藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

いよいよ秋本番か

2023-09-30 17:54:10 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日までの天気が一転、夕方小雨交じりの天気となった。 午前中は、心地よい秋風が吹き、さすが中秋の名月のお陰?と思っていたが、夕方になり肌寒くなると、小雨が降って来た。 将にご婦人の心変わりの如く、(これはご婦人に失礼しました)・・・。 今では隣家の屋根を叩く雨粒の音が強く成って来た。 それにしても、世間は戦時中でありながら、あまり騒がしくない。一見地球が二分されて戦うのかと思いきや、何だかクスぼり続けた山火事の様である。 こういう上他愛を硬直状態と言うのだろうか。 どうもそうでは無さそうだ。アメリカの暗部で何だかたくらみがなされている気がしてならない。 此のっ戦争で、ビットコインが値上げしたとかしないとか、はたまた、新しい投資方法が考え出されたとか、色々噂話が飛び交い始めた。片方では、次期オリンピック予選にスポーツ選手は夢中である。 なんだか、人間社会も腐り果てて、溶けて流れて仕舞いそうである。 そうした中、台湾の問題が取り上げられた番組が有った。 台湾の通信網は、99.5%が、海底ケーブルで繋がっているそうで、政争が激しくなった時、一番危険な国だそうだ。 この問題は、日本にも大きな痛手を齎すので、解決のために力を貸すべきだそうである。 何処か解ったようで解らない話ではある。 要するに台湾、韓国、日本の参加国の関係が脆いという事が言いたいのであろう。 そんな事は以前から解っていた事で、今更騒ぐことでもなく、衛星を使った通信網の確立をおやりになれば良いだけの話のはずである。 況してや、技術的に優れた台湾が‥‥?。 そう言えば、台湾がロケットの打ち上げをした話を聞かない。 中国に遠慮して、ロケット開発を手控えて御出でであった。 それならば、アメリカや日本の人工衛星を、お買いになれば良かろうが、プライドが許さぬのだろう。 何れにしても、遅かれ早かれ国際通信は、衛星通信に変わっていくことは確かである。 海底ケーブルの方が、安心出来る事は確かだが切断されるのも早いそうだ。 技術革新とは、なんともはや、ややっこしい様である。


広島で十五夜お月様と言えば・・・

2023-09-29 18:00:27 | 日記・エッセイ・コラム

 私が子供の頃は、十五夜と言えば、黄な粉団子が夕飯であった。 先ず三宝に、黄な粉団子を飾り、その傍にはススキを生けた鉢。 金持ちの家では、一段目に一辺十五個の黄な粉餅を三角形に敷き詰めて、ピラミッドの様に積み重ねていく、全部で幾ら積んだのだったか忘れた。 その次が、子供たちの黄な粉団子の夕食。 大人たちは、黄な粉餅にしないで、団子汁にして食した。 今日歯医者の帰りに、スーパーの売り場で同年代のご婦人が立ち話をされていた。 今夜何を食べるかの話であった。 一人の婦人が、「久しぶりに団子汁が食べたいと」旦那さんが言い出したそうである。 二十年も作った事が無いと笑いながら、食材探しにテンヤワンヤの様子であった。 私も結婚してから一度も食べていない。 奥様は、ヒバゴンの末裔であるから、日常茶飯事「団子汁」を食べていたそうで、それが嫌で「はぶてる」(広島ではすねることを言う)と、隣に茶碗をもってご飯を貰いに行ったそうだ。 お隣さんも、今日くらい末娘がすねて、茶碗をもってご飯を貰いに来ると見越していて、山盛りの白米飯を持たせてくれたそうだ。 ヒバゴンの末裔村の物語である。 さて話を戻すと、腹いっぱいに黄な粉団子を食べた後は、銭湯に出かける。 その夜の月の奇麗な事。 歩けば一緒についてくる。 夜道も昼間のように明るく、子供たちも遅くまで外で遊んでいた。 翌日は、固くなり始めた団子を、灯知輪で温めておやつにしたものだが・・・・。


