「原発と映画」プロジェクト準備ブログ

原発に関する映画の紹介をメインに2011年から書いているブログです。

「ムルロアから愛を込めて」に日本語字幕をつけられたそうです

2018-07-22 19:43:02 | 原発の映画(観てないもの・上映情報等)

「ムルロアから愛をこめて Greetings from Mururoa」

フランステレビ France TV  監督 ラルビ・バンシア Larbi Benchiha (53分)

 

南太平洋ムルロア環礁でのフランスの核実験に、放射能について何も知らずに参加したフランス人の若者の数十年後の姿を追ったドキュメンタリーとのことです。

日本語字幕を付けられた方が、ユーチューブで公開されています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=M9tji34uZoQ&feature=em-upload_owner&app=desktop

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 以下のブログでも、映画の内容を紹介してくださっています。

http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/673.html

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大林宣彦監督が原爆を描いた映画『海辺の映画館ーキネマの玉手箱ー」の撮影にはいられたそうです。

2018-07-09 16:35:22 | 原発の映画(観てないもの・上映情報等)

原発の映画ではありませんが、原発の映画のカテゴリーにいれておきます。

https://www.asahi.com/articles/ASL714QKDL71PITB00F.html

朝日新聞の記事より、一部抜粋して紹介します。

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広島県尾道市出身の映画作家でがん闘病中の大林宣彦さん(80)が、戦争と広島の原爆をテーマにした新作映画の撮影に入った。約20年ぶりに故郷が主なロケ地になる。1日、市内の艮(うしとら)神社で、スタッフら約50人と撮影の安全を祈願した。映画は早ければ来春にも公開される予定だ。 

タイトルは「海辺の映画館―キネマの玉手箱―」で、自ら脚本を手がけた。「原爆投下になぜ至ったのか描きたい」と話す。閉館間近の映画館にいた若者たちがタイムスリップ。幕末の日本や中国戦線の現場で死を目の当たりにし、原爆投下直前の広島にやってくるという内容。巡演中に被爆して全滅した実在の移動演劇隊「桜隊」との出会いも描かれるという。

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「第12回被爆者の声をうけつぐ映画祭2018」は7月14日15日です。

2018-07-09 11:55:14 | 原発の映画(観てないもの・上映情報等)

「被爆者の声をうけつぐ映画祭」は、2006年に日本被団協が50周年を迎えたことをきっかけに企画され、2007年に第一回が開催されたそうです。映像や映画での被爆体験の継承を目的にしている映画祭とのことです。

今年の第12回映画祭は、武蔵大学江古田キャンパス(1000席)にて、7月14日・15日に開催されるそうです。

HPはないようですが、ブログとフェイスブックはこちらです。

1000人の会場をいっぱいにしようという大きな取り組みをされているようです。

ブログ https://hikakueiga.exblog.jp/

フェイスブック https://www.facebook.com/hibakueiga

 (以下チラシとブログとフェイスブックよりご紹介させていただきました)

 

主催 被爆者の声をうけつぐ映画祭実行委員会 武蔵大学社会学部メデイア社会学科永田浩三ゼミ

後援 日本原水爆被害者団体協議会 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会 練馬・文化の会

上映される作品は、以下の七作品で、「被爆者の声をうけつぐために」というシンポジウムもあります。

① 「広島長崎における原子爆弾の影響 広島編」 製作 米国戦略爆撃調査団(実製作は日本映画社)  監修GHQ                   

                                    ドキュメンタリー 1946年 82分

    本作品は、被爆直後の惨状を日本人が記録し、今に残る唯一の映像作品です。1946年に完成したプリントが連合国軍最高司令部・GHQ(米軍)に没収されたこともあり、長い間『幻のフイルム』と云われて来ました。その一方で、製作スタッフの機転によって密かに秘匿されたフイルムの一部が、原爆報道ニュースなどに用いられるなど、数奇なエピソードを持った作品です。...

 1945年の被爆直後に撮影を企画し、スタッフを広島に派遣したのは日本映画社(日映)。日映は、昭和15年に戦時体制下でつくられた半官半民の国策映画会社で、国民の戦争協力を鼓舞するために働きました。戦後の日映スタッフは原爆投下を知ると、いち早くその惨状を記録することを企画し、原子物理学の第一人者、仁科芳雄博士に協力を求めます。その仁科博士の要請にもとづいて、文部省に原子爆弾災害調査研究特別委員会が設置され、調査団が編成。この調査団に撮影スタッフが同行して、映画製作が始まりました。いかにも学術調査らしく、生物班、土木建築班、医学班、ニュース及び遊撃班という陣容で挑みます。しかし、戦後の混乱期のためスタッフは、食糧難、移動手段、電力不足などに悩まされながら取材を敢行します。

10月下旬に、長崎を撮影中のスタッフがMP(米兵)に拘束されて、GHQに撮影中止を命じられます。12月、GHQは撮影したフイルムの提出を命じます。が、日映スタッフは、編集してこそ意味のある記録となると主張して、これが受け入れられ、米国戦略爆撃調査団の委託という形で製作が再開。中止となっていた長崎での再撮影も認められます。

