トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

機関車トーマスを「子どもの日」だもんで…

2017-05-05 | 何よりの楽しみ
 身近に幼児がいると玩具を作り配りたくなる。まあ、ある意味では職業病かも。当初は1台の心算だったのだが、社内のパートさんにも幼児がいる事が分かり、あっちに与え、こっちに与えずでは子ども心は「我関せず」でも心情的には3台必要となって、1台は見本として手元に置きたいから結局は5台を制作する事になった。

 煙突部    蒸気溜まり    ブロックで制作 
 今まで何台も制作し全て分配してしまったが制作の記憶は残っている。多少の変更と言うより改良を加えブラッシュアップしようとした結果、1台当たりの部品総数が50点近くになって、もう作りたくない予期せぬインフレーションである。

 と言う事で彩色にはエアーブラシを初めて使用してみたが、これが何とも綺麗に塗れて、またノズルがすぐ詰まる。制作加工に於いて全てが裏表の関係にある事を改めて骨身に染みさせてしまった。
 彩色は乳児の分だけで、残りの2台は3~4歳児だろうから自分で彩色させるのが教育的と思いつつ、念のために確認したら二人とも1歳前後だった。これでは「色は自分でやってください」は無理である。凝った作りをしたから重量は800gもあり、1歳前後には重い玩具になってしまった。

   見よ、この雄姿    後姿   木肌の方が質感が良い

 とはいうものの釘は使用せず、圧着とはめ込みで仕上げた今までで一番の作り込みをした木の玩具で「会心の作」、と言うより「改心の作」ある。残りの2台は未完成だが、しばらくは細工物はしたくないから放っておく…。

 ところで、近頃の呆れた話題満載のネットのフリーマーケットで、このトーマスは幾らの価格が付くのだろうか。小生的に最低価格は3万円~だけれど、これは銭金の額の問題では無い「木aワーカーとしてのプライド」や自己満足の領域であるわいな…。ホント、爺我自賛は骨が折れる事よ。