風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

ローカル電車に揺られ房総半島縦断の旅 後編

2011年06月05日 | 旅行
美味しくお蕎麦を頂いたほろ酔いメンバーは、新田野の駅から、暫し『いすみ鉄道』にゆられました。



日本の原風景、広がる水田を窓から乗り出すように眺める人。
困った顔をして腕を組み、考え込むようにうたた寝をするご仁。
ムンクの叫びのようにお口を開けて寝ている貴方。
思い思いの時を過ごされていましたよ。



絵馬も吊るされていました。




長閑だねえ・・・。


そして、終点上総中野に到着。



小湊鉄道の待ち合わせ時間まで暫しの散歩です。



緑に囲まれた駅舎の隣には、かぐや姫が出てきそうな竹の形をしたトイレがありました。竹や竹の子の産地だからなのですか?


小湊鉄道に揺られ、本日、二つ目の目的養老渓谷駅へ。
黒湯と呼ばれる温泉に浸かるのです。
ところが、日帰り温泉は、泊まり客の都合で、昼間の時間だけだとか。
慌てて、パンフレットを片手にまだ入れてくれる宿がないか連絡を取ったわけだ。
今回、幹事だった僕は大変だったのです。

「もしもし、こちら養老の滝にいるんですがね」と交渉していると、
後ろから、
「養老渓谷駅だよ、飲み屋じゃないよ!」と、指摘して頂きました。

その中で『元祖 養老館』が夕方でも立ち寄り湯出来ますとの事。

しかし、一難去ってまた一難そこまでの足がないことに気がつきました。
歩くと30分かかるそうなのです。
駅員さんに確認するとこの町には、タクシーは2台だけで、仮にタイミング良く呼べたとしても到着まで15分はかかるとの事。
次の、五井までの電車が18:20発なのです。

幹事力尽きる・・ここまでか・・・。と白旗を上げようとしたら、

5人の慌てぶりを観察しておられたのか「秘湯の宿 滝見荘」の送迎の方が乗せていってあげましょうとお声を掛けて下さいました。

違う宿なのになんとお優しい!後光が差しておられました。

『元祖 養老館』の前で下して頂くと、早速お風呂へ



この黒湯の正体は、
古代の草木の成分が地下水に溶け込んでできた冷鉱泉で、モール泉と呼ばれているそうです。
ヨードを含んでいるせいか、うがい薬の様な匂いです。ツルツルのお肌になりました。

お風呂から最後に上がると、
迎えのタクシーまで後5分なのにビールの大瓶が2本用意されておりました。
貴方達、ちょっとでも時間があると飲むのね・・・。

人の優しさに触れ、黒湯に浸かり、身も心も温まりました。
「秘湯の宿 滝見荘」の送迎の方、本当にありがとう。

貴方は良い方だ!僕らは酔い方です


さて、目的を果たした我ら酔っ払いは、小湊鉄道に間に合いました。
夕暮れの田園風景も素敵です

 

中身のぎっしり詰まったローカル電車に揺られ房総半島縦断の旅
最後は、五井の丸ト水産へ



房総産ではないようだけど美味しいお魚を頂きました。


みんな乗り過ごさないで帰れたのかな・・・。


楽しかったねっ
次回お会いできる日を楽しみにしています。   おしまい


コメント (4)
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新緑に包まれた『蕎麦物語 如月一』へ

2011年06月05日 | 旅行
昨年、手白沢温泉を旅したメンバー5人は約束通り京葉線一番ホームに集合しました。
いつも、お蕎麦屋さんを訪ねる時は車なのですが、房総半島電車の旅は初めてです。


わかしお五号が動き出すのと缶ビールのタブを開けたのがほぼ一緒でした。
君達は、相変わらずよのう。
どうやら今回は歩かないのがよほど嬉しいようです。

東京ディズニーランドの横を通過して約1時間20分で外房大原に到着しました。

そこから、『いすみ鉄道』



車両には、ミーがペイントされています。



新緑の長閑な田園風景の中を走ること3駅目『新田野』の駅に到着です。




『蕎麦物語 如月一』の店主が道までお迎えにきて下さいいました。


6月のメニューはね

アスパラとキャベツの浅漬け
茹で加減が絶妙です。

マッシュルームのサラダ
新鮮レタスのシャキシャキ感とマッシュルームが合うね~。

そしてそら豆のピーナツだれ味
鶏肉とそら豆をねお口の中に入れて冷酒をグビっです。

新玉ねぎと、そら豆と小海老のかき揚げ
新玉ねぎの甘さと香りがお口の中に広がります。

そして、メインのお蕎麦の登場です。

そのあと、抹茶の淡雪かんと、エスプレッソを掛けたアイスクリームも頂きました。

皆さま、お気づきと思いますが、写真を撮るのを忘れました
何をしてるのだろうね

飲み気、喰い気が先行してしまいました


店主さん、
癒しの空間と、美味しい時間を存分に味わいました。
ありがとうございました。

酒豪メンバーの房総半島縦断の旅は続きます・・・。  (つづくのさ)

コメント (2)
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