日々感謝して、日暮れを待つ

2023-09-21 15:21:39 | 日記・エッセイ・コラム

 連日の暑さである。 暇な老人が二人、顔を突き合せれば、喧嘩である。 「トイレの扉が閉まっていない。」 「便器の蓋が空いたまま」等々、社会全般に何の影響も無き事で、喧嘩をしている。 時には、 三日ほど、口も利かない事が有るが、いつの間にか、他人の悪口を言っている。 ところで、我が家のお孫様が、大学受験が近づいた。 妊娠六か月と言う、超早産で生まれ、三か月間は、病院の保育器の中で育った男子である。 医師からは、障害が残ると言われたが、娘が大変な努力をして育てた。 この子の未来に、ある程度の判断が付くまで、次の子を作らなかったほどである。 その所為か、気立ては温厚であり、ジュックリ物事に取り組む子である。 下の女の子は、負けず嫌いで、誰にも負けたく無いと言う気力が、雰囲気に四六時中出ている。 上の男の子は、一年に一回、広島県の検診を受けている。 「発達障害者手帳」の交付を受けている。 そんな子が、広島県下一二の進学校に受験して、合格した。その時の逸話がある。 クラブ活動で。新入り一年生が、剣道「三級」の者が、入って来ると上級生は、少し警戒をしていた。 入部してきた新入生を捕まえて、練習してみたら、あまりにも弱いので、「お前本当に三級なのか」と言うと、「俺は田舎の三級だから」と言ったそうだ。 本人今何級になっているかが問題では無くて、剣道が出来ていることが好きなのだ。 しかし、入部してからの努力は、皆が感心したそうである。 中・高一貫校なので、五年間で三段になったら、退部せず現役剣道部員として卒業できるそうだ。 その目標を貫徹したそうである。 加えて、成績である。入学した当初は、300人中下から3番目の生徒であった。 同じクラスに、学年で一番出来る子がおり、その子は「鉄道」ファンなのだ。 私の孫息子が住んで居るところは、廃線になり広島近郊の廃線見学に一番のスポットである。 一年生の五月、その子が遊びに来たので、私が車に乗せて、広島浜田線の廃線跡を、案内してやった。 広島浜田線は、昭和20年の終戦時に、三段峡までで中止になり、鮮魚の運搬の為、全線開通に努力されたが、トラック運搬に押されて、計画は廃止された。 その後、私が住む可部町迄、路線が短縮された。 ところが、基幹病院が、旧浜田線の沿線に作られることとなり、在来線が一部復活したのである。 当時島根県側には、鉄橋の丈の橋脚や、駅の予定地の跡などみることができるこがおおく、どうもその子は満足したそうだ。 彼から塾を紹介されたり、数学を教えたりして居たら、学年でかなり上位の成績になったそうである。 広島大学に、受験するつもりであったが、指導教官から「筑波大学」を推薦されたそうだ。 前期試験で「筑波」を受け、ダメだったら後期で「広大を受ければ」と言う事だそうだ この夏休みは、成績の良い「鉄友」と、旅行をしたそうだ。 我が孫は、「障g害者手帳」で、運賃が半額。 加えて、付き添い者も半額なのだ。 学年トップのかれも、当初東大に行くつもりだったが、彼の受ける学部が、「筑波」の方が、実験施設や良い先生が多く、塾の先生たちに進められたらしい。 二人とも、合格した気分で、故郷への行き帰りが、二人で行動すれば二倍出来るとはしゃいでいるそうだ。 それにしても、若いという事は楽しきかな。 入学金、引っ越し費用、洗濯機、冷蔵庫、我のへそくりでは足りそうにない。 何方かご寄付を・・・・。我が孫の話である。