作品は1946年5月に完成。製作や編集への米国側からの干渉はなかったと、スタッフは証言しています。しかし、GHQの命令のより完成プリントをはじめ、未使用のネガフイルムまで含めてすべて没収。米国側に持ち去られました。ところが日映メンバーの機転により、音のないラッシュプリントフイルム一揃いが密かに現像されて、三木映画社の屋根裏に隠されました。

 52年に米占領が解かれると、このラッシュプリントは『朝日ニュース 第365号』(52年)や、亀井文夫監督の『生きていてよかった』(56年)などに使用され、撮影スタッフや、プリントを秘匿した映画人の想いは報われていきます。

 米国に持ち去られたフイルムは21年後の67年11月に日本に返還されましたが、オリジナルの35ミリフイルムではなく16ミリでした。所管の文部省は「人権に配慮」口実に、悲惨なシーンを一部をカットして上映。ノーカット版の公開を求める声が上がったが、文部省は応じませんでした。

 1980年には、米国立公文書館にある記録フイルムを、募金によって購入する10フィート運動が始まります。その運動が購入したのは主に、米国戦略爆撃調査団撮影によるカラーフイルムだったが、併せて『広島・長崎における原子爆弾の影響』も入手され、82年にノーカット版が東京、広島、長崎で上映されました。10フィート運動を引き継ぐ平和博物館を創る会は、96年に日本語のナレーション入りノーカット版『広島・長崎における原子爆弾の影響』を製作しました。

 日本映画社の後継企業である㈱日映映像は、米国立公文書館所蔵のマスター・ポジフイルムより複製して作成された日本語字幕付き35mmプリントから、2010年にデジタル化して『広島・長崎における原子爆弾の影響(完全版)』(164分)をDVDとしました。今回の映画祭では、その中から広島編(82分)を上映します。(有原)

 

②「チャルカ~未来を紡ぐ糸車~」島田恵監督 製作 六ケ所みたい映画プロジェクト ドキュメンタリー 2016年 90分

③ 「灯篭流し Paper Lanterns」パリー・フレシェット監督 ドキュメンタリー 2016年 60分

④ 「愛と死の記録」蔵原惟繕監督 製作 日活株式会社 劇映画 1966年 93分 主演 吉永小百合 渡哲也

⑤ 「白い町 ヒロシマ」山田典吾監督 脚本 新藤兼人 製作 現代プロダクション 劇映画 1985年、103分。

被爆40周年にあたり、『原爆の子』の新藤兼人(脚本)と「はだしのゲン」の山田典吾(監督)がコンビを組んで、平和を願いヒロシマを描いた作品です。スタッフ陣にも「未完の対局」で日本アカデミー美術賞を得た木村威夫、「東京裁判」の編集で芸術選奨に輝いた浦岡敬一をはじめ、ベテランが顔をそろえています。また、主題歌(作詩・作曲・歌)を小椋佳が担当しています。

学童疎開中に広島の原爆で母と姉、弟を失った体験をつづった主婦、木村靖子の同名小説を、新藤兼人が脚色。戦争への怒りを、親兄弟を失った子どもたちに、愛と豊かな心を持たせようとする教師を通して描く。出演は山口崇、菊崎志保、乙羽信子、橋本功など。スチールは中山章。プロデユーサー山田典吾、山田火砂子。

 

 ⑥「SOS こちら地球」62分 河野秋和監督 製作 共同映画系列会議 人形アニメーション 1987年 62分

 ⑦「いのちの岐路に立つ 核を抱きしめた国ニッポン国」原村政樹監督 企画・製作 映画「いのちの岐路に立つ製作委員会」 ドキュメンタリー 2017年 110分 語り 中村敦夫

  110分で、日本の戦後の核政策をまとめた2017年の最新作。
 占領下の報道管制のなか、開催された丸木夫妻の「原爆の図」展覧会、
 ビキニ被ばくの漁船員が語る、いまの気持ち。
 ナレーションは中村敦夫。
 米朝会談後も、くすぶる日本の核配備論など、
 続くシンポでは
 本作の矢間秀次郎プロデユーサをお招きします。
 ぜひ、ご参加を。
 リンクは以下です。

 

 

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「福島は語る」というドキュメンタリーが五月に公開されたそうです。

2018-07-03 15:04:07 | 原発の映画(観てないもの・上映情報等)

「福島は語る」

監督の土井敏邦氏のメッセージ

「原発事故から7年が過ぎました。日本は2020年の東京オリンピックに向けて浮き足立ち、福島のことは「終わったこと」と片付けようとしているように感じます。しかし、原発事故による放射能汚染により人生を変えられてしまった十数万人の被災者たちの傷は疼き続けています。100人を超える被災者たちから集めた証言を丹念にまとめました。その〝福島の声″を、忘却しつつある日本社会に届けたいのです。各地への上映会を企画していただけないでしょうか。」

