藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

「鬱」

2020-10-31 16:18:44 | 日記・エッセイ・コラム

 朝晩冷え込み始めた。 昼間も、ストーブを出していないせいか、キーボードで文章を書くのが億劫になって来た。 只々布団の中で、天井を眺めて一日をやり過ごしている。 病持ちは、冬が苦手である。 気温が下がると痛みが増して感じるのだ。 今日もTV等見ずに、ニュースは専らスマホで読んでいる。 それでも重要なニュースは理解できるので十分だ。 時々、重大事犯が発生した時だけ、TVを垣間見る。 本日は、ギリシャとトルコで、地震と津波が発生したというので、急いでスイッチを入れた。 町の中を津波が押し寄せる映像を見ながら、宮城ではこの数十倍の津波だったのだろうと、想像してみていた。 秋が来ると気分が沈み込んで来て、「鬱」状態になることが有る。 特に痛みをこらえている時間、誰とも言葉を交わしたくなくなる。 今日はそんな状態だった。 薬が効いて、痛みが薄れてきてから、ふと夕食の事を考えたら、新鮮な野菜が無いではないかいな・・・。 大失態だが、本日は我慢、我慢。 明日は買い出しに行って来よう。


狙われた「タンス預金」

2020-10-30 12:40:08 | 日記・エッセイ・コラム

  マンション住まいの、若い女性のタレントさんが、若い三人組に襲われて、600万円盗られたそうだ。 賊は、宅配便を装って襲ったそうである。 昨日私は、タンス預金についてこのブログに書いたばかりだ。 タンス預金はある面、公に出来ないお金や、脱税を隠す為にしばしば使われる。 それだけに、秘密がばれると盗難にあう。 中には、大企業のトップが帳簿をごまかして、ポッポナイナイした話もある。 その方は、なんとその行為がばれると、荷物に紛れて、自家用ジェット機で中東に脱出したそうだ。 アメリカの大統領も、脱税の疑いが凭れている。 芸能人の中にも、脱税でTVから姿が消えた方もおありだ。 我々庶民は、タンス預金など出来る余裕はない。 よって、強盗や空き巣対策も不要なのだが、空き巣は怖いそうだ。 盗るものが無い時は、放火して逃げることが有るという。 ところで、近々中国が、「GDP]でアメリカを追い越すそうだ。 人口からして、当然だろう。 加えて一人っ子政策も中止したし、爆発的に人口が増えていくだろう。 世界の経済が、中国を中心に動き始めるのは遠くない事だと予測される。 ただ、多民族国家であるし、多宗教国家でもある。 何か一つ事犯が起こると、旧ソ連の様に空中分解が起こる事も有り得る。 そうした中で、日本はどの様な国家に成るのだろうか。 私には予想もつかない。


なんかスッキリしない菅総理の施政方針演説と答弁

2020-10-29 19:42:38 | 日記・エッセイ・コラム

 国会が始まった。 総理の言葉が、何処か芯の無い力の無い言葉が、並んでいるだけに聞こへて来たのは何故だろうか。 特にコロナによって、社会の変革が、政治の変革を大きくうわまって動いている事態を、認識されていない様に感じる。 特に子育て世代は、社会の変革の中で、自らの判断で行動し、新しい組織作りをやってのけている。 出来ていないのは、政治集団(政党)と資金を持たない底辺の国民なのだ。 政治集団は、おそらく大きな変革をやる勇気が持たない気がしている。 一度手に入れた権利や、特権を手放すはずがないからだ。 ある経済学者の説では、国民の1%の人間が日本の70%の資金を動かし、5%の国民が30%資金を動かしており、この資金の流れに、国民の94%が動かされて、日々の生活をしているそうだ。 その経済学者から見ると、国民の94%は、大きな権利と資金を持った人間の、いう成れば資材なのだそうだ。 確かに資本主義の本質はそんな形であろうとは思う。 特に中国の政治形態と経済を見ていると頷けてくる。 日本も、見方によるとあまり違わない様だ。 しかし日本は、コロナと言う爆弾で、今までの形態が大きく崩れる気がして来た。 江戸時代の飛脚擬きの配達屋さんが、突然活躍し始めたり、ネットの中だけで、ユーチューバーとか言う連中が、個人で年間数億円の利益をむさぼっているそうだ。 経済活動の大きな変化に、戸惑っているのは古い思想の経営者で、若い新しい起業家は、企業の形態など気にする事なく、活動している様だ。 この機会に、政府は国民すべてに背番号を付けて、預金のあるなしから収入のあるなし迄管理しようと企てている様だ。 この情報に変な虫が侵入すると大変な事に成るのではなかろうか。 国民背番号制度が引き起こすことは想像できる。 タンス預金の増大であろう。 それを狙って、外国人の窃盗集団が・・・・。


