マレーシアで道に迷う 

帰国しましたが思い出を書き記します。
と思いましたがだいなし日記に移動します。
長い間ありがとうございました。

これは何の巣? -ペラ州ニッチな旅

2017-04-27 11:13:18 | 植物・動物
Tanjung Tualang Tin Dredge No. 5の敷地内で、ヘンな木を発見。
     

なにを変だと思ったかは分かりますよね。
ほら。
   

たぶん鳥の巣だろうとは思ったんだけれど、
こんなものは初めて見たし、周りになにもいなくて何の巣かわからなかったので、
万が一蜂だったら刺されたら嫌だし、小動物とかだったら飛び掛かられて傷を負っても嫌なので
そばまでは行っていません。
でもけっこう大きなものがぶら下がっていたので画像検索したら
そっくりな巣はあったんだけれど、それは中南米に棲む鳥の物だったので違うわね。

なんなんでしょう・・・

追記:キムネコウヨウジャク (ハタオリドリ)の巣であろうとのことです。
   しゃーな家に教えていただきました。ありがとうございます。

Tanjung Tualang Tin dredge No. 5 -ペラ州ニッチな旅

2017-04-27 09:04:40 | お出かけ(KL以外)
世界有数の錫(スズ)の産地であったマレーシア。
採掘した跡が、あちこちに湖のように残っています。地図を見ると一目瞭然です。
そんなマレーシアに唯一現存するスズの浚渫(しゅんせつ)施設が、Tanjung Tualang Tin dredge No. 5です。
Tanjung Tualangというのは地名です。Tin(スズ) dredge (浚渫)の5番目、5台目ということです。

1913年(大正2年)にマレーシアに初めて導入された浚渫機は英国製で、
280リットルのバケツを使って、15メートルの深さまで掘れる蒸気で動くものだったそうです。  蒸気!!

そしてこのno.5は、1938年に設置され、1982年まで44年間稼働していました。
1982年というと昭和57年です。いやだ、つい最近までじゃないですか!結婚した年ですよ。
そういえばマレーシアの国と私たちの年齢は一緒です。

近年、このno.5はペラ州の所有となったそうで、1人2リンギの入場料で周りから見ることができ、
小さいですが錫の採掘に関する説明棟もあります。

こちら側が前。たくさん取り付けられた鉄製のバケツで水の中を掘ってすくい上げます。
     
バケツの大きさはこのくらいあります。容量は・・どのくらいだろう。
       

後方からは水や残土を吐き出します。巨大なので全景は撮れません。
     

説明棟の中にあった資料によると、昔は川の中で手作業で錫を採っていました。
手作業ですくっている様子の絵や写真は見たことがありましたが、
すくうのに使っている物が、ザルだとばかり思っていたら木製の、ほんの少しだけ円錐形に深さの有るお皿のような物でした。
ザルで採るような物じゃなかったんですね。沈殿させて採るような物なんでしょうか。
その中で、その作業はチャイニーズの女性と10歳以下の子供にのみ許可されていたという文があったんですが、
すみません、これもまた詳しくはわかりません。ただ確かにそう書いてありました。 

こちらの施設はしばらく手前から看板もあり、道路からの入り口もしっかり分かります。
これが VISIT PERAK 2017 の看板です。
     

道路からも少しだけ機械がみえます。なにも無いところです。
     

場所はこちらです。