一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

南アルプスひとり旅(北岳・仙丈ケ岳)④ ……富士山、そして青空の大雪渓……

2017年07月12日 | 南アルプス(北岳・仙丈ケ岳)単独行


7月5日(水)part2

北岳肩ノ小屋を出発し、しばらくしてから振り返る。


ガスが消え、北岳に連なる稜線が見えるようになった。


登山道脇は、お花畑になっている。


なんて素敵な道なんだろう。


小太郎尾根分岐に到着。


なんと、ここからは、富士山が見えた。


「おお~」
と、思わず声が出る。


鳳凰三山も見える。


ズーム。
もしかして、あれは……


もっと、ズーム。
地蔵岳のオベリスクだ~


滑らないように気をつけて下って行く。


しばらくは富士山がずっと見えていた。


いいね~


ここから、大樺沢二俣へ向けて、右俣コースを下る。


初めて歩く道だし、花の多いコースだと聞いていたので、楽しみ。


ショウジョウバカマ、


シナノキンバイ、


ニリンソウなどがさっそくお出迎え。
嬉しい。


驚いたことに、タカネザクラ(ミネザクラ)がまだ咲いていた。


7月に桜に逢えるなんて……嬉し過ぎる。


雪原があった。


アイゼンをつけるほどではなく、ゆっくり慎重に歩けば問題なかった。
それにしても美しい風景だ。


雪原を過ぎると、庭園のような道。


ハクサンチドリがたくさん咲いていた。


嬉しい~


キバナノコマノツメや、


マイヅルソウや、


カラマツソウなどもたくさん咲いている。


タカネグンナンフウロを発見。
いいね~


雪渓の傍まで下りてきた。
青空と雪渓。
見たかった風景だ。


なんて美しいんだろう!


新緑も青空に映える。


大樺沢二俣に到着。


青空と雪渓を楽しみながら下って行く。


なんて楽しいんだろう。


ニリンソウや、


バイケイソウが群れ咲いている。


本当に幸せ!


北岳と雪渓が遠くなっていく。


雪渓の雪はどんどん溶けているので、
この美しさは、今、この時だけのものだ。


その後も、花は次々に現れて、私を楽しませてくれた。






そして、沢を横切る度に、北岳は遠ざかっていった。
さらば、北岳!


広河原に帰ってきた。


広河原からバスで北沢峠に移動する。
明日、仙丈ケ岳に登るためだ。


北沢峠に到着。


「北沢峠 こもれび山荘」に泊まる。


(私と同じ)長崎県出身の小屋番(管理人)さんがいて、
雰囲気が良く、


食事が美味しいと評判の山小屋である。


登山口にあり、
材料が調達しやすいということもあるだろうが、
夕食は本当に美味しかった。




明日は、展望に優れる仙丈ケ岳に登る。
心配は、お天気。
只々晴れることを願って、床に就いたのだった。

この記事についてブログを書く
« 南アルプスひとり旅(北岳・... | トップ | 南アルプスひとり旅(北岳・... »