山城めぐり(兄弟ブログ biglob)

新潟、山梨、長野、群馬、栃木、埼玉県などの埋もれた城跡を探索しております。カテゴリ「城郭一覧」で簡単にアクセス。
 

千軒山城(一夜ヶ城)

2017-02-12 19:58:06 | 山城ー上州
千軒山城は多野郡神流町黒田にある千軒山にあります。

千軒山城地図
国道462号線で黒田地区に入ります。

黒田消防署から50mくらいに、この公衆トイレがある駐車場があります。

地図内に霧の城山・黒田城・神ヶ原城・千軒山城の案内があります。

ミニ公園内の後方の坂を上り

廃屋を過ぎて北へ登ってゆくと丹生神社があります。

石垣があり、まっすぐ進み、沢を左に進み林道をひたすら1kmほど歩きます。

ちなみに石垣の上に聖沢寺

林道を歩き続けると。この祠があります。途中わき道がありますが、迷わず車一台の幅の道をひたすら登ってください。

祠から50m先に、このカーブがあり(左手は壕道)

100m先に、分かれ道を右上に登ってください。

50mくらい先に右手に登る虎口があります。注意して見て行かないと見逃します。

曲輪に見える平地、石垣で段差を確保しています。後世の杉の植林のための用地かもしれませんが、

東には腰曲輪があり、根小屋と考えたほうが良いかと思います。

次回 千軒山の南側 曲輪群?






政治を読む(戦闘か衝突か)

2017-02-12 12:47:06 | 日記
国会予算委員会でスーダン派遣自衛隊の日報に「戦闘」があったと記述されていたことが発覚し、今問題となっています。


苦しい答弁に終始(C)日刊ゲンダイ

「国会答弁する場合、憲法9条上の問題になる言葉(戦闘)は使うべきでないから、武力衝突という言葉を使っている」――8日の衆院予算委員会での稲田防衛相の答弁が波紋を広げている。南スーダンPKOに派遣されている陸上自衛隊の日報に「戦闘があった」との記載があった問題で、野党の質問に答えた時のものだ。
 稲田氏はなぜこんな、持って回ったような答弁をしたのか。憲法9条は国際紛争を解決する手段としての「武力行使」を禁じており、政府は「武力行使とは国際的な武力紛争の一環としての戦闘行為」としている。自衛隊が国連職員などの救助のための駆け付け警護で「戦闘」に巻き込まれ、反撃した場合、9条が禁止する「武力行使」に当たる。そのため、自衛隊日報にあった「戦闘」を言葉通りに認めると、PKO5原則に基づき、すぐにも派遣部隊を撤退させなければならなくなる。
 稲田氏の苦しい答弁はそのためだが、「戦闘と言うと憲法9条に違反するから戦闘とは言わない」というのでは、自ら憲法違反を認めたのも同然。語るに落ちるとはこのことだ。


武器を使用して、人を殺し合い、建物、施設などを破壊し合えば、「戦闘」であろうと「軍事衝突」であろうと、中身は同じである。9条に「戦闘行為」とあるので「衝突」とさせた。(日報は書き換えられている。)これは憲法違反になるのをを承知で事実を改竄させている。しかも稲田防衛大臣が憲法に触れるから「衝突」としたと開き直っている。安倍政権は「平和憲法」をなんとか変えさせようと祖父の岸信介の悲願を達成しようとして、手始めに「集団的自衛権を、閣議決定だけで推し進めてきた。この体質から、戦闘を衝突に言葉を言い換えるだけで、憲法を蔑ろにすることなど屁とも思っていない。今、こんな出鱈目が罷り通ろうとしている。