「原発と映画」プロジェクト準備ブログ

原発に関する映画の紹介をメインに2011年から書いているブログです。

不登校を考えるその3「もっとも大切なのは情報」

2013-08-05 13:58:57 | 子どもをめぐる疑問

不登校への道を歩みだした親子を苦しめるものはいろいろありますが、そのひとつに役に立つ情報がなかなか手に入らないということがあります。

相談する場所にいっても、あれこれ話は聞いてくれても、一番聞きたい情報が手に入らないために、実際にはあまり役に立たないということがあります。

一番知りたいのは、情報

どんなフリースクールがあるのかだけでなく、そこはどんなところで、実際いった人はどう思っているのかとか。

口コミ情報的な情報が一番ほしかったりするのですが、なかなかえられないことを痛感します。

親の会にいっても、昔不登校の子の親だった人が中心だったりして、現在の情報がえにくいということもあります。

なので、少しでも情報を探す人の役にたつようにと、「不登校を考えるその2」を書いておきました。この位のまとまった情報があればかなり役に立つと思いますが、具体的な選択・決断をするにはもう少し情報があった方がとは思っています。きっとどこかに情報がまとまっているサイトがあるのではという気もします。

ご存知の方はコメントもらえたらありがたいです。

自分でももう少しみつけたら追記することにします。

いじめ・非行・不登校。。。昔から親の悩みの三つでした。

不登校の子が生き生き希望をもって暮らせるようになれば、いじめに苦しむ親子の希望にもなるはずだと思っています。

 追記 不登校についてのブログがたくさんあります。こちら

 

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映画「かすかな光へ」

2013-08-03 12:42:03 | 子どもをめぐる疑問

学校についての続きのようなページです。

今の公立学校にはもうなんの希望もないのかもしれないと思わざるをえないのも事実ですが、中から変えようとする人たちがまったくいないわけではないのかもしれないと、教育科学研究会のHPをみて思っていました。

その中で出会った映画なので紹介しておきます。HPです。

教育研究者・大田堯さんの生涯を描いたドキュメンタリーです。

たった一回講演を聞いたことがあるだけですが、忘れることのできない教育研究者と思っています。

 

2011年に完成してから各地で自主上映会が開かれているそうです。

こちら川越での自主上映会の記事です。大田先生のお話の内容もていねいに書かれているので、リンクします。

人の心を揺さぶる力をもったお話をされる先生です。私が聞いたときは「めあてを持つことの大切さ」を強調されていたのが心に残っています。

大田堯さんをお呼びして、映画と講演のゆうべをしたくなってきました。

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不登校を考えるその2「新しい学校への希望はどこに。。。」

2013-08-01 21:42:24 | 子どもをめぐる疑問

国が決めたたったひとつのカリキュラムにもとづくのではなく、もっと違う学校を求める動きはいろいろあるようです。

今あるいろいろな新しい学校の動きやネットワークをまとめておきます。

オルタナテイブスクールとフリースクールという言葉があり、違うそうです。

オルタナテイブスクールは、何らかの教育理論があり、それが今の日本の学習指導要領とはあいいれないがために、自主独立の道をいっている学校ということのようです。

フリースクールは、不登校になってしまったこどものために生まれて存在している学校ということになるようです。(外国のフリースクールということばは全く意味が違うそうですが)

<オルタナテイブスクールのいろいろ>

デモクラテイックスクールについてはこちら

 シュタイナー教育の学校はこちら

ジャパンフレネはこちら

インターナショナルスクールはこちら

ラーンネットグローバルスクールはこちら

箕面こどもの森学園はこちら

きのくにこども学園はこちら

札幌自由が丘学園は こちら

 まだまだ実際にはあるかもしれません。

 

<フリースクールのいろいろ>

考え方としてフリースクールの中でも、いろいろな種類があるようです。

A 傷ついた心をいやすための居場所としての空間を大切にする

B 不登校になったって学びたい!勉強重視

C 時間割にそった学習というものとは違う場を与えることで元気の回復をはかる。例えば農業とか陶芸とか料理とかやっているところは多いようです。

D コミュニケーションスキルがちょっと足りなかったと考えて、ソーシャルスキルトレーニングに力をいれる

E 学校がおかしいから不登校の子がうまれる。不登校になった子は心優しく感受性が強いいいものをもっている子たちなので、その  子たちの良いものを伸ばして、学校にいっている以上の教育を与える。(例 師友塾 実際にいってどうなのかはわかりませんが、そういう主張をされています)

大きくわけると以上のような感じで、でも実際には完全には分類しきれず、それぞれの指導者の考えや個性やいろいろな条件に左右されるようです。関心ある人はこんな違いがあるのだと思って、見学されるとよいでしょう。

