AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

指原式クロスカウンター(ピーナッツ)

2015-03-29 10:14:09 | AKB48
「クロスカウンター」とは、あの伝説のボクサー・矢吹 丈が 得意とした カウンターブローのこと。あのアニメの中では、″相討ち故の威力!″みたいな感じで描かれていた必殺技だ。例えば、左ストレートに対する(同時の)右ストレート…。
だけど、この技の本質は、全然違う。
″肉を切らせて骨を断つ!″…つまり、相手に わざと殴らせるのだ。で、そこは、受け入れた上で、自分の右腕を(相手の左ストレートの)外側から巻き付かせながらの~(実は)右フック…。それが、正体。
相手からすると、それは、見えないパンチであるがゆえ(自分の左肩の後ろから飛んで来るから) + 決めにいったパンチであるがゆえ(一瞬だけ、防御の意識が薄れるから)…あれ? なんで、自分の方が、マットに沈んでんの? という…高等技術。それが、「クロスカウンター」の真のコワさ。

さて、少し前の『UTAGE!』で、こんなシーンが あった…。
指原と二階堂くん(「舞祭組」)の絡みだ。ちなみに、MCは、中居正広。観客は、他ゲストも含めて、約100人。
指原:二階堂さん、私のこと…好きなんじゃないかな?って…
二階堂:(指原のマネ連発の おちゃらけ返し)
指原さんってさ~、ホントにさ~、アイドルなんだよね~、ほっぺたプク-ッ!ってさ~
中居:でも、指原も まんざらじゃないんじゃないの?
二階堂のこと…指原、どう思ってんの?
指原:好きじゃない!好きじゃないです!
・・・ 実は、1回、んふっ…やめよう!!
中居:なに~?(少し、間が空いた感じになって…)もういいよ! じゃ、スタンバイに…
指原:1回…打ち上げで、ダメ出しをされたことがあって…
二階堂:したことないです!
指原:いきなり、″指原さんさあ~、今日の中居さんのフリあったの…分かんなかった?″って…。(会場エーッ! 二階堂くん、うろたえ…)。
で、″あっ、すいません!分かんなかったかもしれないです!″って…。でも、″もっと、対立構造とか″って…
二階堂:言っちゃダメだって…(蚊の鳴くような声で、震えながら…)
指原:で、″そんなこと言わないで下さいよ~!″って、逃れようとしたんです。そしたら、″ホラ!その返しも!″って…
中居:お前、平成の欽ちゃんか!
指原:ホント、怒られちゃうから…
(このあと、二階堂くんは、ずっと、ずーっと、絵にかいたような しどろもどろ状態で…)

さてと…見えました? 指原のクロスカウンター。
指原 vs 二階堂くん。+ レフェリーのフリをしている中居くん + 約100人のお客さん…。
ただ、僕は、あのクロスカウンター。彼女、(同じ事務所の先輩でもある)有吉の影響…かなり受けてんな~? いや、上手いこと 盗んでんな~? 吸収してんな~? …とか思ったんだよね。
有吉弘行、数年前のラジオでの発言だ(聞き手は、後輩芸人)。
″ほら、現場とかで いんじゃん…気にくわないヤツ。
実力もねぇのに、普段のオレの様子を茶化してきたり、昔のオレをイジってきたり、バカにしてきたり…。とにかく、オレを追い込んできたり、ストレスをかけてくる人ね…。
そういうヤツに対しては、オレ、そいつの弱点とかを密かに握っておくのよ。で、それを生放送の本番とかで、ポーン!と放り込んでやんの。で、そいつの息の根…完全に止めてやんのよ。
ほら、オレ、仕事ない時期、ずーっと、ラジオ聴いてた…って 言ったじゃん。ラジオって、本音…出んのよ。嫌いな芸能人の名前とか、ポロっと、言っちゃったりすんのよ。あと、恥ずかしいこととか 語ったりも すんのよ。
で、オレは、それを覚えて置くわけよ…いつかのためにさ。ま、自己防衛だわ…。
ただ、これ、大事なのは、いざ、相手を潰しにかかってる時は、ずっと、笑顔で悪口! 一瞬たりとも そのニコッ!に、気を抜かないことなんだよね。そしたら、周りは、″あ~ この人は、本気で言ってんじゃないんだな、冗談なんだな~″って、取ってくれるわけ。で、現場も盛り上がって、オンエアにも載る。
でも、その本人にだけには、ちゃんと伝わるんだよ…「お前、これ以上、喋ると知らねえぞ! オレ、もう1個 持ってんぞ!」ってさ。
あとは、そのカウンターパンチを打つタイミングを間違えないことだけだよ。出来るだけ、相手が気持ちいい状態の中、その頂点で 打つ! そしたら、より、相手にダメージを与えることが出来るからね。
えっ? 大丈夫!大丈夫! だって、オレ、まだ、1回もクレームとか きたことないもん″