曇りのち雨

2023-09-14 10:46:07 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜からの曇りが、午前九時雨になった。 小雨に始まり、少しずつ雨粒が大きく成って来た様だ。 天候の変化に引きずられて、私の体の痛みも御付き合いしている。 全体の軽い痛みから、今は節々の痛みが酷くなってきて、トイレで座るのも呻き声が出てくる。 我慢していてもどうにもならないので、階段を呻き声を出しながら、降りてトイレに通っている。 こういう日に限って、下痢となった。 原因に思い当たらないでいる。 痛み止めの追加を飲んで、今やっと二階に上がって来たところだ。 ふと思い出したことが頭をよぎった。 昨夜の「ご飯」である。 奥様が気を利かして、先日好評だった「むかごめし」を、御炊きになった。 何処でどう入れ替わったのか、「ぬかご」が「お茶の実」に入れ替わっていた。 とんだ「茶番劇」であった。 奥様と二人して、「お茶の実」を取り出して食したが、ほんのりお茶の味がして、実に上手かったのだが、まさかそれが下痢の元になるはずもなく、悩んでいる処である。 ベットの上で、雨の降り方を見つめていると、実に面白い。音楽に近いのだ。 強い音が聞こえて来たり、お隣のスレート瓦の音になると、雨自体は小降りでも高温の音が聞こえてくる。 「しゃばしゃば」と、何かをなでるような音は、風交じりの雨が降ると聞こえてくる。強く降ると、トヒに入りきらなかった雨があふれて、「ジャバジャバ」と、庭を雨水が叩く。 交響曲を聞いている様だ。 雨脚にも斑が有って、遠くが酷く降っている音や、森が揺すぶられているがごとく降るときや、これはこれで風情が有る物だ。 ただただ、避難指示が出はしまいか心配している。 小学校のトイレは、旧式の和形のトイレしかない。 年寄りにはこれ苦難なのだが、広島市は未だに遅れていて、改修工事がなされていない。 数百億円かけて「サッカースタジアム」を作るより、先ずは住民の、緊急時の対策が先であるはずなのだが、今の市長になって、市政の感覚が狂ってきた。 尤も市議会議員の感覚が狂っているのだ。 それをここに書き始めると切りが無いので、本日はお休み。 雨の交響曲でも聞きながら、痛み止めの薬が効いてくるのを待つとしよう。


「Pretty woman story 様」は、私と同じ年の生まれの様だ。

2023-09-11 18:47:54 | 日記・エッセイ・コラム

 この年のうまれの女性は、非常に審美眼が鋭く、男に負けない知力を持つ方が多いい。 私の同級生の女性がそうである。 加えて、一途なところがあり、恋愛すると男がしんどくなる。 戦後の厳しき時代を、生き抜いてきた力は侮れない。 その典型的女性が「吉永小百合」である。 Pretty woman様も、ブログからそう感じてくる。 生まれ年によって、性格や気質が違うのだろうか。 違うと言えば、違うように思えるし、変らないと言えば変わらないようにも思う。 しかしながら、やはり違う気がする。 ここにその事実を書くと、私を知る人間は、誰の事を書いたか知る事が出来るので、書く事が出来ない。 今の私の奥様などは、其の真反対である。 学ぶことには全力で突き進むが、それが済むと全てお忘れである。 有名人の掻いた小説を読んで、その感想をブログに挙げているが、数年経つと、書いた事、否その本を読んだことをお忘れである。 良くもまあ、亭主の私の顔を忘れない物だと逆に感心する次第である。 Pretty woman様の文章を読んでいると、幾十年前の事が昨日の事が如く書かれている。 と言う私も、それに近いのである。 生活習慣にそれが一番出てくる。 とにかく早朝に目が覚め、一日中する事も無いのに、じっと天井を眺めて寝ている事が出来る。 そうかといって、何も考えていない訳ではない。 先日、若い広島市の市会議員が来訪した。 ちかじか広島のど真ん中に「サッカー専用」スタジアムが出来る。不要の長物だが、市長が自分の存在を誇示したいから作った気がしてならない。 作ったのなら、こけら落としの最初の試合を、ドイツのトップチームとサンフレチェの試合とすべきではなかろうかと話したら、市長以下誰も、その事に気が付いていないそうだ。 日本のサッカーが初めて国際試合をしたのは「広島」なのだ。 しかも、第一次世界大戦時である。 捕虜になって、広島にと留め置かれたドイツ人を慰めるために、広島高等師範学校の生徒が交流試合を開いたのだ。 日本初の国際試合はこうして開かれたのである。 彼は出来るだけ関係者に合って訴えてみるそうだが、今の広島市の行政人にそれを受け止める人材がいない。 悲しいかな・・・日本。