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【9日目:4月17日(木)】 『水上レストランと大鬼蓮』
今回の記事は、『水上レストランと大鬼蓮(オオオニバス)』 です。
ブラジル旅行9日目、マナウス滞在3日目は「アマゾン河」の支流「ソリモインス川」に浮かぶフローティングハウスでの上で、“ピラルクー釣り” と “タンバキ餌投げ” を楽しんだ後、再びキィーニョのモーターボートに乗り込みます。
フローティングハウスの前には、川の中から上部が1/3ほど出たサッカーのゴールポストが見えます。 6月末~12月の“乾期”になり、川の水が引いて地面が現れたら、フローティングハウスの住人達がサッカーを楽しむそうです。
モーターボートは、スピードを上げて、「ソリモインス川」の上流に向かいます。走るボートの中で「セアザ港」の軽食スタンドで買った缶ビールを飲みます。
まだ小雨が降っていますが、一番前の席に座っている隊長には、前から来る風が心地よく感じ、景色も最高で、至福の時です。
ボートは、「ソリモインス川」のさらに支流に入り込みます。周囲は、風の音以外は、物音は全くせず、時折 野鳥や猿の鳴声だけが聞こえます。
“ボチャン”と音がして、音の方向を見ましたが、何も見えません。船長(船頭)のキィーニョによると、イグアナかカメレオンが樹から川に落ちた音だそうです。
11:30に、先住民が生活している、別のフローティングハウスに着きました。ここでは、“ナマケモノ”や“ヘビ” “ワニ”を飼っていて、観光客に抱かせて写真を撮らせ、R$1~R$2(50円~100円)のチップをもらい生活しています。
早速、義兄が“ナマケモノ”を抱かせてもらいました。ナマケモノは、人間に抱かれても暴れることもなく「なすがまま」です。
ヘビを首に巻きつけて写真を撮れますが、さすがに、それは遠慮しました。
雨が強くなって来たので、再びボートに乗り込み、水上レストランに向かい、11:50に到着。ここのオーナーも、甥のS君の20年来の知人です。
バイキング方式の水上レストランで頂いたのは、パスタに “Feijoada(フェイジョアーダ)”、飲み物はブラジルで最もポピュラーなビール “SKOL(スコール)” を1缶。
“フェイジョアーダ”は、黒人奴隷が農場主の残した牛肉や豚肉のおもに骨のついた部分や、耳やスネ肉の部位を、黒豆と煮込んで作った栄養価の高い伝統料理です。現在では、ブラジルの一般家庭で頻繁に食べられています。
料金は、ランチがR$20(1,000円)、ビールはR$5(250円)でした。
我々の隣の席からは、フランス語が聞こえて来ます。フランス人の観光客かと思ったら、南米の「フランス(仏)領ギアナ」からとのこと。中南米の国々の公用語は、ブラジルのポルトガル語以外は、すべてスペイン語ですが、「仏領ギアナ」だけはフランス語だそうです。
食事中の「仏領ギアナ」の観光客が、突然川の方を見て叫びました。隊長も川を見ましたが、何も見えません。“川イルカ”が泳いでいたそうです。
食後は、隣接している土産物屋(レストランのオーナーが経営)で、土産物選び。ここの先住民の従業員達もS君の知り合いで、久しぶりに訪れた彼と抱き合っていました。
買い求めたのは、木彫りの可愛い先住民がカヌーを漕いでいる人形と、綺麗な色のオウムの人形です。
まだ雨が降り続いていますが、「イグアスの滝」で重宝した合羽(カッパ) ⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/617368fd5fc5dfe26bfe49970de226a3 を着込み、土産物屋の裏手のジャングルの中に入ります。
簡素な木の橋の上を5分ほど歩くと「オオオニバス(大鬼蓮)」が群生している場所に到着しました。オオオニバスは、アマゾン河原産のスイレン科の水生植物で、直径3m以上になる大きな丸い葉が特徴です。
他の観光客もここまでは訪れて来ません。周囲は、物音は全くせず、時折 野鳥や猿の鳴声だけが聞こえます。
川に突き出た東屋(あずまや)には、巨大な“アリ塚”が出来ていました。
* 続きは『9日目:ピラニア釣り』で *
(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)
===「ブラジル周遊記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/6ebf2f6cc892ae58d6621e7ec9ee293c
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