AKB48 チームBのファンより

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『劇場版ミューズの鏡 プリティドール』を鑑賞。観客は6名。(ときめき研究家)

2012-10-02 07:00:00 | ときめき研究家
総選挙分析ライターさんナッキーさんに煽られ、思わず観に行ってしまった。

観客はわずか6名。男性5名、女性1名。いずれも中高年だった。
『苦役列車』と同じ映画館、同じ平日の18時台で、『苦役列車』は3名だったから、指原が前田に勝ったとも言える。しかし、『劇場版ミューズの鏡 プリティドール』は都内で2カ所だけの公開であることを考えれば、それでも6名ということは指原劣勢と判定する。
いずれにせよ、余程の物好きか、怖いもの見たさなのだろう。指原ファンは何をしているのか。

映画の内容は、『苦役列車』と比較するのは申し訳ない。
ドラマは1回も観ていなかったので、ほとんど先入観なく観たが、思わず絶句してしまった。往年の『スチュワーデス物語』のような荒唐無稽な話なのだろうと何となく思っていたが、そこまでの馬鹿馬鹿しさもなく、大笑いするような場面も少なかった。
ロボットダンスやライオンとの対決などが迷場面なのだろうが、私の感覚には合わなかった。
また、序盤はドラマの「これまでのあらすじ紹介」のように省略されていて、映画単独で鑑賞するには不親切だ。ドラマを観た指原ファンが、その余韻で観に来るものと決めつけているのだろうか。
そもそも1時間という上映時間はどういう意図なのか。普通に2時間程度の物語にする気はなかったのだろうか。ただ、あのテンションであれ以上長かったら、それはそれで苦痛だったが。

何より致命的だと思われるのは、指原があまり可愛く撮れていないということだ。アイドル映画はアイドルが輝いていれば及第点だが、そのバーも超えていなかった。指原は、演技は決して上手ではないが、下手さ加減が妙にこなれていて、ときめかないのだ。まあ、それは個人の感じ方次第だ。

ラストシーンは、意外性もあっていいと思う。
ナッキーさんがいろいろ解釈しているが、確かにいろいろ解釈できる。脚本家も正解を考えていないのではないか。
1つだけ言えるのは、歌っている指原が、映画の中で一番魅力的だったということ。自分の全てが演技ではないかと思い詰めたマキが、自分の本心はアイドル歌手になりたいということに気づいて、その本心が現実化したというのが私の解釈だ。

いろいろとネガティブなことも書いたが、とにもかくにも1本の映画を成立させてしまう指原と監督の力量は認めている。
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