村山浅間神社の百日紅
神仏習合の聖地 村山浅間神社
富士市に転居して来た二十七年前の秋、樹齢千年の大銀杏を見学するために、
初めて訪れた時には、訪れる人も少なく、見事な銀杏の黄葉が寂しげな
神社と古びた山寺と言った風情の聖地でした。
左手に浅間神社
右手に大日堂(旧 興法寺)
地元の氏子の皆さんが清掃奉仕をしていらっしゃいました!
六年前の大震災で壊れた鳥居等も無事修理が済んで、氏子総代さんも安堵していらっしゃいました。
石垣や階段、灯籠に歴史を感じます。
御神木の大杉
樹齢千年以上とか
昔は修験者がこの場所から富士山に登りました。
今は、観光バスに乗ってやって来た都会からの観光客……
今日は、九月朔日の地鎮祭のお願いに村山浅間神社の宮司様を訪ねました。
御神木に触れて、大樹の大いなる気を頂いているケビンです。
以前はこの大杉の側まで車で行けましたが、観光客の増加に伴って、道路を挟んだ向かいに
障害者用の駐車場と立派な水洗トイレが出来ました。
時代は変わっても、千年もの間、樹は人々の営みを黙って見つめているのですね。