風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

『アイゴ』と言います

2013年11月02日 | 釣りのお話
今回の仕掛けは、遠投浮きを使った『カゴ釣り』でした。

こんな仕掛けで、



沖合30m~40m豪快に飛ばし遠くの浮きを眺めているわけです。

景色何ぞ見向きもしません。
頭の中を真っ白にして、良い景色を眺めてなんぞいません。

目をぎらつかせ、大物が釣れる妄想の世界で浮きの沈みを凝視していたわけです。

でも、その緊張感は長くは続きません
疲れはて、竿を置き他の釣り人を暫し眺め目を元に戻すと、いつの間にか浮きが見当たりませんでした。

あれ?俺の浮き何処へ?とリールを巻くと、

恐ろしいほど強い衝撃が伝わってきたのです。





まな板左右いっぱい35㎝です。

『アイゴ』君と言います。

こいつ、背鰭・腹鰭・臀鰭の棘に毒を持っているツワモノです。


竿を置くと釣れました。

多分、刺身にして喰うぞ!、煮付けにするぞ!と、
渦巻く邪心が仕掛けを通じて魚さん達まで伝わっていたのでしょう。

その後、ひたすら邪心を抑えるのが釣れる秘訣と思い込み浮きを見ないように心がけたのです。

そおしたらさ・・・・。       


                                つづく
コメント (4)
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