田屋城（映画 花戦）

映画　花戦の紹介


池坊専好（野村萬斎）が主人公で、豊臣秀吉（市川猿之助）の城で松を柱とした独創的な生け花によって千利休（佐藤浩市）と知己を得る。
時がたって、千利休は秀吉の茶頭となるが、侘び寂の美を追求する千利休と秀吉の豪奢で煌びやかな美こそ本物であるという考えに対立を深める。

秀吉は権力にものを言わせ、何が何でも、千利休に茶の道を我が意とさせようとするが、千利休は美の世界観を変えようとはしなかった。

千利休と親交を深め、共に茶と生け花との美の世界に共感を持つが、徳大寺の門の上に千利休の像が祭られているのを秀吉は知り、寺の好意によって像を祀られていたが、秀吉は不遜であるとして千利休に謝るよう迫る。この秀吉の横暴に対して千利休は頑として頭を下げない。

業を煮やした秀吉は千利休に切腹を命ずる。

切腹し果てた千利休の無念を晴らし、千利休の真意を汲んでもらいたいがため命を懸けて秀吉の前に生け花によって諭そうとする。


田屋城

田屋城は松本市梓川上野にあります。

田屋城地図


県道２５号線で丸田のバス停から６００ｍくらい南西に走り、真光寺への道を右折します。

八幡宮のお堂から奥の城山に向かいます。

集落の北側の山裾に向かい、害獣柵を開けて、車の駐車場が（３台）あります。この石碑から登り道があります。

東尾根から登ってゆきます。

田屋城もこのような壕道が築かれています。宮坂氏は北条城（梓川梓）が西牧氏の本城で、この田屋城は支城であると述べています。壕道は西牧氏の特徴と見てよいと思います。

ひたすら登り、この通路の道になります。

ここを登りきると

三の郭となります。

次回　本丸・二の丸