澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

日向灘は「南海トラフ」の引き金か?

2022年01月22日 10時57分59秒 | 地震

 日向灘を震源とするM6.6の地震が、22日未明に起きた。大分では震度5強だったが、震源地の日向灘が南海トラフの西端に位置していることから、コロナ狂騒曲下のマスメディアにおいても多少の「ざわめき」があるようだ。

 専門家による判定会議は、M6.8以上の地震でなければ招集されないという。だがしかし、本当にそれでいいのか、という疑念が生じる。
 
 南海トラフ大地震が発生すれば、人々はオミクロンだ「人流」だと、煽られ踊らされてきた日々をむしろ懐かしく思うことだろう。それほど、この大地震は、戦後日本の「繁栄」をすべて葬り去るからだ。「経済大国」も昔日の夢と化す。

 ネット上で、日向灘を震源とする南海トラフ大地震のシュミレーションを見つけた。戦慄以外の何物でもない。

 

【南海トラフ巨大地震・日向灘】シミュレーション(NHK 緊急地震速報 大津波警報 震度7)最新


桐朋学園オーケストラ定期演奏会

2022年01月16日 18時39分17秒 | 音楽・映画

 桐朋学園オーケストラ定期演奏会に行く。今回、会場が1300人収容のホールから、定員506名のホールに変更になった。初めてのホールなので、どんな響きがするのか、特に興味深く聴いた。

 プログラムは次のとおり。

1 シューベルト;交響曲第7番ロ短調「未完成」
2 ドビュッシー;小組曲
3 ファリャ;バレエ音楽「三角帽子」第一組曲、第二組曲

 矢崎彦太郎(指揮)桐朋学園オーケストラ(管弦楽)

 「未完成」の冒頭部、コントラバスの音を聴いて、まず感じたのは、ホールの残響音が豊かだということ。従前のホールは乾いた(デッドな)響きだったので、オケのメンバーも響きの差を実感したに違いない。
 ホールの豊かな響きは、2 ドビュッシー;小組曲、3 ファリャ;バレエ音楽「三角帽子」第一組曲、第二組曲において特に効果的だったと思う。アマチュアとは思えない緻密な弦のアンサンブルに、多彩な木管の音色、柔らかな金管の響きが加わって、華麗な音楽を作り上げた。
 
 知人もこの演奏会に来ていたが、あまりお気に召さなかったようだ。独墺系の重厚な音楽を好む老人にとっては、ラテン系の華麗な音楽は少々うるさく感じたようだ。
 私は、往年のデッカ録音でアンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団の演奏で、これらの曲に馴染んでいたので、素晴らしい演奏が聴けたことに大いに満足。

 とにかく毎回、このオーケストラは、ほぼプロ並みのアンサンブルを聴かせてくれる。アマチュアの初々しさと、プロ並みの演奏技術。


新春に一句

2022年01月07日 11時27分11秒 | 読書


謹賀新年 2022

 新年も早や七日。元日には家族一同10人が集まり、元気な姿を確かめ合った。今年もこのまま続くことを祈るばかりだ。

 親族の一人が静岡出身ということもあり、「薩埵峠」(さつた峠)から見た富士山の景色がことのほか気になる。広重の浮世絵としても有名な景観だ。由比特産の桜海老もまた格別。

 そこで、「プレバト」を真似て、一句詠んでみた。

初富士に 正雪(しょうせつ)思ふ 紺屋かな

 江戸時代の軍学者・由比正雪の生家とされる紺屋(こうや)を訪れ、薩埵峠に登って富士山を眺めたときの印象。月並みではあるけどね…。