実際には小さいフリースクールは経営難のことが多く、そのためもあって継続して安定してやっているところは何かほかのことと一緒にやっているところが多いです。特に通信制の高校と一緒になっているところは多いかもしれません。いくつか有名なフリースクールをあげておきます。(有名だからいいということではありませんが)

東京シューレ

星さ学園グループと星さ中学

東京大志学園

YMCA

 

<いろいろなネットワーク>

登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク

フリースクール全国くネット

不登校の子どもの権利宣言を広めるネットワーク

親の会

 

<行政にのぞみたいこと>

学校が合わなかったらつらかったら、さっと見切りをつけて、すんなり他の学校にいけるようになれば、こどもたちは今よりずっと幸せになれるのにと思います。現状ではフリースクールを選択した場合の親の経済的負担は相当大きいので、この点が解決しない限り、なかなかそういうふうになるのはむずかしいと思います。

「フリースクールへ公立学校に通っていると同じ程度の経済的負担でいけるようになりますように」と書いておきます。

さもないとぎりぎりまで公立学校にこだわって自分をおいつめていくか、フリースクールにいくこともできずにひきこもりになるかしかなくなり、義務教育内容を満足に受けないまま大人になる人たちが今後ますます増えていくことでしょう。

行政も適応指導教室をもうけたり、不登校対策をしているところは多いようですが、この内容が果たしてどうなのかということと、そもそも通えない子どもへの対策が今後もっと求められると思います。週一回適当な人が訪問して、一緒に遊んだり学んだりでかけたりして過ごしてあげるなどの道があるとずいぶん違うように思います。

※それをやっているところが民間であることはあります。東京家学・関西家学です。(評判を聞いていないので、おすすめしているわけではありませんが、こういう取り組みは今後ますます必要とされるだろうと思います) 

<おわりに>

「学校がよくない社会に未来はない」と思っています。私たちのある種あこがれでもあるドイツでも、学校は日本とは比べ物にならないちゃんとした教育が保障されているそうです。

「学校をひどい状態で放置していて、決して希望のもてる未来はこない」と思います。

明治維新の改革は(明治維新が何もかもいいというわけではないですが)、幕末の寺子屋の存在があったからこそと思います。新しい時代のためにぜひ新しい教育の場を作れたらと願います。

追伸① 公的な発表でも、不登校のこどもは平成23年度11万人台です。(うち中学9万人小学校2万人)別室登校しているこどもやフリースクールに通いながら出席認定を受けている子どもも少なくなく、この場合人数にいれていないかもしれません。だとするとこの数の何倍かはいそうです。

追伸② 不登校状態になるとすぐ「カウンセリングを受けてください」とか、「発達障害ではないか」とか「精神的な病気はないのか」とか、「家庭に問題はないのか」という方向に学校現場では話がいきます。そういう視線が学校で浴びせられることが、不登校の道を歩みだした親子をさらに傷つけ苦しめます。専門的な対応が必要なケースもあるかもしれませんが、そうでない場合もたくさんあります。学校のあり方が、日本はきわめて特殊な状態になってしまっているのだということへの理解が、学びの場はもっとたくさんあっていいのだ・それが世界の流れなのだという理解が大きく広がっていくことを願います。

追伸③ 「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会」と「全国子ども交流合宿」というものが毎年夏に行われていて、今年はもうおわっていますが、いってみる価値のある大会です。


 

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第6回シューレ大学国際映画祭と映画「不登校なう」

2013-08-01 21:25:46 | 子どもをめぐる疑問

前ぺージの続きの気もちで書きますが、第6回シューレ大学国際映画祭が、8月23日~25日までシューレ大学特設シアターで開催されるそうです。

テーマは「生きたいように生きる」HPです。

原一男監督の最新作「命てなんぼなん?」とか「ベアテ・ゴードン」とか湯本監督の「わたしたちは忘れない」とか社会に対する明確な視線をもった映画祭のようです。

そしてそこには、不登校を経験したこどもたちによる自主制作映画「不登校なう」も上映されるそうです。こちらです。

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不登校を考えるその1「日本にしかない言葉。。。不登校」

2013-07-29 09:04:46 | 子どもをめぐる疑問

久しぶりに教育の話題です。

深刻すぎる日本の教育、「もう終わっているんじゃないか」と思われるその現実を前に、なかなか書く気にもならなかったのですが。。。

 

先日シューレ大学の朝倉さんのお話を聞くことができました。

その中で印象に残っているのは、「不登校という言葉が海外にないかと思って聞いてまわったけれど、どうもないみたいだ」というお話でした。

ヨーロッパでいうと、国がつくったひとつのカリキュラム(学習指導要領)ですべての学校(公立も私立も)をしばろうということがそもそもなく、「学びの場はいろいろあるのがあたり前。ひとつの教育であわなかったら他の教育の場を探すのはあたり前」という空気だそうで、不登校という言葉のニュアンスを伝えるのはきわめてむずかしかったそうです。   