100人以上の証言をもとに作られた証言ドキュメンタリーとのことです。

8章からなっていて、全章版5時間30分。短縮版2時間51分。

『福島は語る』作品紹介
【全章版】(330 分・5 時間30 分)

第一章 「避難」 (45 分)
「自主避難」をめぐる家族間の軋轢と崩壊、他県で暮らす避難者たちと福島に残る人びととの乖離、
避難生活の厳しさと苦悩に引き裂かれていく福島出身者たち。

第二章 「仮設住宅」 (27 分)
4 畳半一間での独り暮らす孤独感と先が見えない不安。「避難解除」され「仮設」を出ても、大家族
が共に暮らす元の生活に戻れない絶望感。

第三章 「悲憤」 (25 分)
「補償」の負い目と“生きがい”の喪失。「帰村宣言」で補償を打ち切ら
れた生活苦と先の見えない不安と病苦。 “自死”の誘惑が脳裡を過ぎる。

第四章 「農業」 (36 分)
「福島産だから」と避けられる農産物。福島を想いながらも他県産を求め
る自責と葛藤。農家は“農業と土への深い愛着”と、経営破たんの危機の
間で揺れ動く。

第五章 「学校」 (45 分)
差別を恐れ「原発所在地」出身だと名乗れない子どもたち。生徒数の激減
で学校消滅の直面する大熊中学校の教師と生徒たちの闘い。

第六章「原発労働者」(25 分)
下請けの建設会社から搾取される労働者。形だけの「除染」。現場から見
えてくる原発産業の構造。終わりが見えない「廃炉作業」を担う
労働者たちの犠牲は今も続く。

第七章 「汚染」 (17 分)
空気中の放射線量を目安に「帰還」政策進める国。一方で7 年を経
ても「放射能管理区域」以上の土壌汚染が各地に広がる。元「原発
労働者」や民間の測定者が実証する汚染の現実。

第八章 「2つの原発事故」 (16 分)
福島の原発事故の17 年前にチェルノブイリを訪ね、福島と重ね合
わせた詩人、若松丈太郎。原発建設が象徴する日本社会の差別の構
造を読み解く。

第九章 「抵抗」 (34 分)
水俣病と同様に被害を隠蔽し矮小化する国家の体質。福島原発に象徴される根強い「東北差別」と“構造的
な暴力げ。事故の背後でうごめく国際的な原子力推進勢力の存在。それらと闘う反原発運動のリーダーたち
の“抵抗”。

第十章 「喪失」 (42 分)
「帰還困難区域」となった飯舘村・長泥で、家と農地、
石材工場を失った住民。追い打ちをかけるように、将来
に絶望した跡取り息子も“自死”で失う。原発事故で
「人生を狂わされた」被災者の慟哭。

最終章 「故郷」 (18 分)
「住民の一人ひとりの人生全てを知る」故郷。
「汚染されても美しい」故郷。原発事故が福島人に突きつけた“故郷”の意味。

【短縮版】 2 時間51 分
第一章「避難」(25 分)
第二章「仮設住宅」(16 分)
第三章「悲憤」(15 分)
第四章「農業」(29 分)
第五章「学校」(14 分)
第六章「抵抗」(15 分)
第七章「喪失」(41 分)
最終章「故郷」(15 分)
*短縮版での上映も可能
題字 高橋長英

◇公式HPはないようです。

 
◇土井敏邦監督の経歴はこちら
 
◇全国各地での上映会の申し込みの詳細はこちらだそうです。
まだこの作品名が載っていませんが、こちらに申し込めばわかると思われます。

◆基本上映料
1 日 3万円(何回でも上映可入場者100 名まで)*入場者が100 名以上1 名あたり200 円加算
◆監督トーク 有料
*経費につきましては、直接、ご相談ください。
詳しくは、メールで!

ジャーナリスト、記録映画監督 土井敏邦
連絡先:土井敏邦・パレスチナ記録の会 doitoshikuni@mail.goo.ne.jp

8月27日福島フォーラムでの上映、9月9日西宮での上映が決まっているそうです。

 
◇初公開は横浜だったそうです。その場で、御覧になった方がこちらに書いておられます。

https://ameblo.jp/izumin-dreamlover/entry-12375169792.html

◇土井監督は、パレスチナをずっとおいかけてこられたジャーナリストの方だそうで、これまでにフクシマ関係の映画は三本とられています。

新作として「パレスチナからフクシマへ」というDVDも、五月に発売されています。

  新作映画「パレスチナからフクシマへ」DVD完成!【価格】3500円 団体価格 10,000円

 【申し込み先】doitoshikuni@mail.goo.ne.jp (住所/氏名/連絡先など)

9月1日に、これまで十数年、取材してきたヨルダン川西岸のドキュメンタリー映画3部作(ヘブロン/ヨルダン渓谷/南ヘブロン)を初公開されるそうです。パレスチナ国家となるはずのヨルダン川西岸は、今やその基盤が侵蝕され、国家創設の夢は消えようとしています。いったい西岸で何が起こっているのか。これまであまり伝えられなかった西岸の現実を伝える作品とのことです。
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