隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

学ぶ 27課 『大アマゾン展』

2015年05月20日 | 学ぶ

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第27回は、『大アマゾン展』をお送りします。

 


ブラジル・アマゾン川流域に生息する生物の多様性をテーマにした展示会『大アマゾン展』へ行って来ました。


アマゾンを総合的に紹介する催しとしては、過去最大級なので『“大”アマゾン展』と名付けられているようです。


見に行きたいと思ったのは、勿論去年の4月にブラジル旅行⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/6ebf2f6cc892ae58d6621e7ec9ee293c をして、アマゾンの自然に触れているからです。


会場は、上野公園内にある「国立科学博物館」。「国立科学博物館」に行くのは、実に久しぶりです。


重厚な建物と脇に置かれた巨大なシロナガス・クジラの模型が出迎えてくれます。

 

 

『大アマゾン展』は、常設展入館口からではなく、脇の特別展入館口から入ります。


『大アマゾン展』の入館料は、1,600円。料金には、常設展の入館料(620円)も含まれています。


「地球館」地下1Fにある特別展入口にエスカレーターで降り、『大アマゾン展』の会場に入ります。


会場は12の展示エリアに分かれています。最初は太古の南米大陸に生息していた生物「翼竜・魚類・植物・昆虫の化石」の展示です。


2番目のエリアでは、アマゾンに約420種存在していると言われている「哺乳類」の内、カピパラや、アリクイ、ナマケモノなどアマゾン固有の哺乳類を紹介しています。


残念ながら、展示されているのは全て剥製です。アマゾンで、本物のナマケモノを間近で見ている⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c12b07b7ff204d11a61d622f56f714a ので、その可愛さは剥製からは伝わってきません。


3番目のエリアは、アマゾンに約1,800種の「鳥類」が存在していると言わていますが、世界最大のインコ類のゴンゴウインコなどのカラフルな鳥からコンドルやハチドリなどアマゾン固有の鳥たちを紹介しています。


4番目、5番目のエリアは、「爬虫類・両生類」、「昆虫」です。会場内にはアマゾンのジャングルを模したコーナーもあります。


6番目の「ジオラマ」のエリアでは、アマゾンのジャングルで見ることができる板根や絞め殺しの木など、アマゾンの森を体感できます。


7番目のエリアは、「アマゾンカワイルカ」。


8番目の「魚類」のエリアでは、アマゾンに3000種類以上存在していると言われる魚類の内、世界最大の淡水魚ピラルクー⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d476fb6d6339925518b365bc420edd64 などを紹介しています。


9番目、10番目、11番目のエリアは、「菌類」、「水草」、「先住民の装飾品」の展示です。これらのエリアは、あまり興味が湧きませんでした。


そして最後、12番目が「アマゾン体感!4Kシアター」です。ここでは、横8m、高さ4.2mの大型スクリーンに超高精細の4K映像で、アマゾンを体感出来ます。


約13分の上映で、「アマゾン河の二河川合流地点」など迫力ある映像を楽しみました。


ただ、この「4Kシアター」を最後に持って来るのではなく、最初に体験できる様にすれば、後の展示への理解がより深まるのではないかと思いました。


全体を見終わって、確かに『“大”アマゾン展』の規模ではありますが、展示からは“リアル”なアマゾンを体感することが出来ないのが残念です。


「4Kシアター」を観終わった後に、現地から空輸されてきたピラニアなどの魚が泳いでいる水槽がありましたが、迫力不足です。


もう少し“リアル”な体験ができる展示会だったら、アマゾンの魅力をもっと知ってもらえるのではないでしょうか。


「日本館」「地球館」の常設展の展示を観るのは次回にして、「日本館」B1Fの“THEATER◎360”を体験して来ました。


“THEATER◎360”では、直径12.8mのドームの内側すべてがスクリーンになっていて、その中のブリッジに立ち、映像を観ることが出来ます。


5月の上映は、「恐竜の世界」と「海の植物連鎖」の二本。上映時間は約10分でした。


天井やブリッジの下まで、360度がスクリーンになっているので迫力はありますが、「4Kシアター」を観た後では、映像が粗く感じてしまいました。


尚、『大アマゾン展』の会期は、6月14日(日)までです。又、「国立科学博物館」は、毎週月曜日が休館ですので、ご注意下さい。

 


=== 「学ぶ」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/f5db9e9e6a9e758b72bc946d007772f7

1~15課  省略

16課 2014/6/10 『常熟高新技術産業開発区投資説明会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0a44e09b780331875074427d1f08f761

17課 2014/6/30 『ジャン・フォートリエ展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49885bdcf72720bfa5d482cf6bddd14a

18課 2014/7/26 『2006年W杯出場国中国語表記』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1266fc54f7dd1014728f5d2c10a4c84b

19課 2014/8/26 『安楽死問題を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20809e396f98161369120afe67baab0e

20課 2014/9/7 『文京区謡曲大会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/039ff12bae982d4c9a2638e729197452

21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

22課 2014/10/6 『中国高速列車の命名権販売を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b3e7fa9afa1426a5f29bb4976b726434

23課 2014/11/20『「冬のソナタ」から10年-いま「韓流」を考える-』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e2c87911a74a2203cde18b5a8ea9e5e

24課 2015/1/13 『ウィレム・デ・クーニング展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d52bf5d80239fc94dd637e9a935d0c

25課 2015/2/4 『カジノパーティー』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0950d51ea500bb3dd4c8923297ef32f2

26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』


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