                      

フリースクール東京シューレのHPです。 以前にテレビでも放送されていて、少しは聞いていたのですが、じかに東京シューレの関係者のお話をいろいろ聞くことができ、この方たちの活動は半端じゃないものがあり、未来の教育を切り開く力ともなるかもしれないと感じ、このブログに久々に学校のことを書くことにしました。

もし関東圏で学校のことで悩んで追い詰められた気持になっているお母さんがいたら、こちらをぜひ一度訪問してみてはと思いました。

あまりに大きすぎる学校の問題を今改めては書かないのですが、公立学校に行かないとしてさてどこに行くかの選択肢が貧困であるがゆえに悩みをより深刻にしているのかなと感じます。

そこを打ち破ろうとする大きなものを東京シューレの活動には感じました。

追記

「もう終わっているんじゃないか」と感じるのは、政府や文科省がやろうとしている学校にもなっていないという感じがあるからです。

企業に役立つ人間、学力テストでいい成績をとる人間、上の人にさからわない人間、できれば軍隊に連れて行ける人間。。。そういう人たちを教育の場で作り出したいという意図がやはり上の人たちにはあると思いますが、そういう意図とも違うところで学校は変化していっているという感じがあります。

ずっと小山内美恵子さんが金八先生シリーズを書き続けてこられました。本当によく時代をとらえて公立中学校に生きる先生と生徒を描き続けてくれました。でももはやドラマが描くことのできないような空間になっていると感じます。

「中学校時代というのは本当は最高の時代なんだけど、今は最悪の時代になってしまっている」と元中学教師で金八先生のモデルとも言われている三上満さんが語られるのを聞いてから数年がたちました。

公立中学校が今どうなっているのかということは、もはや誰にも正確には語れなくなってしまっているように思います。もはや内部から学校を変えるなんてことはできないのではと思ったりします。

とはいっても現役の先生たちによる夏の研究集会もいろいろあります。こういうものの中で、「先生からみた学校」の風景と「親からみた学校」の風景が一致して、心から親としても納得して先生たちと一緒にやっていけるものがあるのなら、まだ変えていく可能性がないとはいえないとは思います。あるでしょうか?ないでしょうか?こちらをみてみてください。 

私としてはこちらに注目しました。教育科学研究会による夏の研究集会8月9日~11日(大阪にて)です。

 

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菊池省三先生!!

2012-07-16 23:37:11 | 子どもをめぐる疑問

今日のテレビで北九州の小学校教師 菊池省三先生の教育のドキュメンタリーをやっていました。

今の教育の問題はこのブログでもそれなりに書いてきましたが、菊池先生の教育は私には「必要にして十分な教育 理想の教育」と感じました。こまかい内容は時間がなくかけませんが、これをみたことは私にはかなり強烈な印象だったので、忘れないうちに先生のお名前を書いておきます。

うれしいことに、菊池先生に学ぼうという教師たちの輪が増え続けているらしいということです。

今後に注目したいと思います。

先生のお名前で検索すればいろいろ情報が出てくると思います。東京でも先生を講師に迎えての会もあったそうです。

http://asunokyosi.exblog.jp/i0/

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中学生の自殺

2012-07-11 08:13:59 | 子どもをめぐる疑問

今ニュースで問題になっている大津の事件については、書く言葉もありません。絶句するようなことが次々に出てきています。

10月のことが今問題になって出てきているのは親が頑張られたからこそで、闇に隠されている事件が他にもたくさんあるということを一言書いておきます。

私が避難しようと思って回っていた、自然に恵まれたのどかな雰囲気の小さな自治体でも中学生の自殺があったことを聞き驚きました。正確にいうと誰からも聞かなかったのですが、自分でたまたまネット上でみつけ、聞いて回ったらみんなそのことを認めたという感じです。具体的なことは誰も語らない おそらくは調査もされていないか、されても公表されていないのだと思います。

今数字がでませんが、昨年若い世代の自殺者相当の数が出ています。中学生の自殺は絶対に異常なことです。

何があったのかすべてのケースで徹底的に明らかにしてほしいです。

個々のケースの問題をとことん明らかにすると共に、そもそも今の学校教育がどうなのか、新学習指導要領はどうなのかという視野ももってほしいです。

☆テレビ・マンガ・ゲーム子どもを取り巻く文化の状況もとても気になります。

 

 

 

 

