一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

桜ヶ岡・土器山 ……佐賀県でいちばん低い山と、大展望の山へ……

2011年01月27日 | その他・佐賀県の山
佐賀県でいちばん標高が高い山は、経ヶ岳(1075.7m)であるが、 いちばん低い山はどこかと訊かれたら、即答できる人はそう多くはないのではないだろうか? そもそも何をして「山」と称するのか分からないし、山か丘か判断のつかない無名の出っぱりは無数にある。 そこで、ネット検索してみると、小城市にある「桜ヶ岡」(41m)が、どうやら佐賀県最低峰らしいということが分かった。 名前は「岡」がついているが、 . . . 本文を読む

鶴見岳~内山~塚原越 ……雪山の魅力がギッシリ詰まった縦走路……

2011年01月23日 | 山岳会時代の山行
からつ労山の1月の月例山行は、鶴見岳縦走。 これまで、 まったく雪のない登山だったり、 大雪で高速道路が通行止めになって登山が中止になったり……と、 鶴見岳とからつ労山との相性は、あまり良くなかった。 それがちょっと心配。 さて、今回はどうだろう。 天気は上々。 寒い日が続いているので、まだ雪は残っているかも…… 期待はふくらむ。 参加者は22名。 今年最初の月例山行とあって、ヤル気満々の会員が . . . 本文を読む

映画『 ソーシャル・ネットワーク』……その現場にいるような臨場感……

2011年01月20日 | 映画
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)と聞いて、まず思い出すのは、私の場合mixi(ミクシィ)である。 現在2000万人以上の人が入会しているmixiであるが、私が入会していた2005年頃は、まだ100万人にも満たない会員数であった。 既に入会している登録ユーザーから招待を受けないと利用登録ができないという“完全招待制”(2010年3月1日より招待状無しでも参加できるようになった)で、ユ . . . 本文を読む

鬼ノ鼻山 ……「からつ勤労者山岳会」の定期総会に行く前に、裏山散歩……

2011年01月16日 | 鬼ノ鼻山・聖岳
今日は、私の所属する「からつ勤労者山岳会」の第24回定期総会がある日。 唐津市西城内にある「長崎荘」で、13時から開催される。 この総会で、今年の月例山行の年間スケジュールが決まる。 私の登山の柱ともいうべき月例山行が決定するので、ワクワクする。 今年はどんな山に登ることができるだろう…… 正午に家を出るとして、午前中は少し時間があるので、鬼ノ鼻山に登ることにした。 裏山である鬼ノ鼻山には、まだ . . . 本文を読む

本気の天山! ……こんな天山、見たことない……

2011年01月13日 | 天山・彦岳
今日の休みは佐世保に行く筈であった。 ところが、前日に姉から連絡があり、諸事情で佐世保には行かなくていいようになった。 佐世保に行くつもりで「早朝登山で鬼ノ鼻山にでも……」と思っていたので、急遽計画の練り直しとなった。 さて、どこにするか…… 今年3回目の登山。 まだ天山には登っていない。 〈そうだ、天山にしよう!〉 このところ寒い日が続いており、天山の積雪もすごいようだ。 天山はかなり上まで車道 . . . 本文を読む

八幡岳 ……日本一の高石積み棚田を見ながら歩く麓からのルート……

2011年01月09日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山
昨年の11月28日に、長崎と福岡の皆さんと、天拝山~基山縦走をした時、佐賀県の八幡岳が話題になった。 「山頂まで舗装道路が延びていて、山としての魅力に欠ける」 という意見が多く、佐賀組の平六さんと私はちょっと凹んだ。 ただ、八幡岳に登った人の多くは、池高原から往復した人が多く、麓から登った人はほとんどいなかった。 〈麓から登ってもらえば、八幡岳の魅力に気づいてくれるはず〉 と考えた平六さんと私は、 . . . 本文を読む

映画『瞳の奥の秘密』 ……この作品の前では、誰もが黙り込むしかない……

2011年01月06日 | 映画
エンドロールが終わり、館内が明るくなっても、私はしばらく動けなかった。 それほど、この映画の私に与えた衝撃は大きかった。 すごい作品であった。 派手なアクションシーンがあったワケではない。 目を覆いたくなるほどの残酷なシーンがあったワケでもない。 フィルム・ノワールのようでいて、それとはまったく違う。 話は謎を追ってむしろ淡々と進行してゆく。 だが、ラストに凄い衝撃が待っている。 ……このラストに . . . 本文を読む

2011年の登り初めは「三俣山」 ……雪と格闘し、戯れた、最高の一日……

2011年01月03日 | その他・佐賀県外の山
年末年始はずっと仕事をしていた。 今日(1月3日)が、私にとって今年初めての休みの日である。 本来は仕事をしていなければならない日なのだが、この日は「からつ労山」の仲間との登り初めの日なので、強引に休みを取った。 昨年の1月3日は、くじゅうの星生山や中岳で登り初めをし、 「こんな風景を見ること以上に重要なことなんてあるわけがない」 と叫びたくなる程の感動を味わった。 冬山の醍醐味を存分に堪能した。 . . . 本文を読む