百醜千拙草

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アダムとイブ

2022-08-09 | Weblog
毎日、毎日でてくる統一教会と自民党の不純交友関係に関するネタ、すごいですな。
貧しかったころの韓国で資金集めに苦労していた統一教会が金ズルとして日本を始め欧米諸国に進出したわけですけど、政治に取り入っていく入り口が「反共」であったという話。教祖は北朝鮮で生まれ、南北分割によって故郷を失い、「反共」となったという話ですけど、その辺りの理屈が私はちょっと理解できません。結局は、戦勝国だったアメリカとソ連が朝鮮を二つに分けることになった結果ですし、そもそもその原因を作ったのは大陸を侵略した日本でしょう。とすると日本や米ソへの復讐は理解できますけど、共産主義に反感を持つ理屈はなんでしょう。共産主義というよりスターリンの独裁政権に対する反感でしょうか?

いずれにしても、その真の目的を隠して文鮮明は「反共」の名の下に、アメリカによる日本の間接支配を任されていた安倍の祖父、岸信介に接近し、以来、密かに、しかし深く自民党に巣食うこととなります。

ふと、ベルリンの壁崩壊の記念として描かれた、ソ連のブレジネフとドイツのホーネッカーが、熱烈なフラタニティー キスを交わす壁画を思い出しました。これ、文鮮明と岸信介におきかえれば、とっても気持ち悪くなります。




しかし、自民党がここまでカルトと癒着していたというのは驚きですが、次から次によくもまあ出てくるものです。政権に首根っこを抑えられてきたNHKでさえ、一月遅れの及び腰ながら、ようやく自民党と統一教会の黒い関係を報道し出しました。安倍が殺害されたがゆえに、新たに明るみに出た自民党の深刻な腐敗、しかも安倍自身がこのカルト団体の組織票を割り振って党内の権力を維持していたと言う話。とことん腐りきっていた安倍と自民党。なのに、この国賊を国民の半数の反対を押し切って違法に国葬だそうで、自ら墓穴を掘るキシダ。まだ自民の本性を理解できず自民を保守国民政党だとでも思って支持している国民とキシダのバカ比べとなってきました。

統一教会問題が大きく騒がれたのは20年以上も前、てっきり弱体化したから報道されなくなったのかと思えば、実は政権の中枢に入り込んで共生することで、組織票の見返りとして自民党の庇護のもと、変わらず壺商法で日本人被害者を出し続けてきたという驚きの内容。報道されなくなった理由は「政治(自民党)の圧力」。もう自民党は解党するしかないレベルです。この統一教会ネタは当分、止まらないし、これで国民が目が覚めないようなら、この国が滅ぶのも自業自得と言えるでしょう。

ところで、その統一教会ですが、韓国はアダムの国で日本はアダムに仕えるイヴの国だという教義をもっているらしいです。ま、それで日本人から壺商法でカネを巻き上げて貢がせているのを正当化しています。一方で、「かつて韓国を植民地にした日本は韓国の兄貴分で対等ではなく上位。韓国を指導しないといけない」と目玉が飛び出るような低脳発言をしたのが、やっぱり安倍派の自民党議員でかつて衆議院副議長もやったという衛藤征士郎。自民党議員のクソっぷりには驚きませんけど、こんな人間が議員とは、もう恥ずかしくて死にそうになりますな。バカとかクソとかいう言葉を使うのは気が引けますけど、他に適切な言葉が見当たりません。

ところで、話題変わって、どうでもいい話。一日十分のフランス語学習、まだ何とか続いていますが、フランス語特有の前置詞の変化というのは厄介なものの一つです。例えば、「J'habite en France(私はフランスに住んでいます)」と言う文でのフランスの前置詞は「en」で、イタリアもドイツもロシアでも前置詞は「en」ですが、日本は「J'habite au Japon」で前置詞は「au」となります。カナダやポルトガルも「au」しかし、韓国は「en Corée du Sud」で「en」です。
このように前置詞が国によって変わるのは国名の性別が異なるからで、「en」は国名が女性名詞の場合に使い、「au」は国名が男性名詞の時に使われます。とすると、「日本」は男性名詞、「韓国」は女性名詞ということで、どっちかというと日本がアダムで韓国がイブの方が統一性があって良いのではないか、とふと思ったのでした。ちなみに国名が複数形である国、アメリカ合衆国とかフィリピンとか、の前置詞は「aux」となります。

明日から休暇をとるので、更新は不定期になるかも知れません。

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