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映画「“私”を生きる」

2012-04-29 23:30:57 | 子どもをめぐる疑問

 教育現場の自由と民主主義を守るために,私を貫く教師たち

「“私”を生きる」という映画があるそうです。

2010年/日本/2h18/プロジェクター上映
監督:土井敏邦『沈黙を破る』
配給:浦安ドキュメンタリーオフィス=スリーピン
(C)土井敏邦

公式HPはコチラです。予告編はコチラです。

2010年の映画ですが、東京は1月14日から渋谷オーデイトリウムを皮切りに、神戸・神奈川・大阪で劇場公開されたそうです。

このあと名古屋シネマテークで 5月26日~6月1日

京都シネマで6月16日~6月29日に劇場公開されるそうです。(自主上映も受け付け中とのことです)

裁判の判決に合わせての劇場公開だったようですが、その後の広がり具合をみると「今まさに必要とされている映画」なのだろうと想像します。

まだ観ていないのですが、機会をみつけてみてみたいと思います。

追記

今学校を変えるために何が一番重要なのかと思うのですが、「自由と民主主義のある学校にする」ということが一番大切なように思えます。100マス計算の悪口を先日書きましたが、もし教え方を先生たちが自由に研究して実践していくことができるなら、100マス計算は自然に減るのではと思います。逆に今後100マス計算の問題点が明らかになって「100マス計算がいっせいになくなる」ようなことになったら、そういう状況はやっぱり問題だと思います。

それに「私を貫く」ということは、うまくいえませんが、やっぱり未来を開く鍵なのだろうと思います。例えば、「今の学校は問題だ」と思うお母さんたちの中でも、その思い方はそれぞれ違うので、自分だけの思いを大事にできるかとか、ひとりひとりの違いを大切にしあっていくことができるかどうかが、きっとすごく大事なのだろうと思います。 

 
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学校選択性を考える

2012-04-22 06:42:03 | 子どもをめぐる疑問

自治体によって、学校選択制をとっているところがあり、そのあり方も違います。

学校のことは、自治体が決められることはそれなりにあるのだということを思い出させてくれます。

この学校選択制ですが、現在ある学校選択制は比べようもないものを比べさせられる選択制という気がして、無駄な労力を費やされるばかりという気がします。

例えば見学にいって、「その学校の雰囲気とか校長先生の姿勢とかがいいな」と思って選んでも、公立学校は異動によりいつ変わるかわかりません。

「友達と一緒がいい」と選んでも、その友達関係は変わっていくので、どうなのかなと思います。そもそも友達と一緒がいいという願いは選択制がない方がかなえられやすいということもあります。抽選で落ちて結局バラバラになんてこともあります。

結局規模が大きいか小さいか、距離くらいしか変わらないものはない気がします。(クラブとか部活とか地域の人たちの応援態勢とかの違いはありますが)

☆私は、もし選択制をとるのなら、もっとひとつひとつの学校が個性を出せるようにしてほしいと思います。

例えば授業時間が長い学校・短い学校とか、「100ます計算はやらないで算数を教えます」という学校とかがあったらと思います。

そして個性を出したからには、教職員の異動も減らして、その個性をある程度長く維持できるようにしてほしいです。

☆今の選択制の問題点は、人気になって定員を超えると抽選になってしまうということがありますが、これはなんとか考えてほしいです。「選択させておいて抽選にする」という制度のために、親も子も翻弄されてしまいます。もし選択制をとるのなら、学級定員の枠も柔軟にして希望者はとにかく全員受け入れて、教員の補充で対応してほしい気がします。

 

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自治のある学校

2012-04-21 16:24:04 | 子どもをめぐる疑問

人権ということを考えた時に、自治というのはとても大事と思います。

昔の学校は、形だけだったかもしれませんが今より子どもの自治があったように思います。

学級会の時間とか帰りの会の時間に、学級委員や日直さんが前に出て司会・進行をして、話し合いをしていたように覚えています。

「クラス目標を決める」とかその日にあったトラブルについて話し合うとか、そんなささやかなことだった気がしますが、「自分たちの問題は自分たちで話し合って決める」という姿勢は伝わった気がします。

いつからそれがなくなってしまったのか、わかりませんが。。。

フランスの学校を描いた映画「パリ20区 僕たちのクラス」を観たことがありますが、自治のシステムが日本とはレベルが違っていることに驚きました。

日本で言えば中学~高校位の学校を描いているのですが、例えば、成績を決める会議に、生徒代表が参加できるとか、退学になるかどうかを決める会議に本人が参加できるとか。

それに授業がデイスカッションであることにも驚きました。ヨーロッパでは(すべてかどうかわかりませんが)、授業とはデイスカッションであるがゆえに、少人数学級が必要とされているようです。どうも日本でいう少人数学級とは微妙に違うような気がします。

ヨーロッパ等民主主義の定着している国の教育制度を学んで、求めていくことが必要なのだろうと思います。

 

 

 

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