藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

ドタバタ劇 ー 2

2020-05-31 20:06:14 | 日記・エッセイ・コラム

 二泊三日(四十八時間)の入院は、正にドタバタであった。 それは、最初の夜から始まった。 先ずは夕食時にその前兆は有ったが、まさかの?‥‥、六人部屋の一人が、夕食が食べれないと看護師と色々やり取りしていたが、深夜になって酷い歯ぎしりが始まった。 単なる歯ぎしりと最初は思っていたが、妙に唸り声も聞こえる感じなのだ。 念のため看護師までご注進。 そこからドタバタ劇が始まった。 病人本人は、養護施設から、白内障の手術に来ていたが、看護師に説明する過程で、一週間以上排便して居なかったのだ。 深夜の検査が始まって、緊急手術と相成った。 腸閉塞を発症していたそうだ。 よくも我慢していたものだと看護師が感心している事が不思議であった。 それやこれやで寝不足な私の手術は、二日目の十一時から三十分の計画だそうで、私の前の人までは順調に進み私の番に成った。 ここからが先生を悩ます事に成った。 メスを入れたが、水晶体の中身が出て来ないのだ。 メスを入れて、水圧で簡単に出るはずのものが出ない。 何万人に一人と言う「ところてん状」になっていたのだ。 二人の先生が悪戦苦闘。 予定時間の三倍を過ぎても終了せず。 終わったのは一時間四十五分後。 草臥れ果てたのは先生である。 昼食は、食べたかどうだか私も草臥れて、半分記憶にない。 夕飯までは何事もなかったが、深夜一時「ドスン」と言う音で目覚めた。 唸り声が聞こえて、「看護婦さんを呼んでくれと」 誰かが言っている。 ナース・コールを押したがつながらない。 片眼はガーゼ塞がれて、「トイレに行く時は呼んでください」 と言われていたが、これはどうした事かと思ったが看護詰め所迄走って行ったら怒られた。 事情を話すと三人の看護師さんがやって来たが、入り口に近い患者さんが、一人で用を足そうとベットから降り様としたら落下、そのままた動けなくなっていた。 ベットから落ちたらしい。 しかも頭から。 はたまた病室は大騒動。 結局朝まで眠れなかったのでありました。 おかげさまで私だけが手術も何とか上手くいき、退院してきたのですが、騒動の疲れで今日まで寝て居ました。 こんな入院も有るのかと?‥‥。 蝶々のさなぎのお話はまた明日でも元気が出てから報告します。 ナース・コールは、看護師さんのスイッチの入れ忘れ。 色々ありました、今回は。


ドタバタ劇

2020-05-27 09:06:45 | 日記・エッセイ・コラム

 入院準備は数日前に完了していたが、それでも今朝起きてからドタバタ。 昼食後の入院で、手術は明日。 時間は不明。 広島では有名な名医であった先生から、高齢になって、細かい手術は出来ないと言われて、紹介をされたのが教え子の女医さんである。 地元の総合病院の眼科の責任者と来れば、願ったりかなったりの、‥…。 早めの昼食後、出かけてまいります。 留守中はネットが繋がらない(多分)。 本が読めないので何をして時間を過ごそうかと考えたが、精々スマホをいじるだけである。 其れも残念ながら、失明を取り留めて戴いた左目だけでは、これも無理がある。 TVは好きでないし、‥…。 美人の看護婦さんでもからかって、三日間過ごす事にでもしよう。 帰宅しましたら、また以前のようなお付き合いをよろしく。

ドタバタの追伸  キアゲハの四匹の幼虫の行き先判明しました。 一匹は以前報告しましたが、残り三匹も生き残っていたようです。 退院しましたら写真で報告いたします。 こうご期待。  私が帰るまで、小鳥に食べられませんように願っています。


