tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

小田代が原 雪原の貴婦人

2010-03-31 23:19:37 | プチ放浪 山道編

 
 
 
くもった車の窓の内側が、凍結してまだらなドット模様になっている。
仮眠を取った奥日光赤沼の駐車場。夜明けの気温はマイナス6℃。
カメラの準備のため車のドアを開けると、林の向こうに動く影が見えた。
一匹の中型の野犬だった。
木立の中からこちらをうかがうように見ている。道路に出てくる気配はない。完全に野生化した動物の動きだ。
どういういきさつで、こんな山の中で野生化したのか想像もつかない。
だが、ともかく彼らはたくましく自分たちで餌となるシカなどを捕って食べているようだ。

赤沼から小田代が原へ。
雪明りのせいで、ハイクコースにつけられたトレースをたどるのはたやすい。
踏まれた後の雪は硬くしまっていて、でこぼこに足を取られがちなのだが、踏み抜くことはない。
山おろしの通り道なのだろうか。吹きっさらしの場所では、風にあおられて地表の雪が舞いおどる。
凍結した雪を踏み行くザクザクとした大きな音があたりに響く。

2匹の見事なシカだった。こちらの足音に驚いて逃げていく。
冬毛を通してお尻に白い毛が密集している。これが木立の中をぽんぽん跳ねるから目立つ。
きっと、身を隠すことのできない雪原では、この白いお尻が保護色となるのかもしれない。
もう、ツキノワグマは冬眠を終えた頃だろう。
山は春に向かって動いている。


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染まり始めの館山 

2010-03-30 23:59:37 | プチ放浪 海沿い編

 
 

(酔っ払ってのアップ。後悔しませんように・・・)

真っ青な海を背景に咲く桜を見たくて館山へ。
館山城のある城山公園は、ほんのりと桜色に染まり始めていた。
おそらく見ごろは4月の第1週。
花見などまだ先のことと思っていたのだが、春先の限定販売の菓子などで一足先に春を満喫。
館山銀座通りにある小さな和洋菓子店「ピース製菓」。
そこで買い求めた『いちご餅』。羽二重餅といちごだけという、潔くシンプルな和菓子だ。
羽二重餅の、ふわっとした食感と上品な甘み。そして、中からは、新鮮ないちごの甘酸っぱい香りが登ってくる。
あっという間に売切れてしまうほどの人気らしい。

来週は満開の桜の下を抜け、入学式に伺う新一年生が駆け回るのだろう。
・・・って酔っ払ってないっすか?
ファイト!自分!

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伊豆稲取 つるし飾り

2010-03-29 21:33:54 | プチ放浪 海沿い編

 

手作りの赤い布で作った人形などがいくつもつり下げられるつるし飾り。
素朴な感じがするお飾りに、なぜかおばあちゃんと孫娘のドラマを感じてしまうのはぼくだけじゃないだろう。
伊豆稲取のつるし飾りは「雛のつるし飾り」。
その昔、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで、お雛様の代わりに手作りで初節句を祝おうと、切ない親心によるものが稲取の雛のつるし飾りらしい。
その雛形は、江戸時代後期ごろに稲取村より江戸に行儀見習にいった娘さんが稲取に伝えたものから来ているという。

この雛のつるし飾りは、わずかに形を変えて福岡県柳川市、および、山形県酒田市にもある。
柳川に伝わるのは「さげもん」と呼ばれ、、はぎれや、麦わら、貝、紙などを使い、女の子の生活に必要なものを作って飾ってあるらしい。
伊豆稲取のものは、それに小さな桃、猿、三角、巾着、うさぎ、うぐいす、貝、まくら、よだれかけなどが飾られている。
桃の節句に猿というのはミスマッチのような気もするのだが、飛騨のさるぼぼ同様に、意味があってのものだ。
つまりは、赤い布が天然痘予防になるという迷信。
ちなみに、赤い布で作られた人形は、猿の赤ちゃんに似ていることから「さるぼぼ」と呼ばれる。
いずれにせよ、子や孫の成長を願うやさしい暖かい心を込めたつるし雛に心が癒される思いがする。


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昔、父の背中で見た景色

2010-03-27 03:40:07 | プチ放浪 海沿い編
  

2月の花を見にでかけた南房総。
冬の光を反射して、海があまりにもきれいだったので車から降りてみた。

空は雲ひとつない快晴。
目の前にはただ静かな海が広がっていた。

はるか向こうまで続く砂浜には、日向ぼっこを楽しむ人々。
波間にはサーファーたちが浮かび、のんびりと波待ちをしていた。
午後の光があふれる漁港
幼い頃に見た小さな漁村を思い出す。

父の背中で見た日暮れ時の船着場。
その後も、なんどか行ったはずなのに、
そのときの光景しか思い出さない。
波とともに記憶の断片が引き寄せられるように
磯の匂い、裸足でかけた道を思い出す。。
 
それにしても、南房総の春は早い。
田んぼには色とりどりの花が咲き乱れている。
キンセンカ、ストック、キンギョソウ、菜の花、ポピー、矢車草。

 



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スパニッシュダンサー

2010-03-26 23:44:15 | プチ放浪 都会編

 

何気にタイトルを書いてしまったのだが、スパニッシュダンサーはミカドウミウシの英語名。
ダイビング中によく出会うウミウシだ。雲見で見かけるのは5cm以下の幼体。白地に体のふちが紫色の水玉で、オレンジ色の触覚が目立つ。クネクネと泳ぐその姿が有名。
これが成体になると赤紫系の巨体になる。
以前、サイパンのグロットで、イカのように泳いでいる姿を見た。40cmを越える巨体。まさに、フラメンコのダンサーの様にひらひら泳いでいた。

さて、写真の彼女はフラメンコダンサー。うーん。 色っぽい!
一緒に飲んでて、目が離せなくなったとゆーか、
三宅島を良く潜ると言う彼女。今度、彼女のフラメンコの踊りを撮らせてもらえることに。
でも、連絡先を聞き忘れた・・・。


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