tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

土曜日のジャガイモ(148)

2017-07-29 23:18:35 | 料理のサイエンス

カルビー 四季ポテトにんにく鶏味。期間限定。ちなみに、このポテチ、カルビーのHPには非掲載。イオングループ限定のよう。レア度高し。
「油切り製法」というのが用いられているよう。なので、通常チップスよりもカロリー低め。しっかりとしたチキンのうま味と、後から来るにんにくの味わい。

さて、暑さで食欲が弱ってくると、なぜか簡単にカロリーを取れるジャンクフードを身体が欲しがるようになる。そこで仕事帰りに近所のイオンへ。湖池屋でもカルビーでもいいから、油と食塩をと思っていた。並んでたのは大面積を占めているPB(プライベートブランド)。わずかに並んだNB商品のうち、見慣れたカルビーが数種、そして、湖池屋のプライドポテト。
狭い店内に並ぶのはトップバリュの文字ばかり。NB商品は極めて少なくなっている。ポテトチップスに限らず、最近、こんなケースが増えている気がする。

リーマンショック後、景気が急速に冷え込む一方、原料の高騰が続き、NB商品は相次いで値上げや、容量減(実質値上げ)がなされていった。消費者の生活防衛意識が高まるなかで、強い味方とされたのが、イオングループのPB「トップバリュ」だった。その後も、PB商品は小売り各社の業績を下支え中。
PB商品の価格はNBより3割程度安いが、品質はNB並みかそれに近いもの、あるいはNB以上の品質をうたう。小売り側が独自の工夫によって、原料調達や物流のコストを省き、NB以上に安い商品をNB並みのクオリティで提供。つまり、消費者の味方というわけだ。
それでも、PB商品に対しては、原産地がどこだかわかったもんじゃないといった不安が付きまとう。体に悪そうな油をとることに引け目を感じていながら、少しでも救済の道として「国産ジャガイモ」をと考えたりもする。

なので、PB商品を避けてカルビーか湖池屋。
経済合理性や事業戦略に沿って商品を展開するのは、小売り側の自由だ。だが、消費者の味方といううたい文句を掲げるのなら、食品の安全性を前面に押し出してもらえないだろうか。


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