蚊取り線香の香り

2020-05-26 03:35:07 | 日記・エッセイ・コラム

 今年初めての「蚊」。 別段必要なかったが、何となく昨年の残りかす、…香取線香を取り出して、火をつけた。 なんとも言えない香りだ。 この匂いがすると安心感が増す。 茶席などの御香とは違うが、こちらの方がなんだか心が落ち着くのだ。 子供の頃から親しんで来た所為であろうか、不思議とリラックスできる。 家族が寝静まった押し入れの中で、蚊取り線香と、20wの裸電球で中学受験を目指した頃が懐かしい。 今でも夏が近づくと、必要なきときも時々、‥‥火をともして楽しんでいる。 今まさにそうなのだ。 広島県の島所部は、戦前から除虫菊と柑橘で生計を立ててきた。 フマキラーと大長ミカンは、戦後の広島を代表する産業だったが、‥…。  今は、因島のレモンと、マツダの自動車が広島県を牽引している。 おっと、カープファンから、おっとっと、サンフレチェファンからもお叱りを受けるところだった。 おっとそれだけではなかった、「かき」 海のミルク此れも日本一だ。 しかし私には蚊取り線香の香りが一番心にしみてくる。 明日から三日間入院である。 右目の黄斑幕の再生手術。 白内障の手術もして頂くが、はてさてどれくらい視力が維持できるやら。 ここ一年間、出来るだけ車の運転は控えてきたが、せめて運転だけは出来るように願っている。 国内で、まだまだゆっくり見ておきたいところが有るのだ。 かと言って、汽車やバスが嫌いなのだ。 放浪癖が未だにあって、気ままな旅がしたいのである。 私はどんな場所でも眠る事が出来るし、我が奥様も案外その口なのである。 夫婦で最後の旅は、弘前と決めている。 若かった頃、中古の軽四で行った弘前の春は美しかった。 それに津軽海峡を是非とも、奥様に見せておきたいと思っている。 ブログも最低三日間お休みする。


本名、芸名、匿名

2020-05-25 10:42:45 | 日記・エッセイ・コラム

 「木村 花」さんが、亡くなったそうである。 彼女がどういった女性なのか、私は知らない。 いや知らなかった。 世間が騒ぎ始めて、その名を知ったのだが、女子プロレスの選手だそうだ。 死を選んだ理由が、匿名の 「つぶやき」 と称するネットを使ったコメントだそうである。 匿名ならば誰に何と言おうと、傷つくのは相手だけで、自分には何ら関係ない。 この行為自体が、無責任を通り過ぎた、言葉による暴力である。 その事に気付いた人間ならば、匿名でのつぶやきや、コメントはしない。 卑怯千万とは此の事だ。 ブログを書き始めて気付いた事の中に、政治家、タレントなどの芸能関係者以外、本名で記事を書いている人は、私が知る限りでは数少ない。 芸名も本名に近い、と言うよりその人間を特定することが安易にできる。 匿名でコメントをばらまき、人を傷つけ正義の使者のつもりになっているのなら大間違いである。 意見が有れば実名で、堂々と主張すべきだ。 私はその事に気付き、本名でブログを書く事にした。 四年前である。 若者の大学進学率が、58%を超えた現在、大卒者の学力や、基礎知識の無さにびっくりすることが多い。 特に人権に関する意識の浅さが見え隠れする。 人間が生きていく過程では、色々な事が起きるが、その良し悪しは、個々の人間の生きざまである。 それを非難中傷するのならば、実名ですべきである。 それが出来ない人間にはコメントや、つぶやきなどする資格はない。 運転免許証を持っていても、あおり運転をやらかす人間と少しも変わるところが無い。 気付いた時には自分がその被害者になっていた、そんなところが落ちである。


か弱くなった足の裏、その割に‥…

2020-05-24 06:14:46 | 日記・エッセイ・コラム

私の小学校、中学校時代は裸足生活が普通であった。 運動靴など贅沢品。 遊び時間に成ると、余ほど上流家庭の婦女子でない限り裸足でグランドに飛び出して遊んでいた。 少々の小石など平気であったが、昨年小学校のグランドで開かれた町内会の運動会で裸足になってみたが、痛くて耐えられなかった。 我が足も弱くなった物だとよく見たら、結構足の裏の皮が厚いではないか。 考えるに、歩けなくなってから歩行が減ったために、足の裏の皮が擦り減らないのだろうと気付いた。 早速薬局で鑢を買った。

      

 女性の美容用である。ステンレス製。 大枚千五百円を超えていた。(写真の右側、黒い柄の方である)「此の役立たず」と思わず叫んでしまった。 か弱き女性の軟らかい肌用は、私の足などには不向きであった。 それから三日後、100均で見つけたのが、黄色い柄の足型をした鑢である。 将に百円。 「うーむ、良く削れる」 気持ち良く削れてくれる。 とここまでは良かったが、気付くと削りカスが、床の上に白く・・・・。 バケツと雑巾で床掃除。 それからと言うもの、足裏の手入れは、100均の鑢を持ってベランダに出て、「ごり、ごり、ごり」と行っている。 すっきりと削れる。 昨日も十時から日向ぼっこしながら削っていた。