さ、これを踏まえて、改めて、先ほどの試合の解説を…。
ジャブで 誘う指原。
意外とノッてこない二階堂…。それどころか、ヒット & アウェイ…適当な距離を保ちながら、確実なパンチを当ててきた。2発,3発,5発…。
会場は、完全に二階堂優勢!の空気。それは、彼にポイントが入っていることを意味していた。
″このままじゃ やられる…″
指原は、そう判断したのだと思う。そして、この時、たぶん、″あの話を…″と、決断したと思われる。一発逆転のクロスカウンターを打つ準備だ。
ここで、指原は、一発の捨てパンチを放つ。左のアッパーカット。当然、空振り。
たが、このパンチに食いついた人がいる。(一見、レフェリーのフリをしている)プロモーターの中居正広だ。
ちなみに、指原は、″このあとは、中居さんが、なんとかしてくれる″…そこは、もう折り込み済み。
二階堂が 指原をとらえていた8発目ぐらいのパンチだったろうか? 中居の裏切りと観客の心が指原に流れてく…そんな不穏な空気を感じ取った彼が、フィニッシュ! 決めにきた…。そんな左ストレートが、放たれた瞬間だ、
″よし来た!待ってました!″とばかりの指原のクロスカウンターが 炸裂した。
で、このあとは、中居 vs 二階堂 に対戦が すりかわり、観客も一気に指原サイドについた。
中居と観客100人の後ろから、2発目,3発目,4発目と 攻撃の手を緩めない指原。二階堂は、もう今にもダウン寸前。立っているのが やっとの状態となり、スタンディングのまま、TKO負け。
″突然の裏側暴露!″…指原が クロスカウンターを放ってから、中居が この試合を止めるまで、ずっと、その笑顔満開!をやめなかった彼女の鮮やかな逆転勝ちだった。そんな試合。
僕は、この試合を見てて、もしかしたら、有吉DNAを引き継いでるのは、彼の後輩芸人のアルコ & ピースとか そっちじゃなくて、指原なんじゃないのかな~?と思ったよね。
ま、それだけ、見事なクロスカウンターのキレだったってこと。
ただ、これ、有吉のクロスカウンターは、常に 単独犯なのに対して、指原のは、ちょっと違うな、と。オリジナル…少し進化してる。″女子特有の″…って感じかな?
それは、そのカウンターパンチを打つ前に、捨てパンチを打っていること。それをすることで、その場の親分(この場合は、中居くん)をこっちに引き込んでいる。そして、その親分にその場の全員(この場合は、観客100人)が、くっついてくることを指原は、知ってるな、と。
その ひと手間が、あっての…流れを変えるカウンターパンチ。そして、それを打たせたのは、中居くん…というカタチ + 連携。ゴメン!二階堂くん、指原の方が、2枚上手だわ。
″一人で打たない″ クロスカウンター…それが、「指原式クロスカウンター」だ。
一撃必殺!ではなく、形勢逆転!の緻密なパンチ + ″あとは、皆さんよろしくお願いします!″…それが、正体。
有吉とは、また違った…高等テクニックだなぁ~、と。
ただ、あの現場では、″あ~ 面白いやり取りだった。中居さんが 上手いこと広げてくれた″…ってことに…どこか なっているんだと思う。
いやいや、と。あれは、指原と中居くんの共同作業ですよ、と。
ポイントは、あのやり取りで、誰も損をしていないことだ。
まず、二階堂くんは、いつものイジられキャラに戻り、メンバーから いつも以上にツッこまれ、みんなから注目してもらい、完全に あの場面の主役として終わったこと。
観客100人は、″盛り上がったな~″と、楽しい気分で、ま、完全に お客さんさんになれたということ。
そして、指原と中居くんは、このコーナーを存分にコントロール出来たという満足感が あると思う。
ちなみに、まゆゆも この先の段取りとか、あのやり取りの間は、気にせずに過ごしてたと思う。
そして、あれが、ラッキーパンチでなかった…ってこと、おそらく、中居くんだけが 知ってるな。
指原、スゴいな、と。中居くんを信じきって、あれを丸投げできる指原、スゲえな、と。でも、やっぱ、中居正広だわ。
彼は、本当にスゴい。でも、その中居くんの本当のスゴさを知っているのは、たぶん、あの中では、指原だけだろうなあ~?
いや~ 『UTAGE!』…あの場面の攻防は、スゴかった。面白かった。
『指原式クロスカウンター』…打った指原。打たせた中居くん。
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1 コメント

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Unknown (たけ)
2015-04-06 00:55:13
2/23の川畑との絡みもいろいろ感じさせるものがありました
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