夕方7時のNHKニュースで、双葉町の町長が、町内に中間貯蔵施設を作ることは許さん、と偉そうに言っていましたが、よく言うよ、と思います。
よほど面の皮が厚いのでしょう。
原発を誘致したのは自分たちではないか。交付金で栄耀栄華を極めてきたではないか。
現代農業:昭和63年9月増刊号、p188から引用してみましょう。
引用ここから
大熊町とともに東電福島第一原発を立地する隣りの双葉町も、同じく人口8200人の小さな町ながら、公共施設の充実ぶりは大熊町に劣らない。
15億円をかけて4年前に完成した鉄筋四階建の町役場。そして図書館、体育館、コミュニティセンター、公民館、幼稚園などの諸施設があるほか、
総合運動公園の建設が決まっている。さらに、大熊町に倣い、双葉町の駅舎新築も検討されているという。
両町の役場庁舎はいずれもゆったり広々としたスペースをもち、議会応接室ともなれば深々としたソファ、高価な調度品。
12年前に初めて訪れたときの、歩けば床板がギシギシ鳴る木造庁舎の面影はどこにも見当たらない。
さらに周辺の農村部を車で走りながら、真っ先に受ける印象は、農家がいずれも大きく、比較的新しいことである。
かつて見かけたワラぶき屋根がほとんど姿を消している。
ここまで
双葉町長、恥を知れ!!
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ここから***
原発事故で埼玉県に役場ごと避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長は、除染作業で出る土などを保管する中間貯蔵施設を巡り、「われわれの土地がさらに住めなくなるような中間貯蔵施設の設置を許すわけにはいかない」と述べて、町内への設置を認めない考えを示しました。
福島県双葉町は、原発事故によって町全域が警戒区域に指定され、現在も町役場は集団避難している町民が暮らす埼玉県加須市の元の県立高校の校舎内に置かれています。4日の仕事始めで訓辞を行った井戸川町長は、政府が、除染作業で出る土などを保管する中間貯蔵施設を原発周辺の8つの町村がある双葉郡内に設置したいとしていることについて触れ、「われわれの土地がさらに住めなくなるような中間貯蔵施設の設置を許すわけにはいかない」と述べて、町内への設置を認めない考えを初めて明確に示しました。
ここまで***
放射性物質は、もともと町内の福島第一にあったものです。
町内にあったものを町内に戻すのですから、当たり前の話なのです。
この町長は、双葉町には住めないことを承知の上で、あのようなことを言っているのです。
つまり、仮置き場にするんだったら金を出せ、ということです。
いままでしてきたゆすり・たかりの手口です。ごろつきと同じです。