大きく変わった政治社会

2020-10-28 11:20:34 | 日記・エッセイ・コラム

 自民党独裁に近い状態に何故成ったのだろうか?。 戦後、右の自民党、左の社会党という形が長く続いた。 なれ合い政治とも呼ばれたが、労働条件の改善や、インフラ整備に対して一定の効果があったように感じている。 其の後、第二保守政党が出てきて、保守か革新かあやふやな政治が存在したが、国民の信頼を得ることができなかった。 そこで出てきたのが「村山政権」で同じ保革混合なら、こちらが好かろうとばかり、一時代を築いた。 そこで息を吹き返したのは、自民党だけで、社民党の衰退を招いた。 労働者の意識の変化があったのだろうか?。 どうもそうではない気がする。 中国との国交回復によって、企業の海外移転を招き、労働者の使い捨て時代がやってきたのだ。 その結果人手不足が起こってきた。 人はいるが、定着してくれない現状は、どことなく不安定な社会を連想させる。 そうした社会変化の中には、芸能界のグループ化や、ネットを活用した発信で、億単位で利益を上げる者が出てきたり、その結果行き過ぎた行動や、未成年の時間外労働疑惑等、社会問題化しつつある。 蚊帳の外から政治を見ていると、一番左に共産党、その右に社民党、 ずうっと右に公明党、そのはるか先に右翼という形態が見える。 元来自民党は、左の社民党と、右の公明党の間を、振り子のように振れながら国民の信頼を得てきたが、この処、右の公明党の枠を通り過ぎて右傾化の傾向が強まった。 なぜそうなったのか、社民党の人材不足が原因なのだろう。 生粋の労働者の代表がいなくなり、集票能力がなくなったというより、労働組合がなくなったのだ。 有るには有るが、形ばかりの御用聞き組合で、自らの身分保障や賃金保障を働きかける形態になっていない気がする。 特に感じるのは契約社員なる制度である。 人材派遣会社自体が、人身売買に近い状況が存在するが、法律でそれを保証することで、少数の株主や経営者の、利益優先の経営が保証されることになってしまった。 恐ろしいのは、このコロナでのリモート勤務である。 集団生活から解放される一面、共に働いている感覚がなくなるのではないだろうか。 その結果、同じ社員同士の仲間意識は恐らくなくなるだろう。 労働組合も加入しなくなり、成立しなくなるのではなかろうか。 その結果、労働条件の悪化を招きはしないだろうか。 一部の国民が、嘗ての江戸時代の農民のように、低収入で苦しむ時代が来る気がしてならない。 いやすでに来ているかも知れない。


パンデミックによる、世上の変化

2020-10-27 10:53:40 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日録画しておいたTV番組を見た。 見たというか奥様がご覧になっていた時、傍で「ぼーっ」と見ていたのだが、パンデミック後の日本の大きな変化に驚いた。 ITの発達で、日本中が何処にいても、与えられた仕事ができる職種と、そうでない職種、つまり社会の基本的機能を維持する仕事に、二元化されてきたことを示していた。 例えば、ごみの収集、バスの運転、ガスの供給、コンビニ・・・。挙げればきりがない。 しかし不思議地な事に、基本的生活基盤の維持をするための従事者の賃金が、あまりにも低いことに対して疑問がわいてくる内容であった。 確かに現代資本主義社会での賃金格差が問題視されているが、誰も是正しようとはしない。 それどころか、後進国から労働者を留学という名で呼び寄せ、低賃金で使用している。 技術実習生といっても、真に新しい技術を教えていることは少ない。 資金さえあれば、自分の農地でもできることができない貧困。 その貧困があらわに見えてくるし、工場でも自国にあれば同じ仕事ができるであろうと思える内容なのだ。 国家戦略として、新しい仕事の仕方(在宅による)を提言し、発展させることにより、通勤がなくなると交通機関産業が没落していく。 また、賃金の格差がより大きくなると、どんな社会になるのだろうか、考えさせられた。