高槻成紀のホームページ

「晴行雨筆」の日々から生まれるもの

最近の動き

2020-12-01 23:06:49 | 最近の動き
2021.1.13 『シカ問題を考える』(2015、ヤマケイ新書)が韓国で翻訳されて出版さた。

2020.12.12 「はけの自然と文化をまもる会」で「 タヌキや身近な動植物と私たちの暮らし」という講演をした。こちら
2020.12.6 「木の実 草の実 たねしらべ」を実施した。こちら
2020.11.17 高尾山周辺のシカの糞分析例 こちら
2020.11.22 「はけの自然と文化をまもる会」で「花マップの調査からわかる玉川上水」という講演をした。こちら


2020.11.12 アファンの森でタヌキの糞のサンプリングをした。



2020.10.10 宗兼明香・南 正人との共同研究である以下の論文が
   「哺乳類科学」に受理された。
    長野県東部の山地帯のカラマツ林のテンの食性
2020.10.2 「麻布大学キャンパスのカキノキへの鳥類による種子散布」が
  「麻布大学雑誌」に受理された。
2020.9.21   石川愼吾氏、比嘉基紀氏との共同研究である以下の論文が
   「日本生態学会誌」に受理された。
   四国三嶺山域のシカの食性−山地帯以上での変異に着目して 
2020.8.30  稲葉正和氏、橋越清一氏、松井宏光氏との共同研究である以下の論文が
   「Mammal Study」に受理された。こちら
   Seiki Takatsuki, Masakazu Inaba, Kiyokazu Hashigoe, Hiromitsu Matsu.
   Opportunistic food habits of the raccoon dog – a case study on Suwazaki
    Peninsula, Shikoku, western Japan
   タヌキの日和見的な食性 - 愛媛県の諏訪崎での事例 -
2020.8.28 日本哺乳類学会特別賞の受賞 こちら 
2020.7.25 鏡内氏との共同研究である以下の論文が「Wildlife Biology」に受理された。
   Kagamiuti, Yasunori and Seiki Takatsuki.
   Diets of sika deer invading Mt. Yatsugatake and the southern Japanese
   South Alps in the alpine zone of central Japan
   中部日本の八ヶ岳と南アルプスの高山帯に侵入しているニホンジカの食性 こちら
2020.5.26  谷地森氏との共同研究である以下の論文が「哺乳類科学」に受理された。
   高槻成紀・谷地森秀二「高知県のタヌキの食性 – 胃内容物分析 – 」
2020.4.25 以下の論文が「植生学会誌」に受理された。
  高槻成紀「2018 年台風 24 号による玉川上水の樹木への被害状況と
   今後の管理について 」こちら
2020.3.25 「津波の来た海辺」が出版。このうち「タヌキも戻ってきた」を
   分担執筆。
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (安田 尚民)
2012-06-26 13:07:17
高槻先生、先日は谷戸沢の環境学習で大変お世話になりました。児童への事前指導が十分でなく、せっかく専門家の方が多数いらしたのに、子供たちに課題意識を持たせることも十分できずもったいないことをしたと思っています。でも、子供たちは貴重だといわれるオオムラサキの幼虫や蛹にじかに触れ、その質感や体温を感じ取りました。座学では決して味わえない体験でした。この場を借りて御礼申し上げます。日野市では程久保エリアに生息しているそうです。エノキの木、探してみます。また、学校のホームページに記事を載せさせていただきました。先生のご発言、引用が不適切でしたら削除します。事後承諾で恐縮ですが、何かありましたらご教授ください。また何かの機会にお会いできることを楽しみにしております。夢が丘小学校 安田尚民
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コメント (高槻成紀)
2012-07-06 22:24:06
安田先生
 お返事がおくれました。当日は楽しい時間をありがとうございました。
文章をよませていただきました。以下の訂正をお願いします。

人間が生活していく以上必ず出てしまうゴミ、それらは捨ててなくなるわけではありません。人間のために壊された自然をもとに戻していく取組の大切さ、そのことを今日の学習を通じて考えてほしいと思います。



