「簡体字」表記で伝えたところだ。

 言うまでもなく、「杨」は「楊」の簡体字表記。
 漢字を使う日中両国の放送協定では、当該国の漢字表記が原則。日本では「楊」と表記されなければならない。実は、NHKはこれが初めてではない。以前、「劉」を簡体字表記である「刘」として報道したのを見たことがあるから、こうした簡体字使用はもはや普通のことになっているのかも知れない。

 万が一、NHKが「人名は例外で、簡体字で表記されるのが普通の中国人であれば、簡体字で表記している」とか強弁するのなら、いずれ、毛沢東を「毛泽东」としなければ、つじつまが合わないことになる。中国大陸では、毛沢東は「毛泽东」であるけれども、香港・台湾では「毛澤東」なのであるから、この三つの違いをどう説明するつもりなのか。

 NHKニュースのテロップを作成する担当者が、「簡体字」は日本語の漢字に直して表記する、という原則を知らないのか、あるいはあえて無視しているのか?後者だとすれば、CCTV(中国中央TV)から派遣されてきた「工作員」かもと思えてくる。

 いずれにしてもNHKの報道は、全く信用できません…ね。

 

<京浜運河女性遺体>職業不詳の34歳中国女性と判明

毎日新聞 7月7日(木)11時35分配信

 女性の遺体が入ったスーツケースが見つかった運河の現場付近=東京都品川区で2016年6月27日、宮武祐希撮影

 東京都品川区の京浜運河でスーツケースに入った女性の遺体が見つかった事件で、警視庁捜査1課は7日、遺体は中国籍で住所、職業がいずれも不詳の楊梅(よう・ばい)さん(34)と発表した。入国管理局に登録された指紋で判明した。同課は死亡した経緯などを調べる。

 同課によると、楊さんは2013年9月に技能実習生として入国し、京都府内の自動車部品製造会社に勤務していた。勤務先が14年3月、「会社の寮からいなくなった」と京都府警に届け出た。

 遺体が入ったスーツケースは6月27日、品川区東品川2の京浜運河で見つかった。司法解剖で死因は特定できなかったが、死亡から1週間ほど経過していた。目立った外傷はなかった。

 スーツケース内には重りとみられる大きな石も入っており、同課は遺棄した人物が発覚を免れるために入れたとみている。【神保圭作、深津誠、春増翔太】

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FMラジオに流れる中国語の海賊放送

2016年07月03日 02時41分02秒 | 社会

 昨年末から中波ラジオ放送のFM化が進んでいる。TV放送の地上デジタル化が完了して、それまでのアナログTV放送の音声部分(FM電波)ががら空きになった。その周波数帯(90~108MHz)に従来の中波放送を割り当てた。「ワイドFM」と言われる放送だ。

 昨日の午前中、その「ワイドFM」を聴こうと思って、90MHzあたりにダイヤルを回そうとしたら、88MHz前後で中国語放送が入ってきた。在来の民放FM局が中国語番組を流しているのかなと思っていたら、どうも様子が違う。延々と続いたトーク番組の最後には「中央人民廣播電台」(中央人民ラジオ)と言う単語が聞き取れたので、これは中華人民共和国の公共放送を流しているのだと分かった。

 中波放送であれば、中国、朝鮮半島の強力な電波が混入することもありうるが、FM放送はその特性上、そんなことは考えられない。特に東日本(首都圏)においては…。
 だとすると、この中国語放送は、電波法違反の「海賊放送」としか考えられない。そこで、ネットで検索してみたら、いくつかの事例が見つかった。だが、私のケースとはちょっと違うようだ。

 さきほど、もう一度、同じ周波数帯を探してみたら、当該中国語放送は流れていなかった。今度、聴いたときは、音声を記録して、詳しい人に聞いてもらおうと思っている。
 

 

 

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