トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「デーツ入りのフォカッチャ」

2024-05-06 | 何よりの楽しみ

 事前に終日雨模様と知っていたし、雨天謹慎蟄居中にやれる事と言ったら繕い物かキッチン仕事くらいしか思い浮かばない小生なので今回はここしばらくご無沙汰だったフォカッチャを作る事にしたのだった。中に入れるのはナツメヤシの実デーツである。実物は市場の映像で知っているくらい、砂漠の民が食べているのを映画で見た程度で口にするのは今回がお初なのである。食物繊維やカリウムが豊富と記載されているけれど小生的には甘すぎて「お口にポイ」は躊躇われる物だった。だからこそ刻んでフォカッチャに入れ消費しようとしたのである。

 いつも通りの手順で材料を用意し一次発酵、二次発酵と段階を踏んでオーブンで焼き上げたのだ。強力粉200gにデーツ60gでは少々物足りない量になったけれど小生の胃袋に入って消えた分は戻せなかった。フォカッチャは発酵2回が必要だし発酵の無いビスコッテイは焼くのが2回必要で、何時も「どっちにしようか、神様の言う通り…」とやらねば決まらない。子ども時代、鬼決めの手順で履物を片方出し並べ「おたまたんこたんこ火の傍危ない云々」の遊び歌を思い出したのだがよく遊んでいたのだったけれど兄たちや姉たちは遊び歌の記憶が無いと言う。この遊び歌をネットで探したが見つからなかったのだが二者択一では必要は無い。まあ、庭のカモミールの花びらを摘まみ取ればそれでも済むと遊び心で首を折ったものの花びらが小さすぎて老眼乱視には厳しかったし指も太過ぎた。人生、何事も塩梅の悪い時期やタイミングはあるものだわい。

 一次発酵 ➡  二次発酵 ➡  焼き上がり

 午後の時間はヨーグルトーチーズを牛乳代わりにして焼いてみたのだが全く発酵の形跡がない。よくよく思い返してみたらドライイーストを活性化させる手順を入れてなかった事が判明して、翌日リベンジしたのだ。

 翌日もヨーグルトチーズと小麦粉で作る。前日の反省でドライイーストはホエーと混ぜヨーグルトメーカで40度1時間の活性化を行った。一次発酵もヨーグルトメーカーの中で行って「発酵万全」の態勢で臨んだにもかかわらず膨張が無かったのだった。まあ、完全なる失敗なのだけれど多量のヨーグルトチーズが入ったからなのかドライイーストが悪かったのか小生にはとんと分からない。早い話、ヨーグルト味のういろうもどきになってしまったのだった。須田紋太しても時を経て「とんと昔があったとさ、トンマな爺様おったとな…」と語り部が語るようになるかも・・・。また、絵本「姥捨て山の孤爺」で読み継がれるはずで、それだけが救いだ!。


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