人間が生活していく以上必ずゴミが出ますが、それをよそに持って行って捨てるのでなく、自分たちできちんと片付けることがたいせつです。そして人間のために壊された自然をもとに戻していく取組の大切さ、そのことを今日の学習を通じて考えてほしいと思います。

としてください。生徒さんは反応がよくて、うらやましく感じました。ありがとうございました。
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Unknown (安田 尚民)
2012-07-23 20:46:24
高槻先生

お返事をいただきありがとうございました。訂正に時間がかかり恐縮ですが、文章修正いたしました。改めて事後承諾であった件、お詫びいたします。平成22年に先生が谷戸沢の処分場に寄せて書いた文章を読ませていただきました。東京のごみを東京で処理し、そして丁寧な再生プロジェクトを地道に続けていることの意味を考え、先生のおっしゃる訂正の内容を理解いたしました。無責任な自然愛護や安易な共生論に陥らないよう、自分自身戒めて子どもたちと共に考えていきたいと思います。
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青山学院大学 関谷未来と申します。 (関谷未来(せきやみく))
2012-09-06 23:43:38
高槻様

はじめまして。私、青山学院大学 教育人間科学部教育学科4年在籍の関谷未来と申します。

突然の書き込みお許しください。

私は国語科教員になるために、近日、先生がお書きになった「オオカミを見る目」という文章を教材に教育実習を行うことになっています。
先生がこの文章で伝えた「時代や社会の状況によって人の考えや行いは変化しうる」ということについて生徒に実感してもらう上で、さらに、「外来種が在来種の生存を脅かす」ということについて子供たちに考えてもらおうと思い、先生の著書である「野性動物と共存できるか」という本を読みました。自分の生態についての無知さに恥ずかしくなりました。

しかし、ここで、子供たちに考えてもらう内容を変えようかと考え始めました。「いのち」について考えてもらおうと思い始めました。
この本には媒島のヤギの例が書かれており、先生のヤギ根絶策が語られています。媒島の生態を考えてこその苦渋の策だったのではないかと私は思うのですが、ヤギの「いのち」について、先生はどうお考えですか?

島にいたヤギたちが「生きていた」ということには何の罪もないと私は思います。しかし、根絶しなければならなかったのは、すべて人間の責任だと私も思います。
先生はこの策を決断された時どのようなお気持ちでしたか?大変な葛藤をされたのではないかと私は思うのですが、お話を伺えたらと思いまして、大変唐突ですがコメントいたしました。

大変唐突なコメント、質問であること、お許しください。

関谷未来
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鹿の生態について (垣内 )
2017-08-23 22:35:00
こんにちは。
はじめまして 垣内と申します。

鹿の生態を詳しく知りたく、高槻先生の本を購入したのですがネットでは高値で販売されていていますので
書店で購入したいのですが見つける事ができませんでした。
現在はネットでしか購入できないのでしょうか?

