お昼前、浦和駅に向かって歩いておりました。
前から気になっていた「七宝麻辣湯」
いつもは昼夜問わず長蛇の列が出来てるのに、
その日は、まだ早いのか並んでいる方が居ませんでした。
辛い酸っぱいの大好きな僕は、これはチャンスと思い暖簾を潜ったのです。
このお店、30種類以上の薬膳スパイスを組み合わせた薬膳スープが特徴とか。
最近お疲れの僕は、漢方薬に身を委ねようと試みたのです。
入るや否や子供のような女性店員さんが「初めてですか?」と問うてきました。
僕はいきなり動揺しながら「初めてです」お答えしたところ、
トッピング計量、麺の種類、辛さ、スープの種類と、いろいろ質問攻撃を喰らいまして、
いろいろ答えたら、やっと銀色のボウルとトングを持ってこちらのショーケースと対峙したのです。

動揺しているので、こんな写真は撮れません。ネットで拾いました。
暫し無言の対面をしていたのですが、後ろから若い女性軍団が現れたので、
全く吟味もしないまま慌てて適当に放り込んで会計をしたところ、1500円近く支払う事となったのです。
相当エネルギーを消耗した後で、席に着き周りを見渡したところ初めて気が付きました。
若い女の子しかいない
お爺さんどころか、男性がいない
紙エプロン姿のお爺さんは、ラーメンが届くまでの時間がとても長く感じました

この写真を改めて見返すと、
パクチートッピング、山クラゲ、キクラゲ、モヤシ。
スープはトムヤムクン、麺はラーメンです。
いつもの日高屋だったら3杯食えるなぁと思いながら、
めちゃ高いラーメンはそれなりに美味しゅうございました。
でも、「ポツンと一軒家」の如く「ポツンと爺さん」は、
薬膳スープの効能より動揺でどっと疲れてしまいました。
おしまい