トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

甘いお菓子や有名でなく…

2017-09-25 | 何よりの楽しみ
 知人を案内しても自分の栗拾いは行っていない小生だ。見かねたのか「一度くらいは食べな」とY氏が栗を分けたくれた。
 そうなると「どう食べる?」が喫緊の大問題で、今回は十年もやっていない「オーブンで焼き栗」を採用した。この頃はネット情報でわんさかヒットするけれど、小生が知ったのは月刊誌「農業世界」の記事からである。
 当時では斬新な方法で、ネット検索ではヒットしなかったように記憶している。方法は至極簡単、200度20分加熱だけで済む。勿論、皮に切れ目は必須だけれど、茹栗よりは見た目の美味しさがある。

 今回、試したかったのは「えひめAI風糠味噌」に漬けておいた渋皮栗の焼き栗だ。皮つきの栗と同時に焼いて食べてみた。10日も糠味噌内にあったし小栗だから水分は少なめで少々硬い。
 糠味噌漬けだから塩気があるが、これが新鮮だった。近い感じは「塩せんべい」か。採り立ての栗を加熱して食べるボロボロ感も無く、噛みしめ味が染み出る感覚がある。意外と「いける」のが感想だ。これは甘栗とは全く別世界で「塩栗」と呼ぼう。
 例えれば、甘酒と塩麹の相違のようなものかも…。

  生栗    糠味噌漬け渋皮栗  ➡  両者焼き上がり

水を惜しんで泥を溜める…

2017-09-25 | 小人閑居して憮然
 隣沢からの送水量の減少が目立ってきた。集水升への土砂堆積かと思って道具を携行し水源まで行った。
 集水枡からのオーバーフロー部に丸太が置かれている。オーバーフロー部を堰き止めようとする意図が理解できない。毎回とも同じ集水升から取水している部農会のやり口なのだが、ものの道理が分かっていない。取水量を越えた量が流失しているのだから流して置けばよいのだ。それにより砂泥が排出され堆積せずに済む。

 水が減少したなら取水升への水量を増やす導水路の算段をすれば済むのに、この手間は掛けた事が無い。水利権者と言えども保全作業は全く行わず、土砂崩れで取水堰ごと崩壊したのち、復旧保全に汗水たらしたのは小生1人なのだ。まあ、永田にしろ水源や権限、金源となるような場所には楽して「欲しい欲しい」と群がる輩は国の代表、民の代表なんて標榜していても珍しくもないか。

 丸太を排除し取水升の泥を浚渫し集水路を滑らかにして作業終了したものの、水商売土木はストレスが高く「あかんだろ度付くぞ!」と言いたいくらいで、身体髪膚にも澱が堆積してくる。
 いーや、これは垢だった…。アカンアカン、耄碌の方が堆積中だ。

 小生定石通りの吐与太話をすれば、高齢になると何故耄碌していくのか分析してみた。結果は「もう禄が無いから」で、「二度わらし」と言う表現も「赤ちゃん返り」もあろうが、大人として「アカン」事が多くなるからだろうの結論。
 あの木久扇師匠と同じく、小生も時折は回路がつながるのだ。目出度し目出度しであるが、更なる若返りを狙い、あのMCによる「アカちゃん」を見て出爺、いいえ出陣しよう。
         オーバーフロー部の邪魔物    導水路の掘削平滑化