そして、鹿の生態以外にも高槻先生の本で鹿を理解できるおすすめ本がありましたら教えていただけないでしょうか。




返信する
関谷さんへの返事 (高槻)
2017-08-30 05:27:29
コメントに気づかずたいへん失礼しました。
 私はなぜこの質問がされたかがわかりません。本の中で私はまさにそのことを書いているからです。
 世界的にみても貴重な小笠原に人が家畜を持ち込んだこと自体が問題です。しかし人が生きて行くために家畜をもちこむことはやむをえなかったことは理解できます。生活を終え離島するときに、その家畜も持ち帰るべきでしたが、当時は生態学の考えもなかったからしかたなかったかもしれません。しかしその結果、島が赤裸になるほど悪影響が出ていることがわかった現在、それを排除するのは当然のことだ、私はそう書きました。
 「罪のない動物」という表現がありますが、私はこの世に罪のある動物などいないという考えです。当然ヤギに罪はありません。逆に関谷さんに質問します。
 あなたは日常的にウシ、ブタ、ニワトリ、魚の肉を食べていますね。これら「罪のない動物」は殺されています。部屋に蚊やハエ、ゴキブリなどがいたらどうしますか?多くの人は殺します。これらは罪のある動物ですか?
 肉を食べ、害虫を殺している人が、明らかに生態系に迷惑をおよぼしている家畜を殺すことをとりあげて「かわいそうだ」というのは明らかな自己矛盾です。
 私にはそのレベルでの葛藤はありません。しかし人が生きるということが、他の生き物の命を奪わなければならないということ自体には深い葛藤があり、それについての解は永遠にないだろうと思います。
返信する
垣内さんへの回答 (高槻)
2017-08-30 05:30:49
「シカの生態誌」のことだと思います。アマゾンのサイトをみたら15,000円くらいの値段でおどろきました。低下は半分くらいです。東京大学出版会に直接申し込めばもちろん低下で入手できます。
 ヤマケイ新書の「シカ問題を考える」は1000円以内です。
返信する
お詫び訂正 (高槻)
2017-08-30 05:34:02
垣内さんへの回答の中で「定価」をあやまって「低下」と書きました。
返信する
ありがとうございます。 (垣内)
2017-09-07 21:03:46
高槻先生へ

お返事いただきありがとうございました。
早速、申し込みをいたします(*^^*)
「シカの問題を考える」も購入いたしますねっ。
返信する
タヌキについての作品を作ってみました (曽根)
2021-08-24 12:18:58
コメントでご連絡差し上げるべきことか、迷ったのですが、ご連絡先が見当たらずこちらにて失礼いたします。
実は先生の著作、『タヌキ学入門. かちかち山から3.11まで 身近な野生動物の意外な素顔』を拝読し、そこから創作をスタートした作品です。高槻先生にぜひご鑑賞いただきたく、ご案内いたします。
「見えない存在」にされているタヌキと本当は街で共存している私たち人間との関係を考える作品になっています。
現在、無料で公開中です。きっとお楽しみいただけると思います。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐以下公演詳細----------

「身体を劇場にする」をテーマに音響演劇(Audio Theater)を制作するPawonsより新作『マミマニア』公開のお知らせです。
コロナ禍で劇場に足を運ぶことが難しくなったことを受けて、劇場とはなにか、と考えるようになりました。このモチーフから、「身体を劇場にする」をテーマに音響演劇を制作するユニット、Pawonsを2020年3月に結成し、この度新作『マミマニア』が完成しました。
この作品は、参加メンバーたちが昨今の時事的な問題に向き合い話し合うことで創作されました。作中の声は全て、タヌキのごとく様々な役に化けたひとりの俳優によるものです。また、多彩な空間を音響効果を駆使して作り出しています。この作品ならではの醍醐味は、俳優により語られ聞こえてくる内容・歩いている自分のからだの感覚・目の前に広がる風景が一致したりずれたりして、感覚や思考になにかが起こる瞬間です。なにが一致しずれるのかは歩く場所やそのときの視線・感覚によって変わるので、ゲームのように色々なプレイが可能です。まずはいつものなじみある道から、それから行ったことのない道や場所で、ぜひ楽しんでいただければと思います。

* * * * *
『マミマニア』
チケットお申し込み:https://mamimania.peatix.com
公開期間:2021年8月7日(土)18:00 − 9月5日(日)23:59
上演時間:55分間
無料
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|視聴にあたって
・街を歩きながら鑑賞する作品です。交通安全に気をつけてご視聴ください。
・ノイズキャンセリング機能オフでの視聴をおすすめします。

|Pawonsとは
稲継美保、櫻内憧海、曽根千智、額田大志、朴建雄、針貝真理子によるユニット。2020年3月、結成。「身体を劇場にする」をテーマに、多様な聴者がそれぞれの場所で独自の上演空間を立ち上げられるような音響演劇作品のリサーチ、制作を目的としている。京都市文化芸術活動緊急奨励金の助成を受けてパイロット版『公園』(2020)をリリース。本作は2作目となる。
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