夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

五月が去るとて

2022-05-31 21:12:54 | 日記・エッセイ・コラム

五月が去るとて

 

 五月が去るとて

何を悲しむ。

 

たとえ伏す身といえど

熱き血潮をたぎらせて

生きると決したは

この五月の時では

なかったのか。

 

五月が去るとて

何を悲しむ。

 

この胸に

真白きバラを

押しつけて

進もうと誓いしは

この五月の時では

なかったのか。

 

五月が去るとて、

何を悲しむ。

 

ああ   だがこの若き十六歳を

むかえての

五月が再び、まいらぬと思えば

我胸は涙でむせぶ。

                       矢沢 宰詩集    光る砂漠

病気の為に、21歳の若さで亡くなった矢沢さんが16歳の五月に書いた詩です。

詩集   光る砂漠は、

1970年  青少年読書感想文  全国コンクール高校生向  課題図書になりました。

矢沢君の短い一生と死は、彼の詩によって、その死後に、時間と距離を越えてタンポポのワタ毛が風に吹かれて飛んでゆくよりももっと広い土壌に、信頼と愛の種子を播いた。

そして、なんの縁もなかったように生きてきた人々とを至純な愛と信頼でむすびつけた。      周郷 博   解説文より抜粋

1970年 当時17歳の私も、矢沢少年の純粋な言葉で書かれた詩を読んで、

心に信頼と愛の種子を播かれ、69歳の今もタンポポの綿毛を飛ばしています。

 

 


肩の荷が落ちる!?肩の荷を落とす!?

2022-05-30 11:32:40 | 日記・エッセイ・コラム

             肩の荷を落とす!?

普通の使い方は、『肩の荷を下ろす』

 人生でずっと背負って来た 、所謂『お荷物』を下してやっと一息つく。

    重圧や負担から解放される。

厳しい舅や姑にいびられながらも、長い間介護して来た嫁っ子が彼らの死去に際して心底ホッとして

やれやれ、これで私も、やっと肩の荷を下ろすことが出来ると口にする言葉です。

葬儀を終えて、肩の荷を下した 資産家に嫁いだ同級生は、

「もう私のことを叱る人はいないさ...」と安堵の表情で語っていました。

 

 

               ホタルブクロ             5月29日㈰       自宅庭にて撮影  

   

『肩の荷が降りる』

不安に感じていた物事が解決する。

中々良縁に恵まれていなかった子の結婚式を終えて、親が

心底安心して思わず口にする言葉...?

 

胸をなで下ろす。

心が、穏やか。

  良い伴侶を得て、やれやれこれで少しは落ち着いた生活を送ってくれるだろう...

 

   さて今日の題

『肩の荷が落ちる』と言う聞いたことも無い言葉ですが、

私の造語です。

『肩の荷が下りる』も、『肩の荷を下ろす』も、

『肩の荷』は、好むと好まざるとに関わらず、自分で背負っている事を自覚していると思います。

義父母も子供も自分と無関係ではありません。

自分が来た道。行く道です。

 

  『 肩の荷を落とす』

『肩の荷が落ちる』は、自分が何も知らないうちに、背負う必要性も無いのに

いつの間にか、

【おんぶお化け】の様に

背中に乗っかっていた得体の知れないモノが、

ある日突然ドスンと肩から落っこちる様です。

背負う 責任も義務も無いのに、重圧と負担だけではなく自身の体力気力も奪う【ナニカ】が

まるで今まで魔法にかけられていた様に、消えてしまうことです。

 

       

                        ムラサキツユクサ        5月29日㈰   自宅庭にて撮影

    喜怒哀楽。

苦あれば楽あり。

悩みの無い人はいないそうです。

生老病死の苦。

自分で背負っている事を自覚していない肩の荷

落として気楽にいきましょう!!

 

 

 

  


五月晴れの日曜日富士山麓で

2022-05-29 20:58:27 | 富士山

五月晴れの日曜日 富士山麓で

 

2022年5月29日 日曜日

自宅リビングルームからの富士山

 

 

自宅裏  稲田に映る逆さ富士

田んぼの中には、富士山だけでなく、🐸の子供。

    🐸     オタマジャクシがスイスイ   🐸

親🐸自体が、2~3cm程の小さな🐸なので、オタマジャクシは1㎝位の大きさです。

もうチビオタマジャクシがいると教えて貰って、今年初めての

【オタマジャクシ】だと確認出来るとなんか嬉しくなります!

    小さなオタマジャクシたちの写真はケビン撮影

 

爽やかな季節に相応しい河原撫子の花

 

2022年5月29日㈰

自宅庭にて撮影

     五月晴穏やかな日曜日でした。


株式会社 プラン・ティー富士宮工場 落成式

2022-05-28 20:19:12 | 日記・エッセイ・コラム

株式会社  プラン・ティー   富士宮工場  落成式 

    株式会社 TOKAI  代表取締役社長  小栗 勝男様より祝辞を頂きました。

2022年5月26日(木)

静岡県富士宮市           プラン・ティ ー新工場落成式にて撮影

 

      工場入口にてテープカット

 

 

私も初めて聞く、長男と社長とのエビソード等を楽しく話して下さいました。

今から15年も前に社長が、美味しいお水の納品締め切りに追われて、納期短縮を依頼した時に、

長男が徹夜に継ぐ徹夜で納品してくれたこと。

無理くり間に合わせてくれた時に、息子の目の下に黒いクマが出来ていたこと。

  最初は栄養ドリンクを10本持って来て頼んだ。

また次の日も10本持って来て頼んだ。

「今日は50本持って来ている。」

と言って皆さんを笑わせていらっしゃいました。

冗談でなく本当に50本持っていらして、帰り際にプレゼントしてくださいました。

 

 

機械の起動式

小栗社長の見守る中で、起動ボタンを、押します。

 

清潔な、全自動の最新式工場です。

富士山の美味しいお水が入っているボトルが出て来ました。

 

ご多忙にもかかわらず、ご来賓の皆様のご臨席を賜り本当にありがとうございました。

 

  静岡銀行、富士信用金庫他、色々とお世話になっている関係者各位から

お祝いのお言葉やお花も沢山頂きました。

 

これからも頑張っていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

     小栗社長と話す夫と息子三人

富士山の美味しいお水をお届け致します!!