百醜千拙草

何とかやっています

居室六畳

2020-04-17 | Weblog
引きこもりは精神に悪いですね。いつまで続くのでしょう。ウイルス対策に成功したドイツではlockdown解除が検討されているそうですけど、一方、アメリカなど流行ど真ん中の国では来年の春まで閉鎖することを検討している大学もあります。これからは大学教育はオンライン化していくのではないでしょうか。実習とか研究とか訓練とかはやっているところにアウトソースすればいいです。Harvardは無料で様々なオンラインコースを提供していますし(私も今回、Rのコースを一つここでとりました)、小額を払えば、Certificationを発行してくれます。学生にとって、いわゆる"大学生活experience"の部分はオンラインではムリですけど、その部分は多くの場合クラブ活動とか集団生活とか飲み会とかバイトでしょうから、別に大学に通わなくても代わりは見つけられるでしょう。

というわけで、バーチャル セミナーやミーティングができるので、この部分の機能に関してはおどろくほど影響がないのを実感しているのですけど、ふだん生身の人間と顔を見て雑談するという機会がなくなりました。そういうどうでもよいような日々の「あそび」みたいな部分が、どうも精神衛生を保つのに必要なようです。 

それから、画面を見ているだけだと動かないのでお腹が減りません。日常が単調になってきて書きたいことがなくなってきました。寝たきりになる人の気持ちが多少わかる気がして怖いです。正岡子規風にいうなら、「居室六畳、机とMac、これが我が世界である。しかもこの小さな居間が余には広過ぎるのである」という感じです。

Rはデータの視覚化に特化した三つ目のコースをやり始めました。まず統計の概念などの基礎的な講義が延々と続き、すでにヘコたれてきました。もっと学生時代に勉強しておくのだった、と後悔しています。同じことは、最近、生化学の基礎を学び直した時にも感じました。学生の時には本当に勉強していなかったのだなあ、とつくづく実感しています。この調子だと、当初の目的である大規模データセットの解析と視覚化の講義にたどり着くには、毎日やってもまだ一月ぐらいかかりそうです。続くでしょうか。

あとは、インターネットのウェッブブラウザーをBraveに変えました。広告をシャットアウトしてくれるので、気が散らないのとYoutubeを見るときはいいです。それ以外はこれまで主に使ってきたSafariとあまり差はなさそうです。

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