澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

韓国への修学旅行は是か非か

2013年10月28日 15時18分09秒 | 社会
 滋賀県立の公立高校が韓国への修学旅行を計画したが、保護者の間で反対運動が高まっているという。10月25日付けの「産経」が伝えたニュース(下記参照)だが、いろいろ考えされられることが多い。
 
 「平和学習」の一環とされる広島・長崎への修学旅行は全国の多くの高校で行われている。その内実を聴くと、都道府県教育委員会の立場からすれば、「平和教育」は誰も異議を唱えられないテーマであるから、即座にOKできる。また、教員組合は、現在の政治・社会批判を込めた「平和教育」が可能であるから嬉々として応じるという、ある種の労使談合的実態ができあがっているという。

 さらに、海外修学旅行については、「国際化」の要請と「共生」の精神を培うとかいう理由で、公立高校でも盛んになっていると聞く。だが、中韓両国への修学旅行に関しては、極めて懐疑的だ。修学旅行することによって、「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」の問題がことさらにクローズアップされ、歴史に疎い生徒達に不必要な贖罪意識を植え付ける恐れが大きい。
 
 近現代史や国際関係史を少しかじっただけでも、中韓両国の主張がいかに異常なものかわかるはずなのに、現場の教師は決してそれを教えようとはせず、むしろ相手に謝罪することが「友好」「共生」の道だと吹き込んでいる。そんな現状を憂う保護者達が、韓国修学旅行に疑義を挟んだのは当然のことと言っていい。

 Mixiでは、次のように色々な意見が交わされた。

◇公立高校は、中韓両国への修学旅行なら教育委員会が認めるが、台湾への修学旅行は中国に遠慮して認めない。私立高校は、かなりの学校が台湾に行っている。

◇この感覚は何でしょうか。恐らく日教組が多いのでしょう。反対する親が多いのは当然ですし、私なら子供をその学校に行かせません。教育委員会もおかしな感覚の持ち主が多い様ですね。

◇修学旅行なら国内で充分でしょう。経済も活性化するわけだし、なにも外国に金を落としに行くことないと思います。

◇公立高校の教師はこうした輩が多いですね。竹島問題ばかりメディアは騒ぎますが天皇陛下を貶める言動のほうが問題。どこぞの高校も韓国で謂われなき謝罪をさせられたことがあります。韓国などに行こうという神経が理解できません。反対する父兄には頑張ってもらいたいです。

◇謝罪した高校は広島だったと思います。韓国は近い安いというだけでいくのでしょう。現状では心配する親がいるのは分かりますね。

◇広島に修学旅行に行くのも「平和学習」という名の無国籍教育。中韓両国へはまるで「懺悔旅行」。国際化、共生などとしたり顔に言う前に、世界史の中に位置づけた日本近現代史を教えるべき。もちろん、「愛国教育」そのものではなく、両論併記で結構だから、とにかく教えるべきです。

◇妙な色に染まっていない高校生たちが、現地で「日本は昔こんな悪いことしたんだ」という誤った母国感を植え付けられるのが怖いです。

◇仰る通りだと思います。そもそも自由にどこにでも行ける時代に修学旅行など意味があるのか。貧乏で個人旅行などできなかった我々のような時代の残滓ではないかと考えます。



反日が心配…」韓国への修学旅行に保護者反対、学校側と対立
産経新聞 10月25日(金)8時0分配信


韓国への修学旅行をめぐり、学校と保護者が対立する滋賀県立国際情報高校=同県栗東市(写真:産経新聞)

 滋賀県立国際情報高校(同県栗東市)が11月に予定する韓国への修学旅行をめぐり、保護者の一部から反対の声が上がっている。韓国での反日感情の高まりや南北関係の情勢悪化による安全面への懸念などを理由に上げるが、学校側は「問題ない」として予定通り実施する方針で、説明会を開くなどして理解を求めている。しかし保護者側は「修学旅行は保護者の十分な理解を得ること」とする文科省の通知にも違反するとして計画変更を迫っており、学校側と対立を深めている。

 ■恒例の修学旅行に突如、反対の声

 昭和62年度に創立された国際情報高は、平成元年度から韓国への修学旅行を実施しており、米同時多発テロのあった13年度と新型肺炎が流行した15年度以外は毎年訪れている。

 今年度は、11月12日から3泊4日の日程で修学旅行を計画。2年生がソウル市内を訪れ、伝統舞踊やキムチ作りなどを体験するほか、姉妹校提携しているソウルの文一高校の生徒らと交流する。

 学校側は今年5月、保護者を対象に修学旅行の説明会を開催。その際、数人から韓国行きを反対したり、不安視したりする意見が出たという。現地で反日感情が高まっていることや、南北関係が悪化の兆しを見せていることなどから安全面を懸念する声があったほか、衛生面での不安を口にする保護者もいたという。

 これらに対し、学校側は「外務省が『今すぐに危険はない』と説明している」「食事は衛生管理されたホテルやレストランでとり、生ものは食べない」などと説明し、理解を求めた。

 しかし一部の保護者らは納得せず、その後も学校側に行き先を変更するか、コースを2通り設定するかなどの対応を求めた。さらに文科省に対し、「この修学旅行は『保護者の十分な理解を得ること』とする文科省の通知に違反している」との申し入れも行った。

 ■保護者「韓国は戦争状態」

 こうした動きを受け、学校側は9月9、10の両日、再度の説明会を開き、8月に学年主任らが現地を下見した際に撮影した映像を流すなどして、改めて理解を求めた。

 だが、韓国行きに反対する保護者らは納得せず、ある保護者は「竹島をめぐる問題で、現地の対日感情は非常に危うい状態なのでは」と不安を訴えた。また別の保護者は2010(平成22)年に起きた北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンビョンド)砲撃事件などを例に挙げ、「戦争状態にある国に行くのはいかがなものか」と話したという。

 さらに保護者らは行き先の希望調査をするよう求めたが、学校側はこれを拒否し、逆に保護者らに対し、韓国行きの修学旅行の同意書を提出するよう求めた。

 ■学校「楽しみにしている生徒がほとんど」

 保護者の一人は「学校は最後までアンケートで保護者の意見の実態を明らかにすることを拒んだ。文科省の通知違反は明らかだ。生徒の間にも不安の声が広がっている」と指摘。一方、同校の奥野仁史校長は「保護者に考え方の違いがあるのは承知しているが、何度か説明会を開き理解を求めている。楽しみにしている生徒がほとんどで、安全面に配慮して修学旅行を実行したい」と話す。

 ただ来年度以降の行き先については、他国への変更も検討しているという。学校側は「韓国がだめだというわけではないが、新教育課程に『英語のコミュニケーション能力を高める』と明示されたことから、英語圏への旅行も選択肢の一つになる」と説明する。

 これに対し保護者は「変更するということは、学校側も韓国の問題点に気付いているのだろう。今年度の生徒がかわいそうだ」と憤る。

 今回の問題では学校側と同じ立場をとる県教委にも、県内外から100件近い苦情の電話やメールが寄せられているといい、出発日が近づく中、騒ぎはいまだ収まる気配がない。
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