「地球で最も安全な場所を探して」というドキュメンタリーが、渋谷シアターイメージフォーラムで、2月20日から劇場公開されているそうです。
公式HPは、こちらです。
公式HPより、一部抜粋してご紹介します。
エドガー・ハーゲン監督/スイス/2013年/英語•ドイツ語•中国語•⽇本語/カラー/DCP/100分
配給 きろくびと
”核のごみ”を捨てる場所は⾒つかるのか?
原発推進論者の科学者と反原発の映画監督が
”世界⼀安全な場所”を探す旅に出る――
この60年間で、⾼レベル核廃棄物35万トン以上が世界で蓄積された。
それらの廃棄物は長期にわたって、人間や環境に害を与えない安全な場所に保管する必要がある。しかし、そのような施設がまだ作られていないにも関わらず核廃棄物、いわゆる”核のごみ”は増え続けている。
そんな中、英国出身・スイス在住の核物理学者で、国際的に廃棄物貯蔵問題専門家としても高名なチャールズ・マッコンビーが世界各地の同胞たちとこの問題に取り組む姿をスイス人のエドガー・ハーゲン監督が撮影。チャールズと監督の2人はアメリカ・ユッカマウンテン、イギリス・セラフィールド、中国・ゴビ砂漠、青森県六ヶ所村、スウェーデン、スイスなど世界各地の最終処分場候補地を巡る旅に出る。
果たして、世界に10万年後も安全な"楽園"を探すことはできるのか―。
<エドガー・ハーゲンEdgar Hagen 監督紹介>
1958年スイス・バーゼル⽣まれ。バーゼル⼤学とベルリン⾃由⼤学で哲学、ドイツ語、ドイツ⽂学を学ぶ。1987年に⽂学修⼠号取得。数年間、記者およびドラマトゥルク(アートマネージャー)として働いたあと、1989年よりフリーのフィルムメーカーとしての活動を始める。2000年には映画とドキュメンタリーのシナリオ・構成についての講義を始める。2010年より2018年までスイス・フィルムメーカー協会(ARF/FDS)の理事を務め、2013年にはFOCAL(映画・視聴覚メディアのプロ向けの教育財団)のドキュメンタリー映画監督部⾨の代表に就任。2016年には⾃らの制作会社Vollbild Filmを⽴ち上げる